二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

国宝「曜変天目」展示中!「珠玉の香合・香炉展」@静嘉堂文庫美術館

2017-06-30 11:41:38 | 二子玉 & 多摩川 生活・文化


二子玉川の静嘉堂文庫美術館で 
かおりを飾る 珠玉の香合・香炉展 (2017年6月17日~8月13日)が開催中。内覧会に参加させていただきました。

「国宝 曜変天目」(稲葉天目) も全会期中特別公開されます。
NHK びじゅチューン 曜変天目ディスコでもおなじみ、世界に3つしか現存しないお宝  
6月4日まで上野の国立博物館「茶の湯展」で展示、ポスターにも使われていましたね 静嘉堂ではゆっくり見られます♪
今年から「ぐるっとパス」も使えますので 地元のかたもそうでないかたもぜひこの機会に~~

「珠玉の香合・香炉」展は 茶道具のなかでも人気の香合(香をいれる合子)約250点より、名品約80点を精選して公開。
このような茶道具を中心とした展覧会は 二十余年ぶりだそうです

かのマリー・アントワネットも日本の巻絵や香箱をコレクションしていたとか。
音声ガイドのポスターに 「まぁ!」と思わず声が出そうな逸品ばかり、とありますが ほんとにかわいい茶道具たちでした。


野々村仁清作の香炉も2点展示されています。
一見、香炉とわからないけれども香の煙がでるように穴があいているのですね、実際に香をたいたところを見てみたいものです 

野々村仁清作「銹絵白鷺香炉」

きらきらな、法螺貝の香炉。

野々村仁清作 重要文化財 「色絵法螺貝香炉」 江戸時代 17世紀

うずらや猫、、ここら辺、個人的に好きでした

左:彩色備前鶉香炉 江戸時代 18世紀 
右:俵に猫香炉

左:狸の香合と作品を収める付属品


青磁香炉 南宋時代(12~13世紀)


吉野山蒔絵十種香道具 江戸時代(18世紀)


江戸の末にできた「形物香合相撲」 
名古屋周辺のお道具商が作ったと伝わっている香合番付。
現在、静嘉堂文庫美術館ではこの番付中にある「形物番合」のうち、35個を所蔵し、本展では32個出品しています。ランキングってついチェックしちゃいますね、照らし合わせて見られて楽しかったです


そしてスペシャルゲスト?の 国宝「曜変天目」(稲葉天目)は今回はあえて 高さ70cm の低い台に出して 車椅子のかたやお子さんでも中がよく見えるようになっています。


近影はできなかったので 購入した絵葉書より。神秘的で綺麗です
最近なにかと話題なので じっくり鑑賞しました


期間中ワークショップや 講演会、ゲストトークもあるのでサイトをご参照ください  


※美術館の許可を得て撮影しております。


かおりを飾る 珠玉の香合・香炉展
〒157-0076 東京都世田谷区岡本2-23-1 静嘉堂文庫美術館
会期:2017年6月17日(土)~8月13日(日)
休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間:午前10時~午後4時30分(入場は午後4時まで)
※7/1(土)~8/13(日)開館時間を延長いたします。
午前10時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※団体割引は20名以上
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