表現144)I was blown away.(おったまげた。)
すみません、もう誰も使っていないような古い言い方で…。でもまあ、その日本語が一番英語の感覚を表しているような気がします。「すごく驚く、圧倒される」といった感覚で使われるのが、このbe blown awayという表現です。もちろん、同じような意味の英語は他にもありますよね。例文をどうぞ。
I was surprised to hear the news.
(そのニュースを聞いて驚いたよ。)
I am overwhelmed by the amount of work I have to do.
(僕がしなければならない仕事の量に圧倒されているよ(本当に驚いているよ))。
I was so amazed by his stupid remarks.
(僕は彼のばかげた意見に本当に驚いたよ。)
I was astounded by the news.
(そのニュースを聞いて仰天したよ。)
これらの単語(surprise, overwhelm, amaze, astound)は、若干の意味の違いがありますが、「驚く」という感じを表すという点では共通したものを持っています。え?それらの違い…ですか?じゃあ、簡単に僕の感覚で区別をしてみましょう(正確かどうかは…?です)。
まず、不意に何かが起こったことで「驚く」のが be surprised。何かが「すごすぎて圧倒される」のが、be overwhelmed。「え?うっそ~」といった感覚の驚きを表すのが、be amazed。そして、「びっくり仰天」という感じがbe astounded、という感じですかね。ということは、be blown awayに一番近い言葉はbe astoundedということになりますね。
be blown awayは受け身形ですから、もともとの形はblow awayですね。blowは「吹く」、そう、風が吹くの「吹く」です。awayは「~離れて、遠くに」といった意味がありますから、blow awayで「吹き飛ばす」。強い風が洗濯物を吹き飛ばす(blow away)、あるいは、洗濯物が吹き飛ばされる(be blown away)、といった具合に使われます。それが抽象的な意味で使われると、「~で気持ちがぶっ飛ばされる」(ちょっと下品ですみません…)となり、be blown awayになるわけです。
この表現は、どちらというと、いい意味で「ぶったまげた」(あ、また…)、いや、驚いた時に使われるようですね。いろいろな場面を見ていると、そんな感じを強く受けます。例えば、今アメリカンアイドルという番組をFox Channelでやっているのですが…スター誕生みたいなオーディション番組です…その中で審査員がよく、I was (just) blown away.という表現を使います。これは、すばらしい歌を聞いた後によく言います。「いや~すばらしい!」「おったまげた~」という感じですね。肩をすくめて両手を上に上げて言うか、鉛筆を投げるか、そんな感じで感情を込めて言います。あ、そうそう、この番組のコマーシャルに入る前のコールが以下です。
Be prepared to be blown away after the break.
(コマーシャル(ブレーク/休憩)の後におったまげる準備をしておいてね~。)
では、最後にそんな会話を見てください。Here you go!
(at the audition)
Janet: So, what do you think about him, Jim?
(で、彼のことどう思う、ジム?)
Jim: I was blown away.
(おったまげた。)
Joe: Me, too. He is a genuine singer. I like him a lot.
(僕もさ。彼は本物の歌手だね。すごく気に入ったよ。)
Steven: I couldn't agree more.
(全く同感だね。)
ということで、この「彼」はパスしたというお話でした。今回の表現を使う機会は実際にはあまりないかも知れませんが、無理にでも使ってみてその感覚を覚えるという手もありますね。実は僕がよく使っていた手です。ある状況を設定した話の中で、実際にはさして驚いたわけでもないのに大げさなジェスチャーを入れて言うんです。I was just blown away.てね。自分は寒イボが出るかも知れませんが、相手はそのまま取りますよ。通じた!という感覚が英語力を伸ばすので、ちょっとくらいの嘘(こんな嘘のことをwhite liesと言います)は英語力アップのためと思って、気にせずにつきましょう!て、変な終わり方ですが、今回はここまでです。Be prepared to be blown away in the next story, guys! Goodbye! nao p.s. そんな大それた話はありません…。Sorry.
