Hello, everyone! 今回から新しいシリーズが登場です。映画やテレビドラマを見ていて、「え?こんな単語(語)を使うんだ。辞書ですぐ出てくるやつと違うな~」なんて思ったことありません?そんな言葉(語彙)について話しをしたいと思います。今回はその第一回。成功か、失敗か…Here you go!
単語1)a sitting duck(だましやすい人)
さてさて、この名詞句(単語じゃないんで…)、なんでそんな訳になるの!と考えておられる皆さんも多いかと思います。僕も最初はそう思いましたから…。duck の意味はというと、そう、ディズニー好きの人はみんな知っているドナルド・ダックのダック。「ということは~アヒル?」その意味もあります。そして、あの美味の中華料理と言えば…そう、北京ダックですね(食べたことないですが…)。あのダックは、アヒル…?じゃなくて、カモですね。はい、この名詞句にあるduckは、カモのことです。
「だましやすい人がカモ?」あ、するどい!なんか日米言語文化の共通点がここにも…。なんて難しいことではないですが、確かに何か通じるものがありますよね。それがどこから来ているかは定かではないですが、覚える時には便利ですね。つまり、日本語の「カモ」が英語では (a) sitting duck。そう覚えましょう!「ちょっと待って!でも、どうしてsitting duckが「カモ(だましやすい人)」なの?」そう、それを言わなきゃ!(Sorry, guys…)
これは、カモ猟のことを想像すればすぐにわかります(あ、もうわかりました?)。ハンターが銃でカモも撃つ時、もしカモが飛んでいたら、それ(a flying duck)を落とすのは難しいですよね~当然。ところが、同じカモが地面の上でじっとしていたらどうでしょう?それ(a sitting duck)をしとめるのはたやすいですよね。この意味(だましやすい人)はここからきています。
つまり、a sitting duck(じっとしているカモ)は、無防備(defenseless)で、弱い、脆弱(ぜいじゃく)な(vulnerable/ヴァルネラブル)なものですよね。そんなカモのことが人間の比喩にも使われて、「格好の標的」「無防備な人」「だましやすい人」といった意味になるというわけです。使い方はさして難しくありません。誰々は、a sitting duck だよね~のように使えばいいだけです。え?わからない?じゃ~あ、下の例を見て確認してください。
□ The Japanese tourist was a sitting duck for the con artist at the Waikiki Beach.
(日本人の観光客は、ワイキキビーチの詐欺師にとっては格好の標的(カモ)だった)
□ The sweet old lady is a sitting duck for an aggressive door-to-door salesperson.
(やさしいおばあちゃんは、攻撃的な訪問販売員にとっては格好の的である)
といった感じで使うことになります。この時に気をつけるのが、a sitting duck のあとに続くforのことです。このfor は、「~(誰々)にとって」という意味の前置詞になります。つまり、誰にとってのsitting duckなのかをはっきりするということですね。そう言えば、このようなことも言えますね。
□ Most Japanese people were just sitting ducks for Social Insurance Agency.
(ほとんどの日本人は、社会保険庁にとって、きわめてごまかしやすい人間だったわけだ)
ね、そう思いません?では、今回はこの辺で。英語っぽい単語(名詞、名詞句)、また紹介しますね。Good-bye! Nao
単語1)a sitting duck(だましやすい人)
さてさて、この名詞句(単語じゃないんで…)、なんでそんな訳になるの!と考えておられる皆さんも多いかと思います。僕も最初はそう思いましたから…。duck の意味はというと、そう、ディズニー好きの人はみんな知っているドナルド・ダックのダック。「ということは~アヒル?」その意味もあります。そして、あの美味の中華料理と言えば…そう、北京ダックですね(食べたことないですが…)。あのダックは、アヒル…?じゃなくて、カモですね。はい、この名詞句にあるduckは、カモのことです。
「だましやすい人がカモ?」あ、するどい!なんか日米言語文化の共通点がここにも…。なんて難しいことではないですが、確かに何か通じるものがありますよね。それがどこから来ているかは定かではないですが、覚える時には便利ですね。つまり、日本語の「カモ」が英語では (a) sitting duck。そう覚えましょう!「ちょっと待って!でも、どうしてsitting duckが「カモ(だましやすい人)」なの?」そう、それを言わなきゃ!(Sorry, guys…)
これは、カモ猟のことを想像すればすぐにわかります(あ、もうわかりました?)。ハンターが銃でカモも撃つ時、もしカモが飛んでいたら、それ(a flying duck)を落とすのは難しいですよね~当然。ところが、同じカモが地面の上でじっとしていたらどうでしょう?それ(a sitting duck)をしとめるのはたやすいですよね。この意味(だましやすい人)はここからきています。
つまり、a sitting duck(じっとしているカモ)は、無防備(defenseless)で、弱い、脆弱(ぜいじゃく)な(vulnerable/ヴァルネラブル)なものですよね。そんなカモのことが人間の比喩にも使われて、「格好の標的」「無防備な人」「だましやすい人」といった意味になるというわけです。使い方はさして難しくありません。誰々は、a sitting duck だよね~のように使えばいいだけです。え?わからない?じゃ~あ、下の例を見て確認してください。
□ The Japanese tourist was a sitting duck for the con artist at the Waikiki Beach.
(日本人の観光客は、ワイキキビーチの詐欺師にとっては格好の標的(カモ)だった)
□ The sweet old lady is a sitting duck for an aggressive door-to-door salesperson.
(やさしいおばあちゃんは、攻撃的な訪問販売員にとっては格好の的である)
といった感じで使うことになります。この時に気をつけるのが、a sitting duck のあとに続くforのことです。このfor は、「~(誰々)にとって」という意味の前置詞になります。つまり、誰にとってのsitting duckなのかをはっきりするということですね。そう言えば、このようなことも言えますね。
□ Most Japanese people were just sitting ducks for Social Insurance Agency.
(ほとんどの日本人は、社会保険庁にとって、きわめてごまかしやすい人間だったわけだ)
ね、そう思いません?では、今回はこの辺で。英語っぽい単語(名詞、名詞句)、また紹介しますね。Good-bye! Nao