■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

続・35歳

2006-11-29 21:24:35 | 病院のシゴト
今日も日勤で35歳の担当になった・・・・。

朝のケアはとりあえず他の人から入っていたら、私が妹のように

可愛がっているナース(本人に言うと思ってもいないくせにと言うが)

P子が例の35歳のケアに躊躇いもなく入り「●●さん、おしり洗いますね」と

言い黙々と洗っていた。す、凄いな、おい。と感心してしまった。

隣の部屋に移ってから、「P子、凄いね、さすがナースなんだね」と言うと

「何がよ~?笑」「実はさぁ、●●さんって昨日、初めて会ったんだけど陰洗じゃん。

歳が近くてリアルさに動揺しちゃってさぁ。主任に洗うんですか?って思わず

聞いちゃったんだよね。P子、躊躇いもなく洗ってたじゃん。」

「あ~・・・。笑。だからさぁ、年寄りばかりに慣れちゃダメなんだよ~。

そんなんじゃナースになれないよ~。」とたしなめられてしまった。苦笑。

で、午後からリーダー格のナース達と相談した。35歳と若いし、いつまでも

寝たきりにさせずどんどん離床させていこうと。朝、バルーンを抜いてから

日中は自分で尿器を使って排泄できているみたいだし、オムツをやめて

リハビリパンツにしましょうと。翌朝からは陰部洗浄も止めて自分で

お下用タオルで拭いてもらいましょうと。本来だったら担当ナースから説明して

もらうんだけど、仕事できない人だったので面倒くさいから準備・説明・実践と

私がやった。一通り説明して、じゃぁ、紙のパンツに履き替えましょうと

オムツを外したらナニが立派になってしまっていて・・・。

またしても、動揺してしまった・・・・。苦笑。

いや、生娘ってわけでもないし、極端に経験が少ないって訳でもないし、

どちらかっていうと変態・・・いやいや、違うよ!! 汗。ってな感じで

仕事なんだから平静さを装わなくてはと思えば思うほど、視線は宙を彷徨うし

顔は熱くなって来ちゃうし、いや~、参りました。

ADLを確認するためにもリハパンは足だけ入れて「自分で履いてみて」と

促してみた。とっさに思いついた自分への言い訳なんだけど。苦笑。

ステーションに行くとリーダー格と一緒にP子もいた。ことの始終を報告すると

「若いからねぇ~」とみんな笑っていた。ついでにP子に聞いてみた。

「P子さぁ、朝の陰洗の時っておっきくなってた?」

「なってないよ。」

「じゃぁP子では欲情しないんだね」

「ちょっとぉ、なんて失礼なこと言うのよ~」

と、顔を真っ赤にしながら怒っていた。実はP子、29歳にして処女なんじゃないかと

院内中の噂である。彼女のために何度か合コンを企画したがうまくいかない。

以前、妹に聞いたことがある。新卒で入ってくる女の子、全てが男性経験が

あるわけでもなく、患者さんからセクハラまがいな事をされてもさらっと流せる

器量も持ち合わせていなく、その辺で悩み辞めてしまう子もいると。

