ギャラリー克泉へ向け、国道45号線を北上。
気仙沼の街並み。線路に生い茂る草。列車の来ないホームの現実を知り、プレハブのコンビニで、たむろする女子高生達の陽気な声に、違和感を感じてしまう。
陸前高田の気仙高校の廃墟に唖然とし、復元された奇跡の松がすぐ傍にあった事に気づく。
知り合いの陶芸家で、ドラマあまちゃんと同じ高校出身の南部ダイバーという珍しい経歴の左京さん。
今やっている釜石市の海に潜って復興作業はすべて手作業。100kgの石を一個づつ動かして直していくのだそう。大変だ。でも浮力で30kgに軽くなるそうだ。この作業まだまだかかると言う。60年かけて作ったものだから当然。
長さに例えると、終わったのが3センチで、それが100メートル先まであるような途方もない話だそうだ。