■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

結構、

2006-12-29 20:30:25 | 病院のシゴト
患者とその家族から人気者です私。

袖の下や差し入れを個人的にもらうことよくあります。

金品の受け取りは原則的に禁止です。

なので口外しません。

先日の袖の下は開けてびっくり諭吉でした。これには腰が抜けました。

もちろん、最初は断ります。でもね、その人、末期癌で今回の入院が

ターミナルだろうし、身内が一人もいないのね。70代の男性なんだけど。

涙をためながら、「あなたにはいつも助けてもらってばかりだから。

僕にはこんなコトでしか気持ちを表せない。怒らないで受け取って欲しい。」と

言われてしまうと断れないのよ。死を待つだけの彼に何て声を掛けていいのかわからないよ。

実はホスピスに少しだけ興味があって、いつか働いてみたいと思っているんだけど・・・。

今日は患者さんの息子さんから個人的にクリスマスプレゼントをもらいました。

でもね、でもね、でもね~、息子といっても70代の爺さんなのぉぉぉ~・・・。複雑。

ここんところ、立て続けに男性患者や男性の身内の方から、

「今日は眼鏡じゃないの? 夜勤のときだけ眼鏡? 眼鏡を掛けていない方が可愛いね」

と言われます。男性に可愛いと言われるのは嬉しいです。

でもね、でもね、でもねぇぇぇぇ、みんな、高齢者なのぉぉぉぉぉ。・・・・・微妙。


・・・・・・・・・・・・・若いオトコに言われたひ・・・・・・・・・・・・・・・。


いちばん嬉しいのは、「今日はあなたがいるなら安心ね」という言葉かな。

三婆

2006-12-28 20:01:06 | 病院のシゴト
我が病棟には仕事の出来ない60代の三婆ナースがいる。

口ばっかり恐ろしく達者なのである。

三婆Aはカリウム入りの点滴を誤投薬。しかも、薬局が薬を詰め間違えたのだから

自分の責任ではないと言う。事故報告書も「薬局が間違えたため」と書き込み譲らない。

婆よ、ダブルチェックは何の為に行っているのだ? カリウムは心臓、停まるぞ。

急性期病棟での研修中の急変で「出来ません」って逃げたくせに。

三婆Bは自らが癌に冒され何度となく手術をしているのに今だ働く。

体力は全くないので足手まといにしかならない。患者を体位交換させたくて手を

借りても全く持ち上げることが出来ない。いい加減、引退しろちゅーに。

合い言葉は「昔は出来たんですけどねぇ~」。

三婆Cは点滴をヘパロックすることを60過ぎるまで知らなかった・・・。

おい、ナースになってから今までどんだけの人の血管を詰まらせたんだ?

事故報告書に書き込む役職名には「さん」は付けなくていいの。

「主任さんが発見してくれたために・・・」って書類上じゃなく現場でもっと

低姿勢になれっちゅうの。あのね、危篤時に家族に電話するときに

「浴衣を持ってきて下さい」って人としてどうかと思いますよ。

まだ亡くなってないし、浴衣なら病院にあるから。そっちの方がコスト取れるから。

嘔吐物で汚れた患者さんを放置するのもやめてください。

着替えなら言ってくれればやりますから。

こんなコトがあった。

夜間帯で入院した患者さん、その晩に亡くなった。担当は婆Aと婆B。

ワイセが2万なんて聞いたことないと何度も採血をし直したらしいが

アンタの知識不足なだけで、もっと他のことをすれば助かったのでは?

とある患者さんがラウンドしたら心肺停止状態だったと聞いた。

なんとなく違和感を感じた。そう、モニターを付けていたはずなのに何故

レベル低下に気が付かなかったのか・・・・。なんとモニターが外れていたらしい。

死後30分は過ぎていたのではないか?という状態。担当は婆B。

先日の夜勤で夜中に患者さんが我慢できない痛みと頭痛を訴えてきた。

今までそんな症状はなかったのにとドクターコールで対応。

朝のバイタルチェックで恐ろしい事実が・・・・。なんとその患者さんの胸に

隣の患者さんのニトロダームが貼り付けてあったのだ!! あり得ない!!

頭痛だけで済んでよかったけど、血圧低下で死んだらどうするんだよ!!

