■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

ツーリング3日目

2006-03-31 12:41:58 | バイクのコト
朝の長浜は晴れていた。しかし、道路情報では21号線でチェーン規制が出た・・・

か、帰れるのか? いち早くチェーン規制が出たのが関ヶ原を超える国道。県境辺り。

そりゃ、山脈だもんねぇ・・・。米原は積雪5センチと出たので南には進めない。

やはり関ヶ原を超えるしかない。関ヶ原を超えるには365号か21号線がある。

鍾乳洞に行くには365号線。これから雪が降る事はないから365号に決めた。

しかし、道路情報で365号にもチェーン規制が出た。う~む。大丈夫な気がするが地元民では

ないので絶対的な自信はない。前に21号で関ヶ原を超えた時にはそんなに標高が高くなかった

記憶が。悩んだ末に出発を8時まで遅らせ、パッキング中にタクシーの運ちゃんを捕まえ

相談してみた。標高が低く交通量の多い21号を勧められた。泣く泣く鍾乳洞は諦め21号を

使って養老の滝へ。途中、日陰の白線にはシャーベットが残っていたが走行には問題が

なかった。養老に入れば天気も良いし雪もない。養老ランドにバイクを止めて滝まで歩く。

ランド内は雪が積もっていて歩き辛い。傾斜もキツクてバイク用に厚着しているから汗だく。

滝ってマイナスイオンが大量に放出されているって聞いた事があるからしばしイオン浴。

降りる時はリフトを使ってみた。濃尾平野を一望できて遠く名古屋の駅ビルまで見えて感動。

お土産やのおばちゃんとしばし話して、やっぱり地ビールを買ってみた。笑。

水がお酒に変わったという菊水泉の水を飲んで体内も浄化された感じ。

最後に岐阜で墓参りして羽島から高速に乗って家路についた。

あっと言う間で根性の3日間だったけど振り返ればそれが楽しさに。

見残し、食べ残しも多かったのでまたいつかリベンジするぞい!

ツーリング2日目

2006-03-30 12:14:24 | バイクのコト
朝起きると伊勢は晴れていた。寒いけど。でも天気予報はこれから私が向かう行程に

対し何度も雪をくり返す。となると距離は稼げないだろうから、早々と比叡山に行く為にも

伊勢道を使った。途中から雨に降られ関ではどしゃ降りに。気温は4℃。道の駅で

コーヒーと志ら玉を食べながら一服。鈴鹿峠は雪は積もっているが路面は問題ないので

このまま一気に比叡山に向かう事に決めた。鈴鹿峠での気温は2℃でした。笑。

今回のメインの比叡山は延暦寺ではなく横川エリアである。おみくじ発祥の地である。

ここのおみくじは引くのではなくお言葉を頂くのである。おみくじ引くのに1時間かかる。

お坊さんのお説法を聞かされるなどの話を聞いていた私は是が非でもひきたい!

