表現79)You scared the crap out of me.(めっちゃおどろいたやん!)
今回は、ちょっとだけ、いや、かなりかな…?くだけた表現についてのお話です。ですから、この表現は積極的に使うというのではなく、知っておいたら「あ、そういうことか…」とうなずけるもの、として理解してください(少なくても慣れるまではね)。映画や、ネイティブが自然な話し方をしている状況では結構よく使われるものなので、まずは理解レベルで捉えて、そして、使う時は相手をよく考えて使うようにしてください。と、前置きはこれくらいにして…。
この表現のポイントは、the crapの使い方にあります。crap とは、「うんち」「糞(ふん)」(すみません、汚くて…)というのがもともとの意味です。しかし、その感覚から、日常的な表現としては、「たわごと」「くだらないこと」「ごみ」「くず」(比喩的な意味です)に類する意味を持ちます。例えば…
Don't give me that cap!
(そんなつまらないことをおれに持ってくるなよ)
Cut the crap and get serious, guys.
(くだらない話しはやめて、真面目になろうぜ、みんな)
Forget all that crap.
(あんなばかばかしいことは、みんな忘れようぜ)
Oh, crap!
(いけね、くそ、やばい…)
と、ここまでくると、知ってる人は、「あ、shit とかdamnとか、hellとか、f-word類の4文字語(four-letter word)(汚い、下品な、はしたない、卑猥な言葉を指す言い方)と一緒だ」と思っていることでしょうね。
そう、確かにそうですね。ただ、品の悪いレベルを、普通が5として、上になる程悪くなるとしたら、これ(crap)は、レベル6.5くらいかな?あくまで僕の評価ですが…。damn が7でshit が8.5、fxxxワードが10って感じですかね。これは、ネイティブによってその評価はかなり違うと思うので、聞いてみても面白いかも知れませんね。
では、どうしてthe crapが文中に入るのか?もう一度冒頭の文を見てください。
You scared the crap out of me.
これを直訳すると、わけがわからなくなります。やってみると…「あなたはthe crap(うんち、ふん、つまらない物、くだらないもの…)をおどかした。それも私から(out of me)」(?)ネ、さっぱり意味がわからないでしょ。驚かされたのが自分だったら、以下の文でいいわけですよね。
You scared me.
(あなたに驚かされたわ)
ネ!問題ないでしょ。この表現も当然普通に使われています。ただ…この言い方だと、その驚きの度合い(びっくりした!みたいな…)、あるいは、その衝撃感が伝わらないわけです。そこで、その感情を強く伝える表現方法として生まれたのが、通常の言い方の中に意味のない語を入れて、強いリズム感のある、めりはりのあるいい回しというわけです。
中心の動詞の後に意味のない(軽い、下品っぽい)言葉を入れて強いリズムを作り、そしてその後に自分を指す言葉(me)をもってくる。しかし、自分(me)は、文の構造上そのままでは存在できないので、その前にout of(前置詞句)をつけます。以下がその構造です。
You scared [+ [[the crap] +[ out of ] +] me
↓
You scared + [the crap out of] + me
↓
You scared the crap out of me
実は、the crap の位置には、他の類する語(damnを除いて)も入れることは可能ではありますが、どれを入れるかによってあなたの品位が問われることになります。このような強調の言葉として、アメリカ映画ではshit、fxxxが頻繁に使われますが、それを言ってる人物、その物腰をよく見ると、どんな人が、どんな時に、どんな風に使うのかがわかってくると思います。映画をよく見て研究してみてはいかがでしょう。
え?僕はどれを使うか…ですか?そうですね~、軽いタッチで言う時はcrapまでは使いますね。それ以上は無理です。crap は「くだらないこと」等の意味で日常、ちょっとくだけた会話には使いますから、それを強調語として文中に挿入するのは、そんなに抵抗はないですね。他の語はその文化が身に付いていないので、僕が言うと奇異に響くか、あるいは、逆に相手にはネイティブが言うより強く響くことになります。相手を驚かすにはいいかな、使ってみても。
では、会話です…が、これはリアルな状況がないと…ねぇ。例えば…
(in dark room/真っ暗な部屋で)
Naoki: Hello! Is anybody here?
(お~い、誰もいいひんのかなぁ?)
A Group of People: Happy birhday, Naoki!(crapping hands/拍手がなる)
(お誕生日おめでとう~ナオキ~!)
Naoki: Wow! You scared the crap out of me. Gee, thanks, guys.]
