何年前だろうか。しらたか的映画音楽塾で、フォークシンガーの高田ワタルさんが深山を訪れました。
70年代の有名な歌手らしいですが、私の世代では全く知らず、その姿はまるで貧相。ライブで歌っている最中に寝てしまう事もシバシバらしく、陶芸教室の最中もすでに酒が入っている?ようで、ただの飲んだくれのオッさんの風貌でありました。でも彼の生き様自体が作品で、歌なのでした。ライブを聴いてみると何ともいえない深入り焙煎の人で、曲に引き込まれてしまいました。完成した教室作品を送ってしばらくして亡くなった事を知りました。
「タカダワタル的」というドキュメント映画の中で出てくる、彼の行きつけの店が吉祥寺「いせや」(本店は改装してしまった)、 一度は 行ってみたいと思っておりました。
スタバのオープンカフェには、いせやの焼き鳥の煙がモクモクと進入してます。ヤキトリマキアート味、吉祥寺ならではのミスマッチと言えます。