シングルママの自立って…

2011年02月04日 19時41分52秒 | 日記

 写真は区役所1Fロビーに飾られたお雛様です。

今日、高校生の娘さんと暮らしているシングルママと一緒に福祉事務所へ行ってきました。彼女は病気があり、それでも自立を目指して就職活動を行い、やっと障害者枠で就労が決まり、働き出したばかりです。

「就労祝い金」がドット出ました。そうしたら福祉事務所は、給料も少ないけど入るからと、一旦生活保護を打ち切るというのです。

しかし、今生保を打ち切られてしまったら、半年も経たないうちに祝い金も使い果たし、生活が出来なくなるのは明らかです。それは福祉事務所の担当の方も認めていて、「一旦きってだめなら、また申請して元に戻ればいい…」というのです。

本来なら就職が決まって本当にうれしいお祝い金、しかしこれが出たために、今やっと自立のめどが立ってがんばっていこうという気持ちが折られてしまい、先行きの不安ばかりが増大してしまいました。

「お祝い金は要らないから、何とかこのまま生活が安定するまで生保を継続してもらえないか」とお願いしました。「規則は規則なので…」と言いながらも、一応検討はしてくれるとのことでした。

やっと自立の道を切り開いて一歩進みだした彼女にとって、この制度はお祝い金どころか不幸のお金

「どうだ!これで自立しなさい!」と言わんばかりのこの制度に疑問を持ちました。

これでは精神的にも実務的にも負担がかかる、あまりにも実態に合わないやり方です。

何とかしたい!必死に真面目にがんばるシングルママ自立のため、ねばり強く交渉するぞ!