(ワ~、めっちゃおどろいたやん!もう、ありがとな、みんな)
とまあ、大阪での出来事どした(ん?京都?)。ともかく、この表現、一度リアルに使ってみてください。え?そんなの使う機会、めったにないじゃないかってですか?作るんです!そんな状況。ネイティブの人が来るとわかっていたら、隠れる。そして、タイミングよく、わざと出会い頭でぶつかりそうになるんです。そして、すかさず言うんです!You scared the crap out of me, Jim(とかなんとかね)では、今回はこの辺で。See you, guys! Bye-bye! Nao
今回は、ちょっとだけ、いや、かなりかな…?くだけた表現についてのお話です。ですから、この表現は積極的に使うというのではなく、知っておいたら「あ、そういうことか…」とうなずけるもの、として理解してください(少なくても慣れるまではね)。映画や、ネイティブが自然な話し方をしている状況では結構よく使われるものなので、まずは理解レベルで捉えて、そして、使う時は相手をよく考えて使うようにしてください。と、前置きはこれくらいにして…。
この表現のポイントは、the crapの使い方にあります。crap とは、「うんち」「糞(ふん)」(すみません、汚くて…)というのがもともとの意味です。しかし、その感覚から、日常的な表現としては、「たわごと」「くだらないこと」「ごみ」「くず」(比喩的な意味です)に類する意味を持ちます。例えば…
Don't give me that cap!
(そんなつまらないことをおれに持ってくるなよ)
Cut the crap and get serious, guys.
(くだらない話しはやめて、真面目になろうぜ、みんな)
Forget all that crap.
(あんなばかばかしいことは、みんな忘れようぜ)
Oh, crap!
(いけね、くそ、やばい…)
と、ここまでくると、知ってる人は、「あ、shit とかdamnとか、hellとか、f-word類の4文字語(four-letter word)(汚い、下品な、はしたない、卑猥な言葉を指す言い方)と一緒だ」と思っていることでしょうね。
そう、確かにそうですね。ただ、品の悪いレベルを、普通が5として、上になる程悪くなるとしたら、これ(crap)は、レベル6.5くらいかな?あくまで僕の評価ですが…。damn が7でshit が8.5、fxxxワードが10って感じですかね。これは、ネイティブによってその評価はかなり違うと思うので、聞いてみても面白いかも知れませんね。
では、どうしてthe crapが文中に入るのか?もう一度冒頭の文を見てください。
You scared the crap out of me.
これを直訳すると、わけがわからなくなります。やってみると…「あなたはthe crap(うんち、ふん、つまらない物、くだらないもの…)をおどかした。それも私から(out of me)」(?)ネ、さっぱり意味がわからないでしょ。驚かされたのが自分だったら、以下の文でいいわけですよね。
You scared me.
(あなたに驚かされたわ)
ネ!問題ないでしょ。この表現も当然普通に使われています。ただ…この言い方だと、その驚きの度合い(びっくりした!みたいな…)、あるいは、その衝撃感が伝わらないわけです。そこで、その感情を強く伝える表現方法として生まれたのが、通常の言い方の中に意味のない語を入れて、強いリズム感のある、めりはりのあるいい回しというわけです。
中心の動詞の後に意味のない(軽い、下品っぽい)言葉を入れて強いリズムを作り、そしてその後に自分を指す言葉(me)をもってくる。しかし、自分(me)は、文の構造上そのままでは存在できないので、その前にout of(前置詞句)をつけます。以下がその構造です。
You scared [+ [[the crap] +[ out of ] +] me
↓
You scared + [the crap out of] + me
↓
You scared the crap out of me
実は、the crap の位置には、他の類する語(damnを除いて)も入れることは可能ではありますが、どれを入れるかによってあなたの品位が問われることになります。このような強調の言葉として、アメリカ映画ではshit、fxxxが頻繁に使われますが、それを言ってる人物、その物腰をよく見ると、どんな人が、どんな時に、どんな風に使うのかがわかってくると思います。映画をよく見て研究してみてはいかがでしょう。
え?僕はどれを使うか…ですか?そうですね~、軽いタッチで言う時はcrapまでは使いますね。それ以上は無理です。crap は「くだらないこと」等の意味で日常、ちょっとくだけた会話には使いますから、それを強調語として文中に挿入するのは、そんなに抵抗はないですね。他の語はその文化が身に付いていないので、僕が言うと奇異に響くか、あるいは、逆に相手にはネイティブが言うより強く響くことになります。相手を驚かすにはいいかな、使ってみても。
では、会話です…が、これはリアルな状況がないと…ねぇ。例えば…
(in dark room/真っ暗な部屋で)
Naoki: Hello! Is anybody here?
(お~い、誰もいいひんのかなぁ?)
A Group of People: Happy birhday, Naoki!(crapping hands/拍手がなる)
(お誕生日おめでとう~ナオキ~!)
Naoki: Wow! You scared the crap out of me. Gee, thanks, guys.]
(ワ~、めっちゃおどろいたやん!もう、ありがとな、みんな)
とまあ、大阪での出来事どした(ん?京都?)。ともかく、この表現、一度リアルに使ってみてください。え?そんなの使う機会、めったにないじゃないかってですか?作るんです!そんな状況。ネイティブの人が来るとわかっていたら、隠れる。そして、タイミングよく、わざと出会い頭でぶつかりそうになるんです。そして、すかさず言うんです!You scared the crap out of me, Jim(とかなんとかね)では、今回はこの辺で。See you, guys! Bye-bye! Nao