姉は大丈夫か?と聞かれた事があるが、そりゃ、過去には水商売もしていた

事がある。弱ったじじぃにお尻や胸を触られても、お金ちょうだいとか

エロじじぃとか言えるぐらいの引き出しはある。

しかし、ワカモノはまだ無理だ。う~ん、修行が足らんな。

少~しだけ

2006-11-28 19:47:22 | 病院のシゴト
70代で末期の胃ガン患者がいる。

1年以上前にも入院していたことがあって。

頭はクリアなんだけど寝たきりの状態。足に触れただけで異常に痛がる。

言語障害もあって何を言っているのか聞き取ることが難しい。

当時の私はまだ入職して3ケ月ぐらいで患者とのコミュニケーションを

取る余裕もない。このとっつぁんは気難しく特に苦労した。しかも、

トランス中に擦り傷を負わせてしまった苦く忘れられない患者。

今回の入院で久々に会ったけど痛々しいほどにやせ細っている。

お久しぶりですと挨拶したけど、私のことなんぞ覚えているわけもなく。

相変わらず、何を言っているのか分からず気難しい。

だから、あまり近寄りたがらない人が多い。

しかし、前回の私と今回の私、同じレベルのはずがない。

根気よく毎日、話しかける。

お菓子が好きだったはずだと話題を膨らませ、体が特に足が痛いことを配慮し

毎日のケアにあたる。じっくり話せば何が言いたいのか分かるのだ。

そのうち、毎朝、話しかければ笑って返事をしてくれるようになった。

前進した自分が嬉しい。

私が休んでいる間に容態が急変したらしく問いかけにも返答がない程の

レベルダウンという送りを聞いた。その足で、「とっつぁん、大丈夫?」と

様子を見に行くと酸素マスクの下から「だいじょうぶ~」とにかーっと笑った。

その場にいた受け持ちナースが驚いていた。当たり前だ、アンタのような

患者を「見よう」ともしないナースと一緒にしないでほしい。

酸素マスクも外れ、容態も落ち着いたので今日は手浴をしてみた。

箸を持てないのでいつも手でご飯を食べているし、血流が悪くいつも

ガサガサな手をしているのが気になっていた。

ケア中に「きもちいい~。こんなこと、してもらったのはじめてだ~」

って言われた。「これで終わりじゃないよ、最後にクリーム塗ったから

匂いをかいでみて。」「あ~いいにおいだ~」

いつもチアノーゼ満載で冷たい手が少~しだけ温かくなった。

動揺

2006-11-25 20:08:42 | 病院のシゴト
出勤してみると患者が増えていた。

珍しく同室の向かい合わせで35歳の男性がいる。

こんな年寄りしかいなく、亡くなる人も多い病院に入院するだなんて

ご愁傷様とおもい、ま、自分で何でも出来るだろうから朝のケアの

準備は彼らのトコロは飛ばしていた。

朝のケアとは寝たきりの人の体を拭く清拭、寝間着の着替え、陰部の洗浄とある。

初めて見る患者だったので情報を収集しに行くと、一人の35歳はオムツ対応と

なっている。え?オムツ?35歳だよね・・・。おまた、洗うの?私?

