先回の続きです ⇒ 珍客の来訪(キジ) 2023-05-04
私は野鳥の撮影の真似事を始めて2年ほどになります。撮影する野鳥の種類も少しづつ増えつつありますが、ツバメだけはまだ撮影した経験がありません。あのスピードで飛び回る瞬間は、私のカメラスキルではとても無理だと諦めていました。
そんな中、7月10日の朝、わが家の2階の部屋の窓際から騒がしい鳥の声がしました。そっと覗いてみると、ツバメのヒナが6~7羽窓際に止まっています。
巣立ちしたツバメのヒナがどこからかわが家にやってきて、口を大きく開けて親鳥からの餌を待っているように見えます。
そっとカメラを取り出して、ツバメに気づかれないように窓越しに写真を夢中で撮りました。
ツバメのヒナへの給餌は雄雌で分担して行い、ハチ、ハエ、メイガ、カメムシ、ウンカ、ゾウムシ、アブ、トンボなど空中を飛んでいる多数の昆虫です。
ヒナ5羽の巣の観察では1日最高639回給餌した記録があるそうで、雛は1分間に1回食したことになります。給餌は巣立った後もしばらく続けられます。
ツバメのヒナは、孵化後20日前後で巣立ちます。巣立った後、数日間はヒナ同士一緒に行動し、電線などに止まって親から給餌を受けます。
また、巣立ち後1~7日間位は巣に戻って寝るが、1~2週間し、自分で餌を採れる様になるとヨシ原等で集団塒をとる様になり10月中旬頃から南へ渡って行きます。
渡り鳥であるツバメは、3月下旬~4月上旬頃になるとフィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど東南アジアから海を越えて、日本にやってきます。
距離にするとおよそ2000~5000kmにもなり、ツバメは小さな体ですが、とてもパワフルで沖縄、九州をへて北上し、各地で子育てを始めます。
産卵の時期は、4月末~7月末頃。3~7個の卵を生み、8月頃に巣立ちの時期を迎えます。
産卵から孵化までは2週間ほど、孵化から巣立ちまでは3週間ほどで、雛は親鳥からたくさんエサをもらって大きくなります。
体の小さなツバメには、天敵がたくさんいます。カラス、ハヤブサ、ワシ、猫、ヘビなどを自分たちの巣に近づかせないよう、工夫する必要があります。
そこで、あえて人の多いところに巣を作り、天敵を近づけないようにしていると考えられています。
一方で、ツバメは農作物に被害を与える虫をたくさん捕まえてくれるので、農家の人からはとてもありがたがられるそうです。
巣立ったツバメは集団となって過ごし、親鳥から飛び方やエサの獲り方を教わります。その後、秋が近づく9〜10月に、ツバメたちは日本を離れます。
日本にやってきたときのように九州、沖縄をへて海を越え、遠くの南方へと飛び立ちます。そこで冬を過ごして、次の春、また日本に戻ってくるのです。
私が初めて撮影したツバメのヒナの写真、とっさの登場で夢中になって撮ったものです。画質や構図も悪くて見苦しい写真ばかりにも拘らず、最後までご覧くださりありがとうございました。
私は野鳥の撮影の真似事を始めて2年ほどになります。撮影する野鳥の種類も少しづつ増えつつありますが、ツバメだけはまだ撮影した経験がありません。あのスピードで飛び回る瞬間は、私のカメラスキルではとても無理だと諦めていました。
そんな中、7月10日の朝、わが家の2階の部屋の窓際から騒がしい鳥の声がしました。そっと覗いてみると、ツバメのヒナが6~7羽窓際に止まっています。
巣立ちしたツバメのヒナがどこからかわが家にやってきて、口を大きく開けて親鳥からの餌を待っているように見えます。
そっとカメラを取り出して、ツバメに気づかれないように窓越しに写真を夢中で撮りました。
ツバメのヒナへの給餌は雄雌で分担して行い、ハチ、ハエ、メイガ、カメムシ、ウンカ、ゾウムシ、アブ、トンボなど空中を飛んでいる多数の昆虫です。
ヒナ5羽の巣の観察では1日最高639回給餌した記録があるそうで、雛は1分間に1回食したことになります。給餌は巣立った後もしばらく続けられます。
ツバメのヒナは、孵化後20日前後で巣立ちます。巣立った後、数日間はヒナ同士一緒に行動し、電線などに止まって親から給餌を受けます。
また、巣立ち後1~7日間位は巣に戻って寝るが、1~2週間し、自分で餌を採れる様になるとヨシ原等で集団塒をとる様になり10月中旬頃から南へ渡って行きます。
渡り鳥であるツバメは、3月下旬~4月上旬頃になるとフィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど東南アジアから海を越えて、日本にやってきます。
距離にするとおよそ2000~5000kmにもなり、ツバメは小さな体ですが、とてもパワフルで沖縄、九州をへて北上し、各地で子育てを始めます。
産卵の時期は、4月末~7月末頃。3~7個の卵を生み、8月頃に巣立ちの時期を迎えます。
産卵から孵化までは2週間ほど、孵化から巣立ちまでは3週間ほどで、雛は親鳥からたくさんエサをもらって大きくなります。
体の小さなツバメには、天敵がたくさんいます。カラス、ハヤブサ、ワシ、猫、ヘビなどを自分たちの巣に近づかせないよう、工夫する必要があります。
そこで、あえて人の多いところに巣を作り、天敵を近づけないようにしていると考えられています。
一方で、ツバメは農作物に被害を与える虫をたくさん捕まえてくれるので、農家の人からはとてもありがたがられるそうです。
巣立ったツバメは集団となって過ごし、親鳥から飛び方やエサの獲り方を教わります。その後、秋が近づく9〜10月に、ツバメたちは日本を離れます。
日本にやってきたときのように九州、沖縄をへて海を越え、遠くの南方へと飛び立ちます。そこで冬を過ごして、次の春、また日本に戻ってくるのです。
私が初めて撮影したツバメのヒナの写真、とっさの登場で夢中になって撮ったものです。画質や構図も悪くて見苦しい写真ばかりにも拘らず、最後までご覧くださりありがとうございました。