三月のマウンテン画廊 http://3garo.tumblr.com/
置賜の若手作家の作品が一堂に集まる展覧会です。
平成25年3月2日(土)~17日(日) の16日間 9時~19時
白鷹町文化交流センターあゆーむ(白鷹町大字鮎貝)
この催しのワークショップのひとつ、
被災者支援「ハートツリープロジェクト」として
陶芸教室を開催いたします。
「やきものづくり体験 参加者募集」
3月2日土曜日 あゆーむ
10時から12時
13時から17時 (福島からの避難者のかた優先)
ひとり1500円
マグカップ、鉢など好きなものが作れます。
それと、余った粘土で小さいハートを作って頂きたいです。
申し込み、ご予約は金田まで、
℡090-2955-1939の
ショートメールへ願いいたします。
また、
福島から置賜に避難されている皆さまは、
陶芸体験が無料です。20名限定。
米沢から送迎のバスが出ますのでご利用ください。
詳しくは、米沢すこやかセンターに置いてあるチラシをご覧ください。
米沢社会福祉協議会米沢すこやかセンターの
清野さんへ詳細問い合わせください。
YBC「ピヨ卵」の放送がありました。
「脱サラ陶芸家と分校メモリアル」
制作中の飯豊分校の閉校記念品についてです。
番組をご覧になった、いつも干支をお求め頂いている
庄内のMさんからのメールには、
”とても良い番組。
昨年放送の内容より
深い所まで描かれておりましたね。
色んな意味で心に響く内容でした。”
と頂きました。
うれしかったです。
お世話になっている、加藤先生と共演?できたこともうれしかったし、
飯豊分校を多くの人に知って貰えた事も良かった。
「ピヨドラ」というコーナーの名前のとおり
まさにノンフィクションのドラマでした。
感動いたしました。
Yディレクターは雪道の峠を越えて、
幾度も深山まで足を運んでくれて、
それこそ”密着取材”をして頂いておりました。
膨大な録画映像と取材を、
実際にまとめるのは前日の夜のようでした。
9時くらいに電話がかかってきて、
「金田さん、飯豊分校には8年行っているようですよ」
「えっ?そんな前から!」
などの内容の確認。
ほぼ徹夜のよう、それもひとりで。
でも、その方が良いんです。
ひとりの方がより伝えたいものや、個性が際立つからです。
中間管理職でもあるYディレクター。
不摂生の自分の体調を気にしながらの、忙しい日々のご様子です。
そんなストレス、私にはとてもできない事です。
同世代、くれぐれもお身体ご自愛いただきたいです。
映像制作も、陶芸も相通じるモノがあります。
「つくる」という事は、手間を惜しまないという事。
それは当然「おもい」が込められるという事。
それに今回、気付きました。
当然、時間や経費の制約との戦いでもあるわけですが・・・・
ただ、テレビに映る自分の姿には・・・・・
なまっているし、しゃべった時には
通訳された字幕テロップが入る。
「いぐでぎだぞ」=「良く出来たぞ」
Yディレクター やってくれました。
これはまた、録画したビデオを酒の肴に、飲むしかないです。
NTTドコモCM「メアリー先生」ロケ地の学校が陶芸の焼物に</object>
YouTube: docomo メール翻訳コンシェル「メアリー先生」
"メアリー先生 "
"僕はあなたの事が大好きです"
"あなたの美しいブロンドの髪を僕は永遠に忘れません"
"10年後に同じ言葉を聞かせて"
最近この映像を iphoneでよく見ております。
この撮影に使われた校舎は、置賜農業高校飯豊分校。
1948年に造られた趣のある校舎。啄木鳥の穴が開いている外壁の真ん中の校章は漆喰による鏝絵のよう。
その下の中二階にはモダンなテラス。石油ストーブと煙突、きしむ廊下にはレトロな味わいがあります。
ロケハンにきた女性監督が一目惚れしてすぐに決めた校舎なのです。
私は5年程前から陶芸教室で伺っている学校なのですが、
今年度限りで閉校になってしまいます。
とても残念です。
県内でも特殊な位置付けにあった学校で、校風と、生徒、先生の距離が現在では貴重だなと思えるんです。
閉校記念品として、この校舎のミニチュアの置物の注文を受けて
造っている真最中です。
結構な数を造っているため、集中し続けるにも限界がきます。
そんな時にこの映像を見ると、フッと気持ちを切り替える事ができるのです。
youtubeでは削除されてしまったのですが、
教頭先生がチラッと出演している、
倍の1分バージョンも実はあります。
ローラーに寄りかかりメールを打つシーンと自転車のシーンは
分校でなく本校での撮影。メアリー先生が帰国の途、メールするシーンは山形空港ロビー。
撮影は、テスト期間中に行われ、生徒は撮影現場を見ていないらしいです。
夏8月に、オンエアされたこのCMは、誰もが経験する青春ノスタルジックを、清々しく見せてくれてます。どこかの白い犬がしゃべるのとは雲泥の差と言えるでしょう。
ヘビーローテーションとまでいかなくても、
回数を見ているうちにセリフも覚えてしまい、
近頃ではメアリー先生の横顔とブロンドの髪が
脳裏に焼き付いてしまい、
まるで、
I will never forget your beautiful blond hair
な気持ちで作陶を続けております。
ちなみに、私の高校時代の担任も
美しい長い黒髪の女教師でありました。(独身)
あだ名は”ベラ”。
妖怪人間ベラからきております。
校舎と、上の棚に体育館。
テレビCM docomo メール翻訳コンシェル「メアリー先生」編でyoutubeで検索してご覧ください。
どれほど復興しているものだろうかと、津波被害にあった仙台市の沿岸部地区を訪れてみました。
うず高く積まれたガレキと煙を上げる処理場が稼働しておりました。
コンクリート基礎だけ残る住宅地には慰霊塔が建てられ、献花して手を合わせる人々の姿がありましたが、線香の香りの他は昨年との変化はあまり感じる事ができませんでした。
まだ手付かずの建物、頭上の浸水ラインには、改めて1000年に一度の自然の脅威に遭遇した事実に、身がこわ張る程の恐怖を感じます。
ここに来ると、犠牲になった多くの人々への想いと、自分自身について問い考える事ができます。
答えは出ないのですが・・・・
海辺に多くの車と人の姿を見つけて、日曜日と重なった11日だから
何か鎮魂の集まりをしているのだろうか?・・・
と元住宅街の目の前に行ってみると、数十人の男女がおります。
それは、サーフィンをしに来ている人々でありました。
「この寒空に・・・・」
けっこうでかい大波に向かうサーファー。
善し悪し、ある意味、確実に「復興」を感じられました。