窯跡に咲く 2012-07-17 | 登り窯復活プロジェクト 登り窯のあった所にナント、紅花が咲きました。 ここ何年か、刈り取った紅花を乾燥させるために一時、窯の脇に積んで保管しておりました。おそらくそれからこぼれた種でしょう。小屋も屋根も無いので雨水により発芽したのです。 小さな種に力強い生命力が宿っている事に改めて感動しつつ、ガランと大きく空いた窯跡と、その脇の小さな黄色の対比に、芭蕉ならきっと良い句を詠むのだろうとの想いから、私もひねり出しましたよ。 「紅花や 兵(やきもの)どもが 夢の跡」