利尻・礼文島～３日目～

という訳で、３日目の朝を利尻で迎えました。
最初は礼文島に行くつもりはなかったのですが、
色んな人の日記を読むと礼文島に行かないだなんて
旅人じゃない！的な事が多々書いてあるので、滞在時間３時間ですが
礼文島に渡る事にしました。礼文島では宗谷バスの定期観光バスを利用します。

鴛泊港　13:00　→　香深港　13:40

宿をゆっくり出発し港までのんびり歩きます。。。が、雨。
ホームセンターに立ち寄り、傘を買ってやっぱり今日も寒いので
ダウンを着込みます。

港のそばのペシ岬に登ってみました。







これがまた途中から登山か？！って思うほどのガレ（でも人工）
手すりを掴みながらじゃないと怖い。そして、煽られるほどの強風。
頂上でお会いする人との会話は、こんなつもりじゃなかった。。。
すれ違う人とも、この先、どうなっているのですか？
結構、タイトですよ～ですよってな会話でした。。。


ちょっと小腹も空いたんだけど、港では海鮮丼ばかり。。。
もう飽きたので、土産物屋で昆布を買って食べてました。
これまた美味しかった。



衝動的に買ってしまった帆立卵。
家に持って帰って大事に食べました。
お取り寄せしたいんだけど、検索ヒットせず。



礼文までの船内では、お隣に座った夫婦が兵庫から来たとの事で
一旦、東京に立ち寄ってスカイツリーを見てきたとの事。
旦那さんが定年退職を迎えたとの事で、時折、夫婦で各地を
回っているそうです。。。


さて、礼文島。噂の桃岩荘の出迎え、やってました。





宗谷バスの定期観光は、スカイ岬、スコトン岬、桃岩展望台と回りました。


が！


とにかく寒いし、風が強いしで、外にいられないんですよ。
写真を撮ろうにも、カメラを支えきれず。散策しようにも
寒くてたまらない。。。









なんか、こう、なんだかなぁって感じでしたが。

花の浮き島、礼文島。っていうのは、体感できました。
本当に色々な花があちこちに咲いていて奇麗でした。
今時期がちょうど、色々な花が咲いている時期だとか。

ですが！

礼文島といえば、レブンアツモリソウ。
７月８月では遅いっていうのは知っていたんだけど、
私が行った時期でももう終わっていました。。。

６月の上旬と下旬、どっちがいいのだろうかと悩んで
吟味して考えて下旬に行ったんだけど、何処行っても
混んでるしで宿の人にも聞いてみたら、６月の上旬の方が
まだ空いているとか。

３月からツアー客は来ているから観光客はいつでもいるらしいけど
まだ６月の上旬の方が空いているとのこと。そして、礼文島の
レブンアツモリソウも下旬ではもう枯れている。。。

嗚呼、６月の上旬に来るのが正解だったのね。。。

そして、レブンアツモリソウ。1輪だけ咲いているとかで。。。



みなさん、こんなに必死になって撮影してました。。。

桃岩方面は、またうってかわった荒々しい岩肌の景色で
私はこちら側の景色の方が好きですね。また次回は
礼文島に滞在というカタチで来島したいな～って思いました。


香深港　17:15　→　　稚内港　19:10


船の中では寝て過ごしました。稚内に到着して、まっすぐ
向かったのはこちら。



ロシア料理『ペチカ』

稚内で何を食べようか、ずっと検索してたらこちらの店にヒット。
稚内といえば、ロシアとの国境の街。ロシアの家庭料理が
食べられるとの事で、興味津々。

とくに、ニシン！　ニシン大好き！　
酢漬けにするか、マリネにするか散々悩んで、酢漬けに。
あとは、ちょっとづつロシア料理が食べられるようプレートに。
ロシアビールのバルティカ（もちろん、度数が低い方。。。）

やーん。どれもこれも美味しかった～。大満足です。







レジ台にチャーガ茶なる、ロシアのお茶が売っていたので
そんな変わったものなら～と妹や母にもお土産～と
喜び勇んで買ったものの。。。。

裏をかえしてよく見ると『和名：カバノアナタケ茶』って書いてある。。。
なんだ。。。北海道で手に入るじゃん。。。

しかし、なんだ。カバノアナタケ茶だって貴重で不治の病に効くお茶
らしいと思えば、超安く買えたかな、と。。。

そんな感じで稚内の夜は更けていきました。
ホテルに歩いて帰るの嫌だったので、タクりました。
ドーミーインに泊まったのでまたまた温泉に入ってお休みなさい。

利尻・礼文～２日目～

2日目はレンタカーを借りて、島１周しました。
軽自動車を10時間借りでガス代込みで、11800円。。。
さすが、島価格。。。でも、八丈島の方がもうちょい安かったど。