すみません、もう誰も使っていないような古い言い方で…。でもまあ、その日本語が一番英語の感覚を表しているような気がします。「すごく驚く、圧倒される」といった感覚で使われるのが、このbe blown awayという表現です。もちろん、同じような意味の英語は他にもありますよね。例文をどうぞ。
I was surprised to hear the news.
(そのニュースを聞いて驚いたよ。)
I am overwhelmed by the amount of work I have to do.
(僕がしなければならない仕事の量に圧倒されているよ(本当に驚いているよ))。
I was so amazed by his stupid remarks.
(僕は彼のばかげた意見に本当に驚いたよ。)
I was astounded by the news.
(そのニュースを聞いて仰天したよ。)
これらの単語(surprise, overwhelm, amaze, astound)は、若干の意味の違いがありますが、「驚く」という感じを表すという点では共通したものを持っています。え?それらの違い…ですか?じゃあ、簡単に僕の感覚で区別をしてみましょう(正確かどうかは…?です)。
まず、不意に何かが起こったことで「驚く」のが be surprised。何かが「すごすぎて圧倒される」のが、be overwhelmed。「え?うっそ~」といった感覚の驚きを表すのが、be amazed。そして、「びっくり仰天」という感じがbe astounded、という感じですかね。ということは、be blown awayに一番近い言葉はbe astoundedということになりますね。
be blown awayは受け身形ですから、もともとの形はblow awayですね。blowは「吹く」、そう、風が吹くの「吹く」です。awayは「~離れて、遠くに」といった意味がありますから、blow awayで「吹き飛ばす」。強い風が洗濯物を吹き飛ばす(blow away)、あるいは、洗濯物が吹き飛ばされる(be blown away)、といった具合に使われます。それが抽象的な意味で使われると、「~で気持ちがぶっ飛ばされる」(ちょっと下品ですみません…)となり、be blown awayになるわけです。
この表現は、どちらというと、いい意味で「ぶったまげた」(あ、また…)、いや、驚いた時に使われるようですね。いろいろな場面を見ていると、そんな感じを強く受けます。例えば、今アメリカンアイドルという番組をFox Channelでやっているのですが…スター誕生みたいなオーディション番組です…その中で審査員がよく、I was (just) blown away.という表現を使います。これは、すばらしい歌を聞いた後によく言います。「いや~すばらしい!」「おったまげた~」という感じですね。肩をすくめて両手を上に上げて言うか、鉛筆を投げるか、そんな感じで感情を込めて言います。あ、そうそう、この番組のコマーシャルに入る前のコールが以下です。
Be prepared to be blown away after the break.
(コマーシャル(ブレーク/休憩)の後におったまげる準備をしておいてね~。)
では、最後にそんな会話を見てください。Here you go!
(at the audition)
Janet: So, what do you think about him, Jim?
(で、彼のことどう思う、ジム?)
Jim: I was blown away.
(おったまげた。)
Joe: Me, too. He is a genuine singer. I like him a lot.
(僕もさ。彼は本物の歌手だね。すごく気に入ったよ。)
Steven: I couldn't agree more.
(全く同感だね。)
ということで、この「彼」はパスしたというお話でした。今回の表現を使う機会は実際にはあまりないかも知れませんが、無理にでも使ってみてその感覚を覚えるという手もありますね。実は僕がよく使っていた手です。ある状況を設定した話の中で、実際にはさして驚いたわけでもないのに大げさなジェスチャーを入れて言うんです。I was just blown away.てね。自分は寒イボが出るかも知れませんが、相手はそのまま取りますよ。通じた!という感覚が英語力を伸ばすので、ちょっとくらいの嘘(こんな嘘のことをwhite liesと言います)は英語力アップのためと思って、気にせずにつきましょう!て、変な終わり方ですが、今回はここまでです。Be prepared to be blown away in the next story, guys! Goodbye! nao p.s. そんな大それた話はありません…。Sorry.