脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

丸森町で、ボランティア

2019-11-16 | ブログ
宮城県の丸森町ボランティアセンターに到着。

国道113号が七ヶ宿の先が通行止めになってるので、迂回路の51号、蔵王キツネ村を通って2時間半程かかりました。



ボランティアセンターは、
9時から受け付けを始めます。
ボランティア参加者は、センターに直接行けばOKです。

いつもの平日登山のメンバー3人で参加。
300円でボランティア保険に加入。
来年3月まで有効。



見知らぬ者同士8人のチームを結成。
リーダーは経験者から立候補で決まります。


センタースタッフからの説明で、
被災された方の、気持ちを察して
カメラ撮影はしないように。
あと、家主に
「また来るからねー」なんて約束は
しないようにと言われました。
なるほどです!



スコップ、ミノ、バケツ、一輪車などをクルマに積んで直ぐに出発。

軍手、マスク、飲み物も置いてありますが、自分で準備していった方良いです。



自分の担当は、掃き出した土を入れた土嚢ふくろを、廃棄場まで運ぶ係。
軽トラックに積み込みます。




廃棄場は、丸森町役場前の野球場グランド。

うず高く廃棄物が積まれています。











町内各地からの土嚢ふくろが集まる。


何往復もやってると、けっこうきますー。
握力が無くなってくる。


作業時間は、昼休みを挟んで午後3時まで、実質4時間ほど。
ボランティアを、疲れ果てさせないようにしてるようだ。


浸水した範囲↑。決壊した場所↓。





阿武隈川の支流の堤防が決壊したとの事でした。



役場前のトイレ、浸水の位置。

このクルマなヘッドライトの高さに線があるのが判るだろうか。


動画で見たこのクルマだった。




山形の風呂、花笠の湯だそうです。


シャワーと湯船もある。


26日間断水してたそうだから、ありがたかっただろうなぁ。



こんな青空の下、川の上流の集落で、
1階部分が土砂に埋まってしまった家を見ました。


まだまだ、人の手が必要です。
詳しくは下記をクリックしてごらんください。


ちなみに、今度の11月23日土曜日に、
もう一度、丸森町に行こうと思ってます。

深山工房つち団子
金田利之



















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帰り道  益子から

2019-11-08 | イベント
陶器市を終えて帰路につく。

帰りたくない、、。

登山の時の山小屋から降りたくない気持ちと一緒。
非日常から戻りたくないシンドロームが
起こる。

陶器市期間中は、愛車アクティ号に車中泊している。シュラフに寝て、携帯コンロでコーヒーを沸かし、メスティンで、ご飯を炊く。
楽しかったひと時が今はもう過ぎていく。

日常に戻らねば、、、。

と思いつつ
「そうだ!海を見に行こう」
ハンドルを東へ向けたのであった。

この日の宿は、勿来の健康ランド。
缶ビールとツマミを調達しての、ひとり反省会。

ここの大浴場は、太平洋がドカン!見える
最高のロケーション。
日の出時刻、6時5分を確認したと同時に寝落ちしてしまった。



翌朝、ご来光を温泉に浸かりながら拝むという贅沢。
写真は、朝風呂上がりロビーから撮影。

8時半には宿を出発して、海沿いの国道6号を北上。




途中の道の駅で見つけた、楽焼きの箸置きがなかなか良い。参考にさせてもらいます。


めかじき、サメの箸置きも良いかも。



そうしているうちに大熊町に入る。
あの福島第一原発の町だ。

国道6号線は、帰宅困難地域を通過するのだった。
普通の住宅の玄関前にはバリケードがあり、
お馴染みの全国チェーン店の看板を見かけても、さっきまで営業していたかのようなコメリやケーズデンキ、コンビニの駐車場には、背の高い雑草が生い茂る
「この先、帰宅困難区域につき通行制限中」の看板





放射性物質を被った町とは、こうゆうモノなのか。
死んでしまった町。
目の当たりにして、クルマの窓を開ける事ができない自分でありました。

さらに北上して、
相馬市からは国道113号へ。
あの台風19号で被害にあった丸森町を通ることに。
道路脇には、水があった事を伺わせる枯れ草が絡まっている。

未だに断水が続いているらしいし、自衛隊車両ともすれ違う。
休止しているファミリーマートを越して、セブンイレブンでは、ボランティアの人を見かける。この連休中も多くのボランティアが来ていたようだ。




そして、白石市から七ヶ宿までの113号が通れない状況だと知る。




蔵王キツネ村の方へ迂回、不忘山の下道を行く。


不忘山、この山にも登ってみたいと思っていた。

東京大空襲の時、
3機のB29がどういう訳か300キロ離れたこの山に激突して30数名のアメリカ兵が亡くなっている。


その慰霊のためのメモリアルパークがある。



旅の最後、色々と考えさせられながら
自宅へと戻った。
たまたまとはいえ、何故このルートを帰る事になったんだろう。
何を思えというのだろうか、、。

深く息を吸い込む事さえも出来ないような思いも寄らない事が突然に起きるかもしれない。

普通の生活が、如何に幸せであるのか。


その事を、嫁さんに話すと、
「んーまぁ、私に感謝しろという事だな」

了解。







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益子陶器市

2019-11-05 | イベント
本日、益子秋の陶器市の最終日。
秋は5日間と短く、あっと言う間に終わってしまう感じです。




来年の干支ねずみは、今回が、第一弾の販売となりました。 
まだ、改良の余地があるねずみでしたが、お客様には好評に受け入れてもらったと思います。
これから年末に向けての制作の励みになります。
良かった〜。





あと、箸置きシリーズは、大好評!
プチブレークしていると言えるかもしれません! 
野菜市
アスパラガス500円、マッシュルーム300→200円、レンコン300円500円、
ジャガイモ500円、などなど
ほぼほぼ完売でしたー。


もっともっと、種類を増やしていきたいなー。

クジラ3頭も良かった。
やっぱりシロナガスクジラは完売しました。
やっぱり作っていて楽しいモノは、
お客さんにも伝わるんですね。

益子陶器市、楽しい一週間でありました。
皆さま、ありがとうございました。








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