もちろん、婆Cである。

婆Cに言われたことがある。「アンタ、仕事忙しそうだったから、氷枕作っておいたから」

はぁ? バイタル計って氷枕を当てるのはナースの仕事だろ。

も一つ。

「カストの中の四つ折りガーゼを多めに作っておいてくれる?今、褥創持ちが多いからさ。」

カストといって、四つ折り、八つ折り、Y字ガーゼ、綿球が入っている容器がある。

これを補充して滅菌にかける作業がある。ナース業務だけど手が空いているときは

私も作る。で、四つ折りガーゼって通常、50枚くらいは補充しておくんだよね。

しか~し、ある日、婆Cは4枚しかガーゼを入れなかったらしい。

50枚いるのに4枚だよ!? カストを開けた前主任がキレて婆Cを呼び出したら

「あんまり使わないと思ったので~」と言ってきた。

そんな婆に「多めに作っておいて」だなんて言われたくない。

しかし、ここでしか愚痴れない自分がとっても悲しい・・・涙。

今年一年を

2006-12-27 23:58:36 | Weblog
漢字一文字で表すならば私の場合は「人」かなぁ。

今年は人との繋がりに様々な気持ちを感じた一年だった。

気が付けば自分では思っていなかった以上に信頼を得ているようだし。

仕事だけでなくプライベートでも男女問わず人との繋がりは充実していたように思う。

仕事に音楽にバイクにそこでの人との繋がりが広がるより深くなったコトに

あまり人付き合いが得意ではなかった私にとって自分に驚きを感じる。

20代前半って人脈が全てって感じでスケジュール帳全て予定がぎっしり状態だったけど

20代後半では人付き合いが面倒くさくなって群れるのは好きじゃないって感じで

孤独を気取っていた。この仕事を始めて職場の感情むき出しな人間くささに自分も

熱くなっちゃって「夜勤明けで夜起きると一人ですごく悲しくなっちゃう、実は

寂しがりやさんです」ってなスタイルでよくみんなに遊んでもらったり、会議の日は

明けの日に組んでもらったりしてみた。誘いを断ったこともないし。

そして、先日、クリスマスプレゼントを二人からいただいた。これにはもう感極まっちゃって

バレないように涙ぐんでみた。笑。ホント、モノじゃなくて気持ちが凄く嬉しかった。

普段はうるさいぐらい喋るのにこういう本当にココロからお礼を言いたい時って

何も言えなくちゃっちゃうんだよね。青臭い話かもしれないけど今、自分はいろんな人に

支えられているんだなぁって思う。そしてこれからもその人達を私自身、大切にしたいと思う。

新しく就任した主任も外来から来たナースだけど私と同い年で相性も良く、彼女のチカラに

なりたいって素直に思うし、素直にそれを伝えた。自分の気持ちを伝えること、それを

大事にしたいと思う。言わなきゃ、伝えなきゃ、やっぱりわからないよね。言わないでも

わかって欲しいってのは理想でしかないんだよね。

これからも大切にしたい私を取り巻く人達へ来年もいい年にしましょう。

交渉

2006-12-26 01:52:06 | 病院のシゴト
看護学校に合格した場合の労働条件っていうのを総婦長と交渉してみた。

本当は合格してから話そうかと思っていたんだけど、立っているモノは

親でも使え精神で職場を最大限に利用することにした。

前もって総婦長に「話したいことがあるので時間を取って欲しい」と

言っておいた。うちの病院、スタッフの出入りがかなり激しいので

多分、私も辞めたいという話かしらとびびっていたんじゃないかな。

私は「今、辞められたら困る人リスト」に入っているので「今なら

総婦長も何でも言うこと聞いてくれるよ~」と言われている。

ボーナスも今期平均以上出た。婆様達の3倍以上。当たり前だ。

で、結果、私の予想以上の労働条件をいただきました。

実習が始まる前までは今の待遇のまま常勤扱いが出来るとのこと。

まぁ、午前中働いて午後、学校行って、夜また働いてってカタチになるけど。

でも福利厚生の付いた学生ってありがたいよね。実習が始まるとさすがに

働くことが出来ないのでそこからは時給制の非常勤扱い。その場合は

時給1000円では働きませんって言ってあるんだけど。いくら欲しいの?と

聞かれたので1500円と答えてみた。それは准看クラスの時給ねと苦笑いされたので

負けじと、今、訪問に行けば最高で2200円出る時代ですからと答えてみた。

まぁ、あくまでもライセンスを取っても今の病院で働くこと、今回の受験に失敗しても

また一年、ここで働いて再挑戦することを条件にはしてあるんだけど。

今回の話し合いで全てが決まるわけではないので今後も何度か話し合うことに。

受験の際の保証人も病院側でなってくれるとのこと。これは助かる。

費用の為に2月3月の夜勤を7回入れて欲しいと頼んだら難なくクリア。お見事。

しかし、話の最後に言われたことは、「4月からヘルパーさんのリーダー、

サブリーダークラスは2万円のベースアップを検討していたのよ。」と言われた。

なにっっ!! なぜ、それを先に言わぬ!! 2万円も給料が上がるんだったら

随分、楽になるじゃんかよ!! くぅ~っ、今更、あとには引けない・・・・。

まぁ、長い将来を考えれば、ナースになった方がいい・・・よ・・・ね?

