Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

NaoのプロフィールRevisited(Part 2)

2018-03-15 | 英語の学習
Hello, and thank you for coming back and read this article. I am Sari and I will continue to interview Nao for the sake of your getting to know him as a writer of his articles or stories about English. Hope you will enjoy.ではでは、前回の続きです。

Sari:で、オハイオ大学の大学院で言語学を勉強して、その後別の大学に行ったってことでしたよね。そこで終わりでしたよね。
Nao:ですね。ちょっと補足なんですが、オハイオ大学で学んだことについて少し触れておかないと、皆さん、言語学って何って思われていると思うので。
Sari:なるほど、では手短に。
Nao: え?手短に。厳しい…では簡単に。基本、言語学っていうのは、言語とは何か、ヒトが持っていて、他の種が持っていないコミュニケーションツールの特徴はどんなもので、どのように構成されていて、ヒトはそれをどのように理解し、使っているかなどを研究する学問です。言語に係わるどの部分を研究するかによって細かい研究分野があります。
Sari:なんか、ややこしいですね。で、手短に言うと、Naoさんは何を勉強したです?
Nao:言語学の基本分野、つまり、統語論、意味論、語用論、音声学…
Sari:やめてください!さっぱりわからないじゃないですか。
Nao: すみません。わかる方にと思い…僕は、もともと日本人は何で英語をこんなにもマスターするのが苦手なんだと思い、どのように勉強すべきかのヒントを得るために大学院に行こうと思ったので、言語学の分野でも、第二言語習得論を中心に言語学のいろいろな分野を勉強しました。
Sari:つまり、日本人はどのように勉強すれば英語が上手くなるかってことですか。
Nao:最終的にはそうなりますね。そして、どのような教え方が効果的かを発見することですね。
Sari:ん?日本の英語教育はよくないと?
Nao:ピンポン!いや、そう思っています。今もそう思っていますよ。なので、Ohio大学では、TESL(Teaching English as a Second Language)、TEFL (Teaching English as a Foreign Language)を中心に勉強をして、学位はMA in Applied Linguistics(応用言語学)で、TEFL Emphasisということになりました。
Sari:なんか、わかったような、わからないような。ま、いっか。で、本題の次の大学の話ですが。どこに行ったのですか?
Nao: はい、次はイリノイ大学のシャンペーン・アーバナ校(University of Illinois at Champaign-Urbana)です。
Sari:そこは、いい大学なんですか?
Nao:とてもいい大学ですよ。いろいろなランキングでも上位の方に入る州立大学です。教授も世界的に有名な人たちも多いですしね。僕もそんな先生たちに学びました。誇りに思っています!
Sari:ま、それはおいといて…何を勉強したんですか?
Nao:いろいろ検討した結果、博士号のプログラム内容から、中等教育学部にある、SLATE(Second Language Acquisition and Teacher Training)というプログラムに入ることにしました。
Sari:第二言語習得と教師教育、みたいな?
Nao:ピンポン!いや…それでいいです。教育学部に所属はしていましたが、ほとんどの科目は言語学部のもので、あとは心理学部や教育学部の科目を選択で取りました。
Sari: 第二言語習得はわかりますが、教師教育っていうのは?
Nao:中等教育学部だったので、中学校や高校の先生になりたい学生たちの学部ですから、日本でいうと、教職課程を中心の学部なので、僕もその学部に所属したので、通常の教科教授法に関わる勉強もしましたね。
Sari:なるほど。アメリカの中高校の先生になる学生を育てている学部なんだ。
Nao:ですね。みんな使命感を持って熱心に勉強してましたね〜。日本よりも、かな?
Sari:日本人よりも…それは失礼じゃないですか?なんでそんなことがわかるんですか?
Nao:実は、イリノイ大学ではTA(Teaching Assistant)としてTeaching Techniques Lab(教授法研究実習室)のSupervisor(指導教官)をしていましてね。そこでは、教職課程にいる学生たちが、自分の専門教科をいろいろな教授手法を使って1年生で構成される10人以下の学生たちに教えて、その教授法を試して学んでいくんです。
Sari:で、Naoさんの役割は?
Nao:学生の教案のチェックと指導、実習中はビデオを撮って、その後のビデオを見ながらの個別指導ですね。
Sari:アメリカ人の学生を個別指導するんだ。
Naoですね。だから、彼らの子供たちを教えることに対する使命感や熱意なんかがわかったわけです。
Sari:その仕事大変でした?面白かったですか?
Nao:まあ、学生の教える教科が数学、歴史、文学、フランス語など多様で、また、いろいろな性格の学生もいましたから、大変な部分はありましたけど、アメリカ人学生の気質やアメリカの教職課程についても知ることができたことはとてもいい経験になりましたね。授業中、生意気な1年生にいろいろ指摘されたこともあり、ビデオを見ての個別指導の時に泣いた女子学生もいたり、まあ、今考えると、面白かったかなって思いますね。
Sari:なるほど。そこではどれくらい働いていたんですか?
Nao:結局2年くらいはしていましたね。
(to be continued...sorry)