自公政権でバラマキ復活?8か月で一気に着工 区内の荒川土手堤防強化対策工事

2013年11月14日 21時40分00秒 | 日記

区内の荒川土手 堤防強化対策工事

 荒川は一級河川なので国(国土交通省)が管理しています。これまでは徐々に堤防対策工事を行ってきましたが、自公政権が復活したとたんに工事の量が増え、今年度は8月から3月までの8か月間で足立区内(北千住側)の土手の工事を一気に進めようとしていることがわかりました。
 工事の内容は、土手の全体を遮水シートなどで覆い、その上に土をかぶせて土手を広げ、上部はアスファルト舗装をする、グラウンドなどが狭くなるので対策を講じるなど、かなり大規模なものです。今まさに、西新井橋のたもと(千住側)にすごい量のトラックが来て、土を積み上げ大規模な堤防工事が行われています。
 「国はお金があるんですね」との声が上がっています。
 

東京オリンピック口実のバラマキ ゼネコン型公共事業加速も懸念
 

 東京オリンピック開催が決定しました。スポーツを通じて国際平和と友好を促進するというオリンピック精神の実現が大切です。また、国民や都民の生活や環境と調和のとれた無理のない取り組みを進めることが求められています。
 しかし、オリンピックを口実としての公共事業の大盤振る舞いも懸念され、すでに経費が膨れ上げることを指摘する専門家もいます。

今年度行う区内の荒川土手工事
柳原地区  ●柳原堤防強化対策工事 240m
      ●柳原1丁目堤防強化対策工事 220m
千住大川地区●千住新橋上流堤防強化対策工事320m
      ●千住大川堤防強化対策工事 340m
      ●西新井橋下流堤防強化対策工事370m
千住桜木地区●西新井橋上流堤防強化対策工事400m
      ●千住桜木堤防強化対策工事 400m
      ●小台一丁目堤防強化対策工事 320m
      ●扇大橋下流堤防強化対策工事 300m
新田地区  ●新田一丁目堤防強化対策工事 250m
      ●新田二丁目堤防強化対策工事 240m
岩淵・新田地区
      ●岩淵水門下流堤防強化対策工事240m
      ●新田堤防強化対策工事 200m
      ●志茂堤防強化対策工事 240m
熊の木ポンプ場周辺 堤防強化対策工事 

 他にも西新井橋下流周辺整備工事(浚渫土をあげるための船着き場の撤去・アクセス坂路を整備)、土砂改良工事(2種類以上の建設発生土などを混合処理し、盛土材料を造る)、芝川水門耐震対策工事(門柱・堰柱・床版・梁の強化)、河川維持浚渫工事などがおこなわれます。