「猫の不妊・去勢費用助成、年度末でも受け付けてください」

2013年04月18日 21時41分51秒 | 日記

足立区では、飼い主のいない不幸な猫を増やさないために、猫の不妊去勢手術費助成制度を実施しています。区内のボランティア団体の皆さんなどがこの制度を利用し、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を行っていますが、2月、3月は申請を受付てもらえません。
 

 手術は生後6か月程度の時期に行うのが望ましく、春に生まれた猫は夏に、秋に生まれた猫は春に手術をすることが望ましいのですが、夏は暑く化膿の恐れがあります。そのため手術後の猫を地域に返すボランティアとしては、そのようなリスクを冒して手術をしたくないというのが本音です。だから春の需要が多く、2、3月にも助成をしてほしいとの声があるのです。
 

 日本共産党はこの声を予算特別委員会で取り上げ改善を求めました。  
 これに対し区は動物病院に委任払いをしており年度をまたいでの予算執行が困難、4月は1日から受け付けているとしています。しかし、4月1日から受け付けると言っても「助成承認通知書」を受け取ってからでは猫をつかまえにいくので、実質4月当初は助成を受けられません。

 不妊・去勢手術をする需要が一番多くなる春の時期に助成が受けられるようにするべきです。年度をまたがっても予算を執行する方法はあるし、他の自治体では年度末だからと申請を受け付けないということはしていないと追及したところ、「改善すべき必要があり、検討している」と前向きな答弁がありました。

 ネコの不妊去勢助成制度
 助成額(一匹あたり)
不妊手術(メス)4000円
去勢手術(オス)2000円
 

問合せ先
足立保健所生活衛生課庶務係
☎(3880)5375