歳が近いのでリアルすぎるんですけど・・・。ホントに洗うの?とかなり

動揺してしまった。思わずもう一度、患者のトコロに行ってみた。

確かにバルーンが入れられている。まぁ、それは年齢に限らずあり得る。

引き出しを開けてみた。・・・オムツが入ってるよ。

あまりにも動揺しちゃって主任さんに確認しに行っちゃった。苦笑。

どうやら、路上生活者で運ばれてきたときにはかなりの衰弱で動けなかった

らしい。昨日も洗っていると思うよと言われたので昨日、日勤でいた人を

探したがいなかった・・・・。正直言って抵抗感が・・・・。

しかし、思い出した。ナースとバルーン挿入時の話をしていたときに

やっぱり若い男性だと立っちゃうと入らないからささっとやらないといけないし

と教えてもらった。そうか、みんな当たり前に経験していることなんだ。

この程度で動揺していちゃナースになれないなぁと反省。

しかし、方や35歳で路上生活者。その向かいには同じ35歳なのに奥さんも

子供もいるという人。う~ん。考えてしまった。

温泉旅行

2006-11-22 20:37:03 | Weblog
群馬県は上牧温泉に仲の良い同僚4人で旅行に行ってきた。

私ともう一人は同い年、それと42歳と54歳。

こういうスタイルの旅行は滅多にしないので、私の計画に楽しんでもらえるか

ちょっぴりの不安。人それぞれ、旅行にはスタイルというものがあるだろうし

その最大公約数を探すのは至難の業。

最大の目的はのんびりリラックスすること。観光ではない。

という訳で一度は使ってみたかったJRののんびり小町を利用。

なんと言っても新幹線のグリーン席ってのが魅力。

宿も温泉の数がいくつかあり、夕食はいろりで炭火焼きという

トコロをセレクト。チェックイン開始時間からアウトまでのんびりして

翌日は陶芸に挑戦して帰宅。結果的にはみんなに満足してもらえたので

よかった~。宿のサービスも対応もいいし、食事も楽しくて美味しかった。

まずはカラフルな浴衣を選べるんだけど、赤い浴衣に緑の帯をセレクト。

実際に着たら七五三みたいで恥ずかしかった。そして、浴衣の着方が私だけ

分からなかった・・・・。同い年の彼女は「日舞をやっていたから」と

するするっと着こなしていた。・・・・結局、彼女に着せてもらった。

あれ?でもこれじゃ、私、死んじゃってない?

あ、反対か。男の人が右手を入れて乳を触れるように合わせるんだよ。

なるほど。

三十路過ぎて浴衣一枚自分で着られないってちと恥ずかしかった。苦笑

みんな呑んべぇで新幹線に乗っているときから既に駅弁とビール。

夕食でも地ビールやら竹冷酒やら。その後も宿の中の飲み屋みたいな

トコロで呑みながらカラオケ。いやはや一番呑んで歌ったのは54歳の彼女。

そのパワーには脱帽です。

翌日の陶芸では、あれを作るコレを作る、イマジネーションがアーティスティックが

と騒いでいたのにいざ出来上がったら、それ何?状態。笑

特に私はこれは10代の作品ですか?っていうぐらい得たいのしれない作品。

今まで音楽業界で働いていました~、あの人やこの人の仕事したことありますっていう

あーちすと風フカしていたのが面目丸つぶれ。いや~、イメージをカタチにするって

難しい・・・・。洋食にも和食にもあうオシャレな小皿が作りたかったのが、結局

灰皿になり、わけのわからんデコレーションを施し、最終的には真ん中に穴を開け

お香を立ててもいいかも~みたいなグロい作品が出来上がり、翌日、職場で写真を

見せたらバカうけされてしまった・・・・。他の人もそれでコーヒー飲めるのですか?

