都心を低空飛行する羽田新飛行ルートの実機による初めての確認試験飛行が、1月30日から行われました。
足立区の上空も新飛行経路に入っており、離着陸時に区内上空を繰り返し通過しました。
区は当初、高度が1500mと高いため影響は小さいと説明してきましたが、試験飛行が始まると、頻繁な実機の飛行に、地域の住民から「思っていたよりも低く、音もうるさい」「こんなに頻繁とは思わなかった」と苦情が相次ぎました。
南風・着陸時には、2分に一機の割合で飛行したことが分かります。
江戸川区が実施した荒川沿い清新町の騒音測定では、1月31日に89機が飛来、最大73デシベルを記録しました。
都心や人口密集地の上空飛行は、墜落事故や落下物事故が起きれば、人や建物が深刻な被害を受ける危険性が高く、品川区とか大田区などでは反対の運動も起きています。
「世界の大空港は環境と安全を守るため、郊外や洋上に建設するのが主流」になっており、安全確保、騒音防止、地域との共存を重視するのが世界の流れです。
この流れに逆行し、3月29日から羽田新ルートの強行は許されません。
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