昆山のペットショップと思ったら

こちら昆山で、先日、仕入先訪問の途中、
空き地に、5,6匹の犬が鎖につながれ、
その周りを2,3人の人が、犬を物色しているのを
見かけました。

犬は白い息を吐きながら尻尾を振って、自分をアピールしていました。

こっちのほうは、空き地でもペットショップにしてしまうのか
と、思っていたら、同乗の中国人が、

「犬を売っています」

というから

「ペットショップですか？空き地でも？」

と聞き返したら（もちろん日本語で）、

「食べるんです」

と、返され、びっくりしました。

さすが、4000年の食文化の国。
本当かどうかは、わからないが、その中国人の話では、
買われた犬はその場で殺されてしまうらしい。

あともう少し遅い時間にここを通ったら、犬の首が
並んでいたのだろうか？

それとも、中国、全部食ってしまうのか？

彼らは、何のために尻尾を振っていたのか・・・

ヒトは、食物連鎖の頂点として、いろいろな動物・植物の
犠牲の上で、その種を維持している。

自分たちの住む場所、地球の環境すら犯して・・・

罪深い種だと、改めて思う・・・

せめて食事のときは、心を込めて

（命）いただきます・・・

と言いたい。