ってなほど、真四角で超厚みのある一応マグカップだったり。ビアカップと称した

バケツだったり・・・・。お椀だったはずが、う~ん、ピーナッツでも入れようかと

ってな作品だった。しかし、楽しかったので全てよし。同僚で行ったにも関わらず

仕事の話が一切でなかったって素晴らしい旅行でないかしらん。

セクハラ

2006-11-19 20:58:54 | 病院のシゴト
ドクターがナースにオイタをするってドラマだけの世界で

本当にはないだろうと思っていた。ら、大間違いだった。

仲の良いナースは誰もが認める美人。性格はきつくて

回りからは怖い人と恐れられている。でも、誰よりも仕事熱心だし

勉強家だし、ナースとしては尊敬し信頼している。

そんな彼女が、ある先生に院外に呼び出されたと言ってきた。

何の話?と聞くと、何も言われていないけど、この病院を辞めるって

聞いているから仕事の話じゃないかなぁと言っていた。

愛人にでもなれって話じゃないのぉ?と冗談で言ってみたんだけど。

その後、彼女と呑む機会があったので、何だったの?と聞いてみると

いやぁ、やっぱり仕事の引き抜きの話だったんだけど、食事の後に

飲み直しって連れてかれた店が女の子が一杯いる店でさぁ、しかも

ホテル街だし。体を触られながら話がどんどん怪しい方にいくから

友達と待ち合わせしているって言って逃げてきたよ~と言う。

げげ~、サイアク。まぁ、男性としても魅力あふれるドクターなら

分かるけど、はっきり言ってオタク系じゃん。

どんな顔して口説いてきたのぉ、とみんなでバカうけしてしまった。

そして、ここは女性職場。翌日には院内中に知れ渡ることとなる・・・。

人生相談

2006-11-13 23:15:41 | 病院のシゴト
違う婆様達に今度はこんな設定の恋の相談をしてみた。

「彼は見てくれは格好良くて、連れて歩きたいんだけど生活力がないの。

 私の財布から時折、お金を取るのよ。最近、優しくしてくれる人がいてね、

 生活力はあるんだけど、オトコとしての魅力を全く感じないの。

 どっちと今後付き合っていったらいいと思う?」

圧倒的に生活力のあるオトコに軍配があがった。質問した婆様達は

みんな寝たきりでそれなりに認知症も抱えている。

普段、話しかけても返事ぐらいしかしない、92歳の婆様のコトバが

すごかった。感情表現も乏しいのに、「オトコとしての魅力を感じない」

と言ったとたんに、凄くいやそうな顔をして「んまぁ~~~、魅力がない~~?」

と反応した!!笑。しかし、そのあとに「魅力なんてもんは付き合っていくうちに

分かるモンだ」とのオコトバを頂いた。深いね。

70代の独身を貫いた婆様は「やっぱり、オトコは生活力よ。それがなきゃ話に

ならないわ。だけど、わたしからすりゃ、オトコなんてあほくさいわ。」と言われた。

この婆様は一度も殿方と付き合ったことがないと言う。じゃぁ、処女なのか?と

聞きたかったが、それは流石に虐待の域に入るなぁと思いぐっと我慢した。笑

このシリーズ、ちょっと面白いので続けてみようと思う。

しかし、この程度の会話が出来る人っていうのもなかなかいないのですよ。

口合わせ

2006-11-08 23:01:28 | 病院のシゴト
夜勤で入ると、とあるおばぁちゃんに、「アンタ、にんにくでも食べた?」

と、聞かれた。「あ・・・昨日の夜だけど、キムチなら食べたよ・・・。

臭う? 苦笑」「う~ん、だけど、彼氏としなければ大丈夫だよ~」と

言われた! 「ええ~?! 彼氏と何をしなければいいの~?」と

聞いてみた。にまにましながら、言わなくても分かるでしょという。

ええ、教えてくれないと分からないよ~と粘ってみた。そしてら

「口あわせだ」と言われた。う~ん、ばぁちゃん可愛い~。

それを一緒の夜勤のナースに伝え、聞いてみなよとすすめたら

「キッスだろ」って言われたよ~と言ってきた。

このおばぁちゃん、まぁ、認知症なんだけど、その場の会話は成り立つ。

ちょっと若い頃の話を聞いてみた。一体、何人の人とキスしたの~?

いろいろしたと言う。何処までが本当の話かわからないけど、食堂で

働いていて若い衆がいっぱいいたのでその人達とアバンチュールを

楽しんだという。旦那さんとなかなか子供に恵まれなかったので

当時は医学も発達していなかったし、お互いにどちらのせいなのかと

知るために、別な人と関係を持つという。ホントかいな?!

じゃぁ、子供は父親が違うの?と聞けばそうだと言う。う~ん。

チャレンジャーやのう。この恋多きおばぁちゃんにこんな設定の恋の

悩みを相談してみた。

「私の彼が~、生活力が無くて~私のへそくりを盗むの。格好いい人

 なんだけどぉ、これからも付き合っていっていいのかなぁ?それとも

 分かれるべきかなぁ?」と。

「オトコはんなんて、そんなモンだ。仕方がない。それでも好きなんだろ?

