足立区 公契約条例制定へ

2013年02月03日 19時41分34秒 | 日記

「人間らしく働ける賃金を保証する」第一歩

 1月に東京土建足立支部の新春旗開きが行われました。当日参加した区長の挨拶のなかで初めて、長年要求していた公契約条例について、期限の明示がありました。
 

「この間、様々な団体などの意見を聞いてきた。25年度は、さらに意見を聞きながら、パブリックコメントも行い、 何とか年度内に条例案として議会に提出したい」という趣旨です。
 

 ここにきて区は素案を作りながら議会の求めが出るまで表にも出さず、通常なら素案があればすぐにパブリックコメントを行いますがそれも行わず、実現目前と言われながらも、先の見えない状況でした。
 

 今回、期限を明示したのは大きな前進です。
 

 どのような条例になるのか、適用範囲はどうか、せっかく作っても有名無実にならないか…。
 今後チェック機能を果たす議会の役割も大きいと思います。私たちはより良い条例案となるよう、繰り返し提案も行ってきました。
 

 例えば今年度の予算要望でも「①区も「公契約条例制定の必要性は大きい」「策定すべきものと考える」との意見書を公表した。公契約条例を早期に制定すること」と項目を起こし求めてきました。
 

 公の契約において、人間らしく働ける賃金を保障することは、工事においては良質な工事を保証することになり、地域の経済を良い方向で循環させることになります。