平安京の鬼門を守っていた良源さんに会いたい!となんちゃってオカルト好きな私は

雪の中を遠路はるばるやってきた。前回、比叡山を訪れたときには知らなかったのよ。

会いたかった良源さんのありがたい姿を拝んでからおみくじを引きたい胸を僧侶に伝え

中に入る事に。一枚の紙を渡され名前、数え歳、理由を書き込む。数え歳を書くだなんて

雰囲気あんじゃ~んなんて思いつつ、紙を僧侶に渡す。今振り返ると、数えじゃなく満を

書いてしまったんだけどね。笑。

理由について僧侶と色々話す。なんだか嫌な予感がしてきた。

僧侶「あなたは、おみくじで駄目だと出たらやめるのですか?」

私 「いえ、駄目と出てもやめません」

僧侶「では、自ずと答えが出ているではないですか。おみくじを引く必要はないでしょう」

が~ん・・・・。頭真っ白。おみくじを引かせてもらえないだなんて予想していなかった。

他にも引けない人はいるのか聞いてみたら、ここのおみくじはその人の人生をも大きく

変えてしまうほどのものなので、引く必要があるのかないのか話し合い、引かない人も

結構いるとのこと。良源さんのお札や携帯ストラップやお香を買い込んで泣く泣く下山した。

再び琵琶湖大橋を渡り今日は長浜に泊まろうと走り続けて行くとどんどん吹雪いてきた。

風も強く琵琶湖が激しく波打っている。気温2℃。自分に積雪。笑。

長浜で宿を探し、泊まりたいと思っていた宿が2つともNG。う~ん、さすが春休み。

仕方なく駅前のビジホで部屋を取り風呂に入って体を暖めて気を取り直して黒壁スクエアに。

鯖そうめんというのろしがすご~く気になり食べてみる事に。甘辛く煮込んだ鯖にたれを

からめたそうめんが添えてあるんだけど、これが美味しい。多分、鯖は一度、焼いてあるんじゃ

ないかな。そうめんが付いているならと単品で頼んだんだけど、これは単品で頼むものでは

なかった。おかずでした。笑。他にも何か食べようとウロついているとのっぺいうどんってのが

気になった。郷土料理の店に入ってのっぺいうどんを聞くとゆばのあんかけが乗ったうどんだと

いう。それにしようと思っていたら店の主人がやたらと鴨うどんを勧める。あまり肉が好きでは

ないと伝えるとそう言う人もこんな肉は食べた事がないと驚くと言う。養殖ではなく天然の

真鴨だから味が違うという。う~ん、じゃぁと勧められるがままにそれにした。

確かに美味しかった。曾祖母から伝えられる鴨の首の肉と山椒を使ったつくねも美味しかったし。

奥さんが作る野菜も美味しかった。でも、次は普通ののっぺいうどんで。笑。

てな訳で長浜の町を散策し吹雪いて寒いのでスーパーで地ビールを買って部屋でのんびり過ごす。

明日は関ヶ原鍾乳洞と養老の滝を見て墓参りしてから帰ろう。

ツーリング1日目

2006-03-29 11:27:04 | バイクのコト
なんとなく3日間の休みを取ってみたので長距離ツーに出る事にしてみた。

当初は福井県をメインに走ろうと思っていたのだが、生憎3日間とも雪予報。

急遽ルートを変えたが二日目に希望していた比叡山も雪予報。

でも、今回絶対に比叡山に行きたかったのでちと強硬してみた。


私の旅と言えば船に乗る事。少しでもいいからバイクと一緒に船に乗ると

なんとなく、ものすご~く遠くに旅しますって気分になる。

と言う事で浜松西で高速を降りて伊良湖岬から伊勢湾フェリーで鳥羽に入る。

この3日間に限り寒波が来てしまい凍える程寒いし、早く走れないので時間もかかる。

何か食べようと思ってフェリー乗り場の食堂を覗くと20人ぐらいのバイク集団がいて

なんとなく気が引けたので土産物やでメロンブッセとコーヒーを買ってベンチに座る。

メロンブッセのやっとクリームが顔を出したところでかじかんだ手がうまく動かず

ブッセを落としてしまった・・・(涙)普段なら拾って食べるけど、人の目が・・・

てな訳で船の中で爆睡して体も暖まったトコロで伊勢まで行く。

おかげ横丁で伊勢海老コロッケをいただく。ちょうど揚げている最中だったし

揚げたてをいけるかなと思ったんだけど、ハイまいど~と発砲スチロールの中から

ちとぬるいコロッケが・・・。ま、そんなモンだろうよ観光地。

今の仕事についてから、すっかりタバコは止めてしまったのでつぼやのお試し

キセルセットはお土産にする。伊勢神宮は・・・前にも見てるしなぁと悩みながら

少しだけ覗いてみた。しかし、こんな時期に休みを取ってみたが世の中春休みなのね。

混雑している。駐車場で今宵の宿を決めかねていると、バイクの周りをウロつくおっさん。