過去と未来と理想像

2006-12-23 02:52:36 | Weblog
前の職場に遊びに行ってきた。

とても懐かしいメンバー3人がそろった。今でも働いているのはうち一人。

この3人は職場が大変だったときに一緒に働いていた今にして思えば戦友かなぁ。

当時はぶつかることも多く、今、こうやって3人で話すことがあるなんて

考えられなかったけど。S氏にはいきなり私の核心を突かれちゃって、この一年

誰にも言えなくて悩んでて苦しかった事をポロッと話してしまった。苦笑。

S氏もY嬢も私の話を否定することなく聞いてくれて理解してくれて嬉しかった。

あ~、この雰囲気、懐かしいなぁって感じ。会話のテンポもノリも当時のまま。

だから素の自分になって正直に自分の気持ちを話せた。背中をド突かれたね。

この三人で働いていたのってもう4年も前。久々なのにだ~れも恋人がいないって

情けなくない~?最近、どうなのよ~?って話に盛り上がる。

しかも、みんな健康を気使う歳になってきたようでウーロン茶。笑。

Y嬢とは当時から意気投合していた理想の殿方。いまだ同意見。笑。

「絶対的な味方が欲しい」 そ~、そ~なんだよねぇ。

イエスマンではなく、味方、なんだよね。文章化するのは困難ですが。

昔、私がキャパシティいっぱいいっぱいになっちゃった時にオトコに

言われた言葉が、「精神的に頼らないでほしい」 苦笑。

じゃぁ、私は性欲処理道具ですか? 笑。

それと、「アシがあるオトコと一人暮らしをしているオトコ」

これは表面上だけを取られると非常に危険です。

アッシー(死後?)のごとく利用し彼の家に転がりこむ意味では

全くありません。私もY嬢もバイクに乗るので、いつでも好きなときに

時間を気にせず好きな場所に自分のチカラで行くことが出来るので

相手もそれがないとちと辛い。好きなオトコとは時間も場所も気にせず

会いたいモンじゃない。だから、車じゃなくてもバイクでもいいのよ。

アシさえあれば。一人暮らしってのは、自活力を求むってトコです。

大の大人が理由もなしに実家に住んでいるのはダメです。金銭感覚もないし。

私もY嬢も18のときから一人暮らしですから、自分のコトは自分で出来る

オトコに魅力を感じます。料理が出来る男性はサイコーです。

これからの時代は女性でも自活できる経済力を持ち、男性も家のことが

出来るようにならないと。まぁ、あくまでも理想なんですけどね。

自分のコトを棚に上げ、理想、高すぎ・・・・で・・・すか・・・ね・・・?笑

Y嬢、曰く「今は安定が欲しいです・・・。」 い、痛いねぇ。苦笑

Y嬢に言われた言葉、「●●さん(私)、恋愛においてはMですよね」・・・笑えねぇよ。

そんな話で2時間も盛り上がり、終電も終わるので帰ることに。

私は自転車で来ていたんだけど、後ろのタイヤが殺られていた!!!

