新田小と新田中を統合し一貫校を建設した新田学園。共産党が指摘していた通り教室が不足したため、急遽近接した土地を購入し建設(併せて41億円投入)した新田学園第二校舎が完成しました。
1~4年生がこの校舎に通いますが、(5・6年は中学生と一緒に元の新田学園に)校庭は全くありません。
目先の統廃合に走った矛盾が
小中一貫校も形を変えた統廃合です。
統合新校である一貫校の新田学園建設計画時に、日本共産党は「開発でマンションが増え教室が足りなくなる」と指摘。しかし区は目先のことにとらわれ「急に増えるわけではないから大丈夫」と校舎建設を進めましたが、予想通り教室が不足し、今回の第二校舎の建設が必要になりました。
一貫校と第二校舎建設で合せて一〇〇億円以上税金が投入されたことになります。
廃校された元の新田小学校、新田中学校は土地も建物もそのまま残って使われずにあります。
目先の統廃合に走ったことで多額のお金もかかる、矛盾のあらわれです。
「今度は不足しないよう1各学年10教室作りました」と区の説明に「最初から計画的に沢山の教室を作っていれば」と痛感しました。
校庭が全くないため、1階の教室のベランダに50m走のトラックが設けられました。