こんな記事が・・・
東電福島第1原発事故で、
国の原子力委員会専門部会が、
1~4号機の廃炉に30年以上かかるとの報告書原案をまとめました。
1~3号機は原子炉内に核燃料が溶融、落下しているので、
冠水させて放射能を遮蔽した上で、
新たに開発する遠隔操作の装置で取り出す方針とのこと。
取り出し開始は10年後の2021年ごろを目標だそうだ。
ただ、現時点では溶融燃料の状態が不明で、
損傷した原子炉格納容器の修理や、
燃料取り出し装置の開発可能の確証はないとのこと。
「世界初の難しい課題に挑戦する」として、
経産省と文科省を中心に、東電や原発関連メーカー、
日本原子力研究開発機構などと技術開発を行う方針だそうだ。
技術開発の見込みなしの状態での
廃炉計画か・・・
かりに技術が開発されても、
それからさらに20年は廃炉にできないんだ。
大変だ。本当になんとかなるの?
10年後までに技術開発ということは、
今の大学生がひらめいて
中高校生あたりが、それを実現していくことになるのかも
若い技術者とその卵たちに期待しよう。