 だったら付き合っていくしかねぇな。」とのオコトバ。

う~ん、オトコなんてそんなもんだ。重きコトバだなぁ。苦笑

東北ツー・3日目

2006-11-03 22:27:10 | バイクのコト
昨晩もその前の晩もふと夜中に目覚めて空を見上げると

なんとも美しい星空。オリオン座流星群が綺麗。

早朝、五色沼に散歩に出かける。水面に映える紅葉が綺麗だね。

すれ違う人達と挨拶をかわす。これ、マナーね。

女の一人旅、勘違いされるって言うけど、マナーを守ればそんなこと

ないと思う。散歩の後の朝食は美味しい。そして出発。

思い切って、宿の女将さんに携帯の電波が入らないけど困らないの

ですか?と聞いてみた。携帯の必要のない生活なのですか?と。

したら違った。ネタをあかせば、フォーマだからだ。う~ん納得。

日本一周していた時はムーバだったけど何処でも電波が入っていた。

やっぱりフォーマに変えたことを後悔した。そして、ここでも

ハーレーに乗っているなんて凄いですねと言われた。苦笑。

ご丁寧に外で見送ってくれた、女将さん。また来てもいいかなって

思った。だってさぁ、部屋の思い出ノートを読むと、みんなカップルで

来ているんだよね。彼氏と初めての旅行です、とか、今、彼女の寝顔を

見ながら書いていますとか、きーーって感じ。笑。

ゴールドラインを利用し会津若松を抜けて大内宿に立ち寄る。

平日なのに結構な観光客。

いろいろな宿に立ち寄ってきているけど、店の売り子のばっちゃんが

可愛いと思うようになったのは今の仕事のせいだろうか。

お土産をいくつか買うと、おまけしといたよって安くしてくれた。

一人旅って結構、いろんなところでおまけを受ける。

日塩もみじラインを走りたかったので田島から塩原に抜ける。

しかし、会津から南は混んでいる。最後の峠を楽しみにしていたのに

渋滞。峠でのすり抜けはまだ自信がないのでちまちまついて行く。

う~ん、フラストレーションが溜まる。しかも、ブラインドで

車を止めて降りて紅葉の写真を撮っている人達が多い。危ねーよ!

邪魔だよ。暇な団塊の世代だなきっと。笑。

あとは今市から高速に乗って帰った。途中、S.Aで餃子ドックなるものを

食べたけど、これがまたうまい。

いやぁ、今回のツーはとても充実した走りが出来た。

バイクに乗り出して10年。一度は乗りたかったハーレーに乗るようになって

やっと自分のスタイルが出来上がりつつあるかな。これからも変化し続けて

自分のスタイルなんて定まらないのかもしれないけど、ずっと走り続けたいな。

東北ツー・2日目

2006-11-02 22:01:03 | バイクのコト
翌朝、朝食後8時には出発。お釜を見たい。

もう行くの?と宿のご主人は驚いていたが私にとっては遅い出発。

走りに来たんだから! 奥さんにハーレー乗ってるなんて凄いねと

言われてちょっと嬉しい。ご主人も見せてとわざわざ見に来た。

どこでも勘違いされるんだけど、ハーレー=高い。持っている人は

金持ち。いやぁ、私のは一番安い883ですから・・・。苦笑

蔵王ライン、エコーライン、ハイラインを走ってお釜へ。

走行中に感激したこと。一度でいいから生で雲海を見てみたいという

願いが叶ってしまった。ここで見れるとは思っていなかった。

眼下に広がる果てしない雲海。ところどころ、山が顔を出している。

お釜もこんなに山頂にあるとは思っていなかった。天気は良いが気温は

4度!! 寒い!!けど、限りなく広がる大地が日本じゃないみたい。

素晴らしい、確かに自分は今、山頂にいる!!

調子に乗った私は宮城蔵王まで降りてしまった。山道、楽しいかも!

そこから七ヶ宿に出て高畠、長井を抜けて白鷹に行く。かなり遠回り。

でも、楽しい!途中で吊り橋の看板を見つける。もしや、ビビリ橋か?

