待機児ゼロに見合う認可保育園増設目標もち推進を
都は7月24日、4月1日現在の保育園の待機児童数が2年連続で増え、8586人(120人増)になったと発表しました。
①世田谷区861人(前年比△337)②目黒区617(+318)③大田区572(+343)④江戸川区420(+23)⑤府中市383(+87)⑥中野区375(+118)⑦足立区374(+68)と一部の自治体を除いて前の年より増える状況となりました。
日本共産党東京都議団は28日、小池百合子知事に対して待機児童ゼロに向け保育の量と質の拡充を求める申し入れを行いました。
「隠れ」待機児含めると2万人以上
申し入れでは都内の今年4月1日現在の待機児童数は、認可保育園への入園を希望したが入れずに、認証保育所を利用している子どもや保護者が育児休業を延長した子どもなどを含めると2万人を大きく超えていると指摘。
都として補正予算を組み緊急に対策の拡充を行うよう求めました。
申し入れ項目は下記です。
◆待機児童ゼロに見合う認可保育園の増設目標及びそれを達成する具体的計画を明らかにすること
◆都として公立保育園の施設整備費や運営費への補助を行うこと
◆土地確保対策を拡充・強化し、都有地等の活用をさらに促進すること
◆保育士等への人件費補助の拡充を行うこと
◆認可保育園への指導検査を強化すること
都と一体となって足立区の増設へ
68人の待機児増となった足立区は都の施策拡充と一体となって認可保育園増設を進めるよう強く求めていく構えです。