国民健康保険について、4月からの保険料を大幅に値上げする案が2月15日の23区区長会で確認されました。
区長会が確認した2013年度の国保料率(基礎分と後期高齢者支援金分の合計)は、所得に応じて支払う所得割を8・51%から8・36%に引き下げる一方、加入者全員が同額を払う均等割を1200円値上げ。
均等割りの値上げは低所得と多人数世帯により大きな負担増となります。
また、H23年度に行われた国保料計算方式の変更(旧ただし書き方式へ)による負担増を軽減するための「経過措置」を廃止。新たに対象を住民税非課税世帯に狭めて2年間軽減策を行いますが、対象者は23区全体でこれまでの47万人から11万人へとわずか23%に縮小されます。
足立区でも4万4千世帯から1万2千世帯に減ってしまいます。
平均3188円の値上げ
これによって加入者1人当たりの国保料は2012年度9万5277円から9万8465円へと3188円増(年額)の値上げとなります。
区議会での審議傍聴を
共産党は値上げストップで奮闘します!
一人当たりは3188円ですが高所得世帯は下がり、その分中低所得世帯は大幅に上がります。
区長会の試算によれば(上記表参照)年収200万円の年金受給者の夫婦2人世帯では1万1567円増の値上げです。
議会には国保料を値上げしないよう求める区民からの陳情も提出されており、今後、区長が提出する条例・陳情の審議で各党の態度が問われます。
共産党は値上げストップで奮闘します。
3月13日の区民委員会、27日の本会議で議決されます
ぜひ、区議会の傍聴に来て下さい。