『倒れても本望』・・・日本人はこの自己犠牲精神に弱いからなぁ・・・
コレは、産経新聞の都知事の会見の詳細記事ですが、
ここでは、
『どこかでばたっと倒れているかもしれませんが、進んでいくところであります』と
本望という言葉が出てきません。あれっ、言ってない?
と思ってYoutubeの動画で見てみると、
『どこかでばたっと倒れているかもしれませんが、本望と思ってやり抜いていきたい』と
はっきりおっしゃっていました。
産経・・・なにかあるのか?
他社の記事では、この日本人の急所の言葉である『倒れても本望』が
強調される見出しになっていますが、・・・なにかあるのか?
それはともかく
産経の記事では、
コロナはもちろんですが、五輪開催についてもおっしゃっています。
ご自身の政党である都民ファの選挙戦については、
質問されたから答えるだけでした。・・・なにかあるのか?
コロナ対策については、
最近の検査陽性者数の増加をうけて、さらに強い言葉が出るのかと思いきや、
『高齢者の感染の割合はかなり減少しているのが如実に分かりますが
その結果、入院患者数、重症患者数が抑えられている』
と、きちんと分析されておられました。
一方向だけのバラエティと違ってこれは良いことだと思います。
ワクチン接種についても、
『東京都は医療従事者は100%終えた』との発表。よいことではないですか。
そして、五倫。
『東京都では大会の人流、物流をどのようにして、スムーズに動かすかを考えています。』
リオ大会前のロンドン市長(現イギリス首相)の施策を例に出して
『大会開催都市は工夫をするもの。
高速料金を変えたり、トラックの渋滞回避のため時間帯を伸ばして緩和するなど、
何年もかけて準備をしている。
物流日数の増加も計算に入れて、商社への協力依頼もやってました。
公共工事も他のところに回してくださいというのも、改めてお伝えしたいです』
といろいろなことを実は行っているんですとおっしゃられています。
・・・なるほど、それは知りませんでした
そんな対策が、
『部分部分は伝わっているが、全体像が伝わっていないために、
あれが大丈夫か、ここは大丈夫かと(言われる)。
情報が十分に行き渡っていないのが懸念されます。』
これはマスコミに対するお願いなんでしょうか
その例として
『海外から大会に来られる方が14万人と見込まれていたのをぐーっと減らして、
4万人に、3分の1にすでに減らしています。
4万人もいるではないかといいますが、東京は毎日300万人が出たり入ったりしているのが日常ですから、
数字の規模感が十分伝わってないのではないかとも思うわけであります。
全体像の取り組みも工夫していただければと思います』
とおっしゃっています。
これもマスコミに対するお願いなんでしょうか
そして、
『たとえ倒れても取り組んでいきたい。
沢山の課題を抱えているが、しっかりと歩みを進め、
東京大会のレガシーを残せるよう、
これからも取り組んでいきたいと思っています』
と締めています
東京大会のレガシーを残す
これには賛成ですね。
このご時世の中で、世界中に日本だけが日本の技術を使って行う
新しい五輪(Newlympic:ニューリンピック)、総デジタル五輪(Degilympic:デジリンピック)を期待します
弱っている時、病の時は人は正直な言葉を発します
小池都知事のこの会見でおっしゃったことは信じてみたいと思います。
ただ、
『倒れても本望』については、言わなくてもよかったかなぁと思います。
これが選挙戦にどれだけ影響するのかは、明日わかるでしょう。
※発言は、意を変えないようにしてますが、ところどころ端折りました。全文は記事をご覧ください。
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