泣く泣く自宅まで2時間。自転車を押して帰ったよ。

でも、楽しかった。

なんか自分をわかってくれる人がいるって嬉しいよね。


涙・涙の送別会

2006-12-21 02:19:56 | Weblog
療養型を急性期として新たに立ち上げること半年。

私を渦中の渦に巻き込んだ張本人のナース2人が退職した。

理由は使えないお婆達の教育に疲れ将来の見えない病棟より

自分の将来を優先したいとのこと。気持ちは痛いほどわかる。

ナースもヘルパーも元・療養型の人達は本当に使えない。

年齢も50代60代なので私たちの話を聞かない。

特に私は年齢も経験も若いのに肩書きを背負っちゃったから

今でも反発されることが多い。何の為に立ち上げ病棟に移ったんだか。

退職する二人の気持ちも分かる反面、志半ばで巻き込んだ人達を

置いて辞めていくことに腹立たしさも半分ある。でも、いちばん納得が

いかないのが、なぜ仕事が出来ない婆達が残って主任達が退職する事に

なるのだろうか。この結果は何かが間違っている。人柱なんて時代錯誤だ。

私がナースでないが故に助けてあげることが出来なかった事も多くて悔しい。

どんなに婆達が仕事ができなくてもライセンスを持たない私には何のチカラもない。

彼女たちの送別会は前の病棟の勇士達で行った。ささやかながらも全てを

手作りでって事でとあるナースの自宅で行った。

ひとりひとり、挨拶をするがみんな泣いてしまって話にならない。苦笑

私が自分に驚いたのはこんなにこの職場にどっぷり浸かるとは思っていなかった。

女性職場ってもっとおどろおどろしいものだと思っていたが、この初めての

女性職場はそんな事はなくスタッフ間の絆が本当に強かったと思う。

今までに他の仕事でも退職をする人を見送ったことはあるが、今回ほど

惜しんだことはなかった。女なんて腹の中では何を考えているかわからないから

ドライにいこうと思っていたのに気が付けば送別の手紙は涙で筆が進まないほどだった。

でもそうだよね、人の生き死にに携わる仕事だもん、本気出して真剣勝負で行かないと。

振り返ってみればいろんな事に一緒に戦ってきたんだなって思う。

しかし気持ちは切り替えなくてはいけない。新たな気持ちにするために私が使った

カンフル剤は夜遊び・・・。苦笑。う~ん、子供っぽいかなぁと思ったんだけど

夜通しドライブするってむちゃくちゃ楽しかった。おかげで私の中の後ろ向きな気持ちは

少~し薄れて次にあの二人と一緒に仕事をするときは、私もナースであることを目標に

また新たな一歩を踏み出してみた。

人体の不思議展

2006-12-18 02:41:46 | Weblog
に明けでそのまま行ってきた。

この存在は2年前に知って行く気でいたら両親が倒れて行けなかったってやつ。

特殊加工されているために腐ることのない本当の人体が展示されている。

臓器ごとにもあるし、人体もある。スライスされた人体も。体内の血管だけってのも。

感想はまさしく、「ザ・肉」って感じ。う~ん、しばらく肉は食べられないな・・・・。

肝臓もまさしくレバーって感じだし。マグロのほほ肉を思い出してみたり・・・。

仕事柄、亡くなった人もお世話するので成人の人体は平気だったけど、

衝撃を受けたのは胎児。3ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、10ヶ月と展示してあるけど

これもホンモノなわけで。なにより驚いたのが3ヶ月の胎児の大きさ。

拳ぐらいの大きさがある。こんなに大きいとは思っていなった。

思い出したのは産婦人科で働いていたナースの話。こんなに大きくなった

子供を人は中絶するんだ・・・と思うと何とも言えない気持ちになった。

5ヶ月、6ヶ月なんて中絶じゃなくて気分は殺人だと思うんだけど。

中学生が妊娠するってドラマがあったりするけど、そんなもんより

ココに見に来て欲しいと思った。ココの方がよりリアル。

胎児と共に胎盤が置いてあってコレにも驚いた。一緒に行った人は

出産経験もあるので、なんですかこれは?と聞いてみると

この中に赤ちゃんが入っているんだよ。後産って言ってこの胎盤を

お腹を一所懸命押して出すんだよと教えってもらった。

いやぁ、生命を育むって大変なんだなぁって思った。

私には無理です・・・・って別に予定があるわけじゃないんだけどね。苦笑

12年前

2006-12-14 22:48:09 | Weblog
の写真をこともあろうかステーションのホワイトボードに貼ってみた。

ホワイトボードには本日の検査の内容や入退院情報が書かれている

大事なボードなんだけど。

「ゎたしがビジュアル系だったころ。12年まぇだょ。」となめた

ギャル文字を交えながら貼ってみた。どんだけの人が喰らいついて

くれるかなと思って。笑。HIDEが大好きだった私は真っピンクの頭。

服装はもちろん黒服。いやぁ皆さん嬉しいほどの喰らいつき。

「え~、美人じゃ~ん」 (ありがと~)

「凄い痩せてる~。あ~、面影、残ってるね」 (苦笑)

「これ、いくつのとき~?」 (21歳ぐらいかな・・・)

「やっぱり、痩せていたんだね」 (や、やっぱり?)

「かっこいいじゃん、今よりスマートで」 (はい、おっしゃる通りです)

「誰だか分からなかった、言われても全然わからない」 (言われてもですか?・・・)

「え~・・・凄いですね・・・・」 (そ、それだけ?)

