政府が6月公表した2014年度の大口排出事業者のデータを環境NGО気候ネットワークが分析。それによると日本の温室効果ガス排出の50%を129の事業所が排出。家庭や中小企業、自家用車は合わせても28%弱ということが分かりました。
129事業所はすべて発電所、製鉄所、セメント工場、化学工場、製油所、パルプ・製紙工場の6業種です。
また85発電所の排出量が日本の排出の3分の1を占め、うち36の石炭火力発電所から日本全体の17%が排出されました。
排出量の多い上位30事業所では石炭を大量に使う石炭火力発電所や製鉄所が大半を占めています。
気候ネットでは、石炭火力を減らし、省エネと再生可能エネルギーを増加させることが温暖化対策の重点だと指摘してしています。
日本の温室効果ガス排出量
13億6400万トン-CО2
(2014年度)
● 発電所 33・0%(85事業所)
●素材工場 17・1%(44事業所)
●その他大口事業所・運輸事業者
22・4%
●家庭・中小企業・車等
27・6%
◆ 日本共産党区議団は、足立区に対し、「日本で一番地球にやさしいひとのまち」のスローガンにふさわしい取り組みを行うよう求め、質問や提案をしています。
昨年も「地球規模で考え、足元から行動する」構えで積極的なCO2削減目標を持つよう質問し、区も「被災地支援と共に、防災対策強化、根本要因の温暖化対策防止へ、力をつくします」と前向きな答弁でした。
今朝は地元の千住大橋駅でご挨拶。
駅がどんどんきれいになっています!