違ったけど、橋好きの私には嬉しいサプライズ。

白鷹では隠れ蕎麦を探す。午後2時までの営業。急げ。新蕎麦。腹減った。

道路が工事中のため探すのに一苦労したけどなんとか間に合った。

古い民家なんだけど・・・・傾いている・・・。店?・・・だよね。

うん。うまい。つゆも私好み。辛すぎず。だしのうまみが効いている。

しかし、ふすまの向こうから誰かのイビキが聞こえてくるんですけど・・・。

誰?笑。ここでも、店主にバイクを見てもいいか聞かれる。

私の883はどノーマルで何の面白みもないと思うんだけどな。

ヘルメットが可愛いと言われた。これは妹と母からの誕プレ。

めっちゃ、欲しかったやつ。

さてさて、今宵は五色沼に泊まる。まだまだ距離はあるよ。

米沢を抜ける。国道といってもむっちゃ田舎。同じ病棟に米沢出身の

子がいる。ここで育ったのか~と思いふける。

さて、本日のラストスパート、白布峠のスカイバレー。地図で見る限り

うねっています。福島側はヘアピンカーブが連続する急勾配の峠道って

書いてある。寒いしちょっぴり不安だったけど、やっぱり楽しかった。

誰かが乗り移っているんだな、きっと。私の走りじゃないよ。笑

バイクを右に左に傾けるたびにステップを擦る。今まではアメリカンと

いえどもここまですら寝かすことが出来なかったのに!

そして、いつの間にか無料開放されていたらしい。ちと地図が古かったみたい。

檜原湖の夕暮れと紅葉とが美しい。いいねぇ気分は盛り上がる。

そして今日の宿も温泉。朝、早起きして五色沼を散歩しよう。

へぇ、ここも携帯の電波が入らないんだ。観光地なのに生活に困らないのかな。

東北ツー・1日目

2006-11-01 21:31:30 | バイクのコト
寒くなる前にどんっと走っておこうと東北ツーを計画。

兼ねてから行きたかった、山形山寺を中心に少しは走れるようにと

なるべく山道をセレクト。

山形自動車道に乗ると紅葉している山々が迫ってきて感動。

山道が嫌いな私は今まで紅葉にはあまり縁がなかった。

念願叶った山寺は激混みだった・・・・。渋滞なして散策っすよ・・・。

途中、岩壁の穴が阿弥陀如来に見える人には幸せが訪れるって場所があって

まわりは「どれ~?見えな~い」と言っているさなか私は一発で分かった。

嗚呼、幸せになりたひ・・・・。 笑

そして、お香が大好きな私は山寺香をゲット。甘さのなかにスパイシーさが

混ざっている香り。これも落ち着きます。しかし、ヘビーローテーションの

叡山香にはかなわないかなぁ。昔、山寺でアルバイトをしていたという友人の

勧める玉こんにゃくを食す。うまい。

山寺をあとに宿泊地の蔵王に向かう。蔵王は初めて。蔵王=スキーのイメージ

しかなく、アンチスキー派の私としてはどこか蔵王をスキー場しかないチープな

トコロと思いこんでいた。が、実は素晴らしい場所であることを後々実感する。

蔵王までは西蔵王高原ラインを利用する。寒い!!

山道の苦手な私はドキドキしながら走ってみる。あ、車に追いついちゃった。

あり得ない、今までは譲っていたのに・・・。きっとあの車が異様に遅いんだな。

しかし、その後、何台か追い越し追い抜かれることは一度も無かった。奇跡だ!!

宿には予定より早く着いてしまったので、ネットでも見、時折看板でも見た

大露天風呂なるトコロに行ってみた。私はどこか大手のホテルの日帰り露天の

ことかと思いこんでいたんだけど、看板に従い行けども行けどもたどり着かない。

私にとってはチャレンジャーな急勾配。帰りに下ることが出来るか不安。

いったい何処まで行くのやらと思った矢先に付いた。え?風呂、どこ?

とりあえず、門をくぐってみる。あ?おっさんのフルチンが丸見え。

ほえ?野生ですか・・・・。男女は・・・別?・・・だよ・・・ね? 笑

いやぁ、びっくりした。お金払って、のれんをくぐったらまさしく外。

大露天風呂。しかし、う~~~~ん、気持ちいい~~~~。

思わず、声が出ちゃう~。笑。

そして、風呂上がりにまたしても玉こんにゃくを食らう。あとオロナミンC!

風呂をあとに宿へ。ここも温泉。ご飯を食べて宿のマンガを読んでるうちに

コテっと寝た。へぇ、蔵王って携帯の電波、入らないんだ~・・・。