「少し、痩せなよ!! 元はいいんだから。もったいないよ」 (ハイ、がんばります。涙)

と、いうわけで買って参りました。体重計。今はやりの計るだけダイエットしようと思って。

痩せてるナースの娘達はダイエットとは関係なく毎日、体重計に乗っているという。

「毎日、計ってないの?もっと自分のカラダ管理しなよ。自分のカラダすら

 管理できない人が仕事が出来るわけないでしょ。」

はい、はい、おっしゃる通りでぐうの音すら出ません。涙。

1年以上、自分をごまかし続け体重計になんて乗っていませんでしたが

乗ってみました。そして腰が抜けました。

・・・・・・自分が思っていた以上に重かった・・・・・・

体脂肪も計れる機能が付いていまして、驚きました。

私、体重の半分近くが脂肪だ・・・・・。涙。

この仕事を始めて三十路を過ぎてからでも体力が付くことを知ったのに・・・。

最初の頃は痩せたのに・・・・。やはり最近ではそれなりに肩書きなんか

付いちゃってそれにあぐらをかいて幅を効かせていたのがいけなかったのね。

これじゃぁ、恋の一つもできないわ。まだ嫁入り前なのに。涙。

恋にダイエットに仕事に受験勉強。気分は10代でがんばろうっと。

あ、優先順位が違うか?!


願書

2006-12-11 23:23:18 | Weblog
看護学校の願書を取りに行ってきた。2校受験するつもりだがとりあえず

第一希望の学校に行ってきた。学生らしき人が何人かいたけど・・・・

若い!! そうだよなぁ、大半は10代なんだよなぁと改めて実感。

バイク通学なんてもちろん禁止だけど定期代がもったいないのでこっそり

乗るつもり。回りに置いておけそうな所はないかと探してみたり。

そして言われるまで気が付かなかった「学生服」。入学案内を見て初めて

制服を見たのだが・・・なんとか着れそうかな。30過ぎて学生服なんて

着れないよ!!と職場でごねてみたが絶対着用なんだそうな。

わりとOLっぽい感じです。そして体育の授業もあるし、球技大会や修学旅行も

あったりする。い、今更っすか・・・って感じだけど仕方あるまい。

去年の入試問題を購入してきたけどはっきり言って分からない・・・・涙。

因数分解ってなんだっけ?ルートの計算ってどうやるんだっけ?

杜撰ってなんて読むの?葦編三絶、泰然自若ってどういう意味?

あ~かるくヤバイどころじゃないよ・・・・。

中学の記憶なんて時空の果てに吹っ飛んでるよ・・・・。

晩年

2006-12-08 22:50:01 | 病院のシゴト
朝、着替えていると「Iさん、昨日、亡くなったんだって」と話しかけられた。

「え?どこで? ココ? だって先週、退院したばかりだよ・・・」

Iさんは50代の男性。お酒大好き、タバコ大好き。不摂生しすぎて内蔵悪すぎ。

目も白濁しているぐらい。歩くことは出来るけど、ふらつきがあるから通院は

車いすを利用している。何度となく入退院を繰り返している。

本人は入院することが嫌で嫌で仕方がないうえに病気だという認識がかなり低い。

入院しては暴れる。杖を振り回す。点滴を勝手に抜くので血まみれになる。

病室内でタバコを吸う。なので毎晩、自宅へ外泊する。入院・・・なのか?笑

かなりやっかいな患者リストに入っている。救急隊から連絡が入るたびに

各病棟で押し付け合いになる。苦笑。でも振り返ってみれば最後とその前の

入院は子供返りしていた為か、やっかいものだけど何故か愛されキャラに

なっていた。見た目は怖そうなオッサンなんだけど手を振れば、にかっと

笑って手を振り替えしてくれる。やっかいなことをしでかす度にみんな

文句を言うが本気では怒っていない。私も部屋の前を通る度になぜか

「大丈夫?」と覗いていた。何故だろう?未だに答えは出ない。

で、亡くなった日も外来にいつものように来ていたらしい。

採血の数値が悪かったらしくまたしても入院って事になったみたいで

入院して30分後に部屋に行ったら心停止していたという。

挿管もしたけどダメだったらしい。

その日は私はちょうど休みだったのでお別れできなかったけど

病棟スタッフ以外に外来ナースまで霊安室にお別れしに行ったと言っていた。

奥さんもほっとしました。と言っていたというが、ホンネだろうなって思う。

あのオッサンを家で看るって相当大変だと思う。私たちは仕事だから出来る。

やっかいなオッサンだったけどみんなに愛されて最期は苦しまずにコテっと

死んで、不謹慎だけどいい死に方だったんじゃないかな~って思う。