宿の人のおすすめで、太陽の方角を考えて時計回りがいいですよ、と。
てなわけで、鴛泊をスタートしてまずは、姫沼展望台へ。
島一周は約一時間です。



ペシ岬が見えて、礼文島が見えて、天気がよければサハリン見えてって感じです。
そのまま、登って姫沼に向かいます。





本当は水面に美しい利尻富士が映り込む訳ですが。。。苦笑。

ぐるっと一周すると、利尻島ならでは花々があちこちに咲いています。







ちっちゃい沼ですけど、観光バス来ます。混んでます。苦笑。

続いてその先の野塚展望台。





姫沼からさほど距離は進んでいないので、景色的に大きな変化はないです。
振り返っても、やっぱり利尻富士は見えず。。。

鬼脇方面に進んで利尻郷土博物館に向かいました。
本日、休館日なので建物のお写真だけ撮りました。



その先の沼浦展望台が宿の人の超おすすめスポット。
名菓、白い恋人のパッケージになっている利尻富士が見られる場所。





ですが、、、あいにくの天気でした。。。
そのまま下におりると、オタトマリ沼があってやっぱり利尻富士は
映ってなくて、ソフトクーム食べました。







熊笹とハマナスのソフトクリーム。
去年の夏も熊笹のソフトクリームを見つけてはいたけど
なんか食思も動かず食べなかったけど、お店の人にどんな味なのか
聞いたら抹茶みたいな感じだというので食べました。

うん。美味しかったですよ。宿の人のドライブマップにも
ここでの亀一のソフトクームが絶品って書いてあったので
ふーんって思って食べて、ちょっと隣の店も覗こうと思って気がついた。

私、店、間違えてソフトクリーム食べてた！

亀一に入ったら、万年雪のソフトクリームなるものが売っていた。。。
こっちを絶賛していたんだと、気がついた。もう一つ食べる気は起きず。。。
とりあえず、その万年雪のお水からのコーヒーと熊笹茶を試飲。

美味しい～！！！



で、ちょっと小腹が空いていたので帆立も食べました。



このサービスでいただいた、昆布のおつまみが意外にも美味しくて
職場のお土産に買って行ったら、北海道のスイーツより喜ばれた！

続いてはお隣の南浜湿原へ。



水芭蕉の大きさに驚きました。。。。途中で、これは水芭蕉では
ないのではないか、と思ったぐらい。一番大きいもので腰高ぐらいまでありましたよ。





続いては仙法志御崎公園へ。
晴れていればこんな景色が見えるそうです。。。



相変わらず、利尻富士は見えず。見えるのは昆布ばかり。。。
で、ここでは海岸にコンクリでプールを作り、ゴマちゃんがおりました。
北海道でのゴマちゃんは、さすがにもう飽きたので割愛です。





利尻町立博物館で、利尻島の歴史を学んできました。



いちばん面白かった話しは、明治４５年に熊が本島から泳いで来たって話し。
結局は漁師達に殺されちゃうんだけど、何を思って熊は泳いで来たのかしらね。
ちなみに利尻島にも礼文島にも熊、キツネ、ヘビはいないとのこと。
なのに熊よけの鈴をガンガン鳴らしながら島に来る人って迷惑。

またまた海沿いをぐる～りと走って、北のいつくしま弁天、寝熊の岩、
人面岩。寝熊の岩は見事な寝熊で小さな感動でした。









少しは山の方へ入ろうと見返台展望台へ。
山道をちょっとだけ登る事、10分。



晴れていればこんな景色が楽しめます。



が、この日はこんな感じ。。。



どんどんガスってきました。。。
山を下りると沓形地域でして、平日だというのにお祭りやってました。
神輿担いで、神主も一緒に練り歩いていました。この辺で島の1/4を
走り終えた感じです。もうすぐ、一周終えちゃうな～と思う頃に。。。


来ました！旅人の清涼飲料水！ミルピス！









噂に名高いミルピスを初めて飲みました。美味しいです。
なんだろ。乳製飲料なんだけど。。。生クリーム入りのカルピス？
あっさりしているんだけど、こくがある。。。うーむ。おすすめです。