・・・慣れてます。こういうの。まず、ナンバープレートで何処から来たのかを確認。

次に車体に書いてあるバイク名を確認。そして「これは何シーシー?」と声をかけて

くるのがパターン。笑。

結局、宿は伊勢市街からちょっとだけ離れた宇治山田ってトコロ。

河崎商人ナントカっていう川沿いに栄えた町並みに歩いて行ける場所だったので

風呂に入って体を暖めてから夕方の町並みを散策。でもみんな仕舞ってるヨ・・・

興味のあったウマイ魚を食べさせますってのもやってなかった。なので伊勢うどんを

食べる事にした。以前、おかげ横丁で食べた時には美味しいと思えなかったので

今回は雑誌にも載るようなお店に。期待を胸に飛び込んでみると撮影中だよ・・・

取材陣の手にする本をチラ見したら「全国うまいうどん食べ歩き」みたいな感じだった。

う~ん、気まずい。客は私だけだし、周りではパシャパシャ撮影してるし。

結局、お味はといえば、やはり私には伊勢うどんは美味しいとは言いがたい。

私が衝撃を受けたうどんは、秋田稲庭うどん、上州3大うどんの桐生、讃岐うどんの出し汁、かな。

そんなこんなで逆にお腹が空いてしまったのでホテルに戻ってから付属のレストランで

大海老フライセットを食べてしまった。海老好きの私としては海老をほおばるってかなり

幸せでした。西に来たなぁ~と実感するのはお味噌汁が「赤」って事でしょうかね。

明日の比叡山はホントに雪なのかなぁ~と天気予報とにらめっこしながら1日目が終わりました。

整体

2006-03-15 22:58:54 | 病院のシゴト
患者さんの息子さんで整体の先生がいる。噂には聞いていたのだが、私は今日

初めてお目にかかる事が出来た。そして、いきなり後ろから眉間をマッサージ

していたかと思うと頭と顎を押さえられ、首を左右にひねられた!

えっ?!っと思う間もなく左右に「ゴキゴキッ、ゴキゴキッ」と首が鳴った・・・

今まで何件かの整体を回って良いトコロがないか探していたのだけど

こんな骨?が鳴る経験は初めてだ。結果、首が軽くなったのかどうか

よく分からないんだけど、首が変な感じ。今まで回らなかった首が回るように

なったんだけど、今まで聞いた事がない音が鳴りだしているんだけど・・・。う~ん。

よくよく話に聞くと、開業している場所が私の家の近所で通勤途中。

帰りがけに探してみたら、商店街の中にいくつか整体があって、

私があまりにもの怪しさに却下していたトコロだった・・・。

とりあえず、一度行ってフルコースは受けてみようと思っているのだけどね・・・。

2006-03-14 23:27:43 | Weblog
実家の犬が天に召されたと妹からメールがきた。

もうかなり危ないとは知っていたけど、今冬は乗り切るかなと思っていたんだけど。

もう12歳の老犬。やっぱり無理だったみたい。

元来、私は犬が嫌いである。実家にいた犬もラブラドールでデカイ犬。

私が中3の時に一軒家に引っ越し、父と妹は犬を飼いたがったが私が断固反対し、

どうしても犬を飼うなら私がこの家を出て行ってからにして欲しいと頼んだ。

その通り、私が家を出てから飼った犬なので私がたまに家に帰っても私には

特になつくわけでもない。ましてや私は犬嫌いなので近寄る気もない。

そんな彼女(犬)と一歩踏み込んだ仲になったのは一昨年の秋、まだ父が

入院中だったときに母も病に倒れ入院してしまった時に意を決して両親の為

というより犬の世話の為に実家に半年も帰った事がきっかけだった。

いきなり犬嫌いの私があんなバカデカイ犬を一人で散歩に連れて行かなくては

ならない事自体が今、振り返れば無我夢中だった。今だから笑えるけど

実は首輪の付け方も間違っていて、よくそんなんで逃げ出さなかったねって感じだし

散歩ルートは知らないので彼女の気の向くまま、躾けどころの話ではないって感じだし

毎日、毎日、朝から犬の散歩して、病院を往復して、夕方の犬の散歩してのくり返し。

すれ違う犬の飼い主には、あの犬はラッキーちゃんだけど連れている人は誰?

お父さんは?お母さんは?最近、見ないけど、とウザイのなんの。最終的には

両親が行っていた散歩の時間とはずらして散歩していた(苦笑)

そんな彼女ももう実家に帰っても吠える事なく出迎えてくれる事もないと思うと

涙が出る程、悲しい。そんなにも彼女の存在が私のココロのウエイトをしめていた事に

自分でも驚いた。まぁ、いつかはみんな天に昇るのだからまたその時、散歩しよう。