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駐車場からシアターシエマまでの10分ほどの道程、雪が舞っています
これから観ようとするサンザシの樹の下でのピュアなストーリをこの雪が
導いてくれているよう、良い感じ、頬の冷たさもなんのそのやっと観れる
期待で足早にシエマへ、チャン・イーモウ監督作品となるとことごとく観て来た
最初に火の点いたのがコン・リーとの作品で「生きる」である、それからはDVDを
「古井戸」から捕り付かれたように片っ端から観る、同じアジアの血が感動を呼ぶのか
中国映画にとくにチャン・イーモウ監督作品に傾倒でした
この「サンザシの樹の下で」はチャン・ツィイ起用の「初恋のきた道」とどうしても
オーバーラップする、文化革命の時代背景も同じである
今回サンザシでの起用のピュアなラッキーガールはチョウ・ドンユイ、細身の透きとおるような色白、強制労働には耐えられないほどの可哀相な体格である
セメントを足でこねての火傷が痛々しかったな、彼の介抱にこちらまでが傷が癒えたよう
この歳になるとあまりにワイルドな映画はどうも敬遠がち、美しいのがいい
古い純恋愛であるのですが、おばさまにはこのような画像がいいのよ
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人目を忍んでのデートが、バッタリ母親と会う、教師になる立場を母親より諭される
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手をつないでも歩けない時代背景、川、菜の花畑が二人を美しく演出、中国色が出てる
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彼は白血病で亡くなるのですが、サンザシの樹の下へ埋めてくれの遺言であった
時代は流れ、このサンザシの樹もダム建設で湖の底へと沈んでしまったのである
ラッキーガール、チョウ・ドンユイはこれからどのような女優さんに育てられるでしょうか
チャン・ツィイの「初恋のきた道」のおさげ髪が、チャン・イーモウによって素晴らしい女優さんへ
チョウ・ドンユイのこれからが楽しみである、見守りたいですね
シアターシエマ 1月13日(金)まで上映です、佐賀での上映をやっと待ったお母ちゃんでした
タクさんのサンザシの樹の下でのブログ詳細なUPです