お客は私だけでしたので、お店のおばちゃんと色々お話ししました。
おばちゃんの娘さんは私と同い年で東京にいるそうで。
海外旅行三昧で結婚もしておらんと。おばちゃんは、娘さんに
結婚して子供を産んでと家庭を持ってほしいそうなんだが、
娘さんにはその気はないそうで。。。聞いていて耳が痛かったです。笑。

サービスでいただいた、ハマナスジュース、やまぶどうジュースも
とっても美味しかったです。行者ニンニク味のミルピスは勇気がなくて
飲めませんでした。家に帰って、やっぱりミルピス飲みたくなったら
注文してと注文用紙をくれました。店を出て出発しようとしたら、
追いかけてきてお名刺までもいただきました。笑。


最後につるっと利尻空港でも見に行こうと車を走らせると
つかの間でしたが、晴れ間が見えて、やっとこさ利尻富士が
姿を現しました。





しばし眺めて、映画『北のカナリアたち』での撮影にも
使われた花畑、富士野園地に向かうともう利尻富士は
姿を隠してしまいました。





最後に夕日ケ丘展望台に登ってから宿に帰りました。



この日の宿の晩ご飯もとっても美味しかったです。
なんといっても朝獲れの帆立。大きいしブリブリだし、
きもに甘みすら感じるって素晴らしく感動でした。
久々に食べるたちかまも美味しくて、宿の人に
たちかまを何処で食べたのですか？と聞かれたので
以前、小樽で利尻のたちかまを食べましたと伝えました。












他にも色々な料理が出ましてお腹いっぱい。
昨日とは入れ替わった温泉にまたまた貸し切り状態で
のんびり浸かって休みました。

利尻・礼文～１日目～

４日間休みを取って利尻島・礼文島に行ってきました。

やー、遠い島でした。初日は移動のみで終わってしまいました。

羽田発　11:00　→　稚内着　12:50

利尻・礼文のトップシーズンに入ったため機内もほぼ満席。

今回のANAスイーツは、こちらの『みれっとぱふくらっかー』
黒糖ばくだんみたいな感じです。正直、あんまり美味しくなかった。



到着した稚内の天候は曇り。気温は11度。寒いっす。
モンベルのインナーダウンを念のため持って行きましたが
それを着ても寒い。。。

空港から稚内まではバスで移動。フェリー乗り場に行っても
まだ早いので、JRの稚内駅で降りました。
もちろん、このバスも混み混みでギュウギュウ。
シーズン的に2台だそうよ。。。



ゆるキャラの出汁之介（だしじるのすけ）が出迎えてくれます。



日本最北端の線路って事で。稚内駅は去年？今年？だかに
立て替えて、『キタカラ』という複合施設になってました。
土産物屋と観光協会と映画館とセイコーマートと道の駅と。
ここで、宗谷牛のハンバーグのサンドイッチが食べられるので
楽しみにしてたけど、本日、完売。。。

羽田でいつも通りフォーを食べていたので、ラーメンを
食べる気もおきず。。。

鮭とばとかスモークいかとか、つまみを買って
ハートランドフェリーに向かいました。歩いて10分ぐらいかな。



稚内は国境の街なので、道路標識にもロシア語表記があって
更にサハリン行きの船も停泊していました。
稚内駅構内にはサハリン行きツアーのポスターとかパンフとか
どどーんっと置いてあるしね。

稚内港　15:40　→　鴛泊港　17:20

こちらも混んでました。





することなかったし、早めに並んで窓側の席をキープ。
波は静かで船は揺れる事なく、ほとんど寝ていたんだけど
はたと目が覚めて窓の外を眺めていたら、飛び跳ねるイルカを
一瞬だけど見る事ができました★

ちょっと感動～。こんだけ蝦夷に通って初めて見た。

鴛泊港に到着すると、宿の車が迎えにきていて
他の人と合流して、本日のお宿、レラモシリにやっと到着。

海も山も見えるいちばんいいお部屋を用意してくれてました。
でも、天気は曇りで目的の利尻富士は見えず。。。



割と新しいペンションのようで奇麗で快適に過ごせました。
晩ご飯も今が旬のエゾバフンウニを始め、蛸しゃぶ、ホッケ、
ウニ釜飯、蟹みそ、行者ニンニク等々、蝦夷料理満載でした。

ホヤも出て、初めて食べたけど私はちょっと苦手でした。



ペンションだけど、露天温泉もついていて、登山客が多いからか
８時半ごろに入ったけど貸し切り状態でした。

明日は利尻島を１周するから、早々と１０時には就寝しました～。