今年も山菜の王様"ドッフォエナ"に出会えました。フランス語のような名前の由来は、音からきているんです。茎が中空になっているため、採集時に茎を折ると "ドッフォエナ"と心地良い音を発するのです。でも、太さがアスパラほどに成長したものでなければ良い音は鳴りません。上物は、急斜面の水はけの良い場所にあり、写真は、蔵王横倉の壁よりも角度のある所でおそらく傾斜４０度位でしょう。命賭けです。
山も、今年は雪が多かったようで、車で山道を４km程登った所に、
雪崩がまだ残っていて進めない状態なのです。
仕方なく車を置いて徒歩で行く羽目になったのですが、
おかげで、山ウドと山菜キングを収穫でき、
これで無事、山菜シーズンを終える事ができます。
そして、７月の東京渋谷のグループ展に向け集中です。
あの、
途中にあった標識ですが、おかしいと思いません？
くたびれました～。
最新式は、広い田んぼを乗用の８条植え田植機で
一気にやってしまうのですが、
うちは自分の家で消費する分だけを作っている家庭菜園のようなもの、旧式の耕運機でショカギして、レトロなちぃっちゃい２条植えの田植機を使っての小さい田んぼでの機械の取りまわしは一苦労なのです。
夏は、手押しで田の草取りをやって低農薬で育てます。
刈り取り最新式は、コンバインで、すぐに籾にしカントリーエレベーターで強制乾燥なんですが、
うちは、ハセ掛けで天日干ししてます。ワラからの養分が米に行き着く方が美味い米になるそうなんです。
秋の収穫まで、楽しみにやってきます。
筋肉痛となれば湯治です。
標高１３００ｍにある秘湯、姥湯は最高！
湯入口の湯花の黄色が判りますか？お湯は青系乳白色、そのコントラストが美しいです。
お湯は酸性でホントにスッパく、これは効きます。
混浴となっておりますが、
でも、女性と一緒にとは到底考えられ無いほどの野趣あふれる開放感。
バックは２００～３００ｍほど見上げる断崖ですから、
「あっ！」まさにお猿さんの露天風呂の雰囲気です。
私はお気に入りです。ぜひ！ご一緒に。
午後4時、
友人の「コシアブラ採りさいぐが？」の一言で
町内某所へ。
「けっこうな登山だぞ」
「ホントだ」腹が立つほどの急斜面を30分登ったところ
彼が採りつけの場所に到着。
何とそこは、コシアブラ畑状態！
採り放題の1時間でしたが
しかし、残念！
辺りがだんだん、暗くなってきて、
まだまだあるコシアブラに後ろ髪を引かれての下山でありました。
