Naoの誰でもわかる!英語の話

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「使える英語表現」(No.5)

2005-08-23 | Weblog
表現5)When push comes to shove, …(いざとなったら…)

ちょっと難しい言い方ですが、この表現は、将来の話し、何らかの計画の話しをしている時によく使います。「でもだいじょうぶ?心配なんだけど…」「まあ、いざとなったら…」といった具合です。ではその文の中身を見てみましょう。きわめて雑な訳をすると「プッシュ(push)がシャプ(shove)になる(come to)時には」となりますね。Pushは「押す/押し」で、Shoveは「突く」。どちらも「押す」ことには違いはないですが、その単語の意味する「力」(「押す」と「突く」)に違いがあります。

それらの単語の意味を文に入れてみると、「押しが突きになった時には」、もうちょっと日本語らしくすると、「押されていた状態が突かれたような状態になった時には」ではどうでしょう。わかりますか?つまり、最初はちょっとしんどい(pushされていた)状況ではあったものの、なんとかしのいでいたものが、それが、もっと大変な (shoveされたような)状況になった。ただがまんしているだけじゃあ押し倒されてしまう。「どうしよう…!」そんな危機的な状況になったら誰でも何かをして対処しようとしますよね。

そのような状況を伝える表現が「When push comes to shove(いざとなったら…), …」で、その取るであろう行動が「…」に入ります。ちなみに、push、shoveともその概念を指しているので、冠詞 (a, the) 等はつきませんので、念のため。では最後に例文です。

A: I will live on 500 yen each day until the next payday.
B: That's impossible! You have two more weeks to go.
A: Well, when push comes to shove, I will sell my watch.
B: That old Disney watch? Sure.

どうですか、分かりましたか?今回はちょっと難しい表現でしたが、何でもまずは自分でわかろうと努力することが肝心。でも、When push comes to shove, you can always ask someone. でしょ?See you next time! (N.N.) (C)2005

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