野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

酒は糖尿病のリスクと関連性がなかった!

2017年03月27日 | ブログ

ビール、ワイン、日本酒好きに朗報!

 職場の歓送迎会、お花見……酒好きにとっては心ときめく春の到来だ。しかし、血糖値の高さを気にしている人は、「ぐっと我慢」のシーンが増えるかもしれない。

 肥満や血糖値が気になり、「ビールや日本酒を避け、焼酎などの蒸留酒を飲むようにしている」という人は多い。ご存じのとおり、醸造酒(ビールや日本酒など)は糖質が多く含まれているからだ。

 たとえば、アルコール100gあたりに含まれる炭水化物量は、日本酒(本醸造)で4.5g、ビール(淡色)で3.1g、白ワインで2.0g。それに対して、焼酎、ウイスキー、ブランデーは、いずれもゼロである(文部科学省・五訂増補日本食品標準成分表より)。

 では、健康のためにはビールや日本酒は控えて、蒸留酒を選ぶべきなのだろうか――。

 実は、その疑問にひとつの答えが出ている。アメリカとヨーロッパで行われた大規模な疫学調査において、「飲酒者の酒の好みと2型糖尿病のリスクに関連性はない」という結果が出たのだ。


「ビールが7割」でも糖尿病になりやすさは一緒

 発表したのは「Consortium on Health and Ageing Network of Cohorts in Europe and the United States」(CHANCES)呼ばれる、欧州18カ国と米国が共同で行っている疫学研究プロジェクト。論文は、『European journal of clinical nutrition』(オンライン版)に2月22日掲載された。

 今回の研究は、CHANCESのデータベースから飲酒量を報告した6万2458人のデータを含む、欧州のコホート研究10件について分析したものだ。

 フォローアップ期間中の2型糖尿病発症については、診断書または「診断された」という自己申告で確認した。
 さらに、摂取したアルコール総量の70%以上がビール・ワイン・蒸留酒のいずれかである場合に「嗜好あり」と定義し、それぞれ酒類と糖尿病発生との関連性を調べた。

 解析の結果、酒の嗜好が特にない人を1とした場合、糖尿病を発症するリスクは、ビールを嗜好する人で1.06、ワインで0.99、蒸留酒では1.19と、ほぼ差がなかった。

 つまり、ビールやワイン、蒸留酒を好んで飲む人と、いろいろな酒類をまんべんなく飲む人を比べたら、糖尿病のリスクに違いがなかったわけだ。

適量のワインは血糖値を下げるという報告も

 だが、注意したいのは、この研究は飲酒者の「酒類によって糖尿病になるリスク」を比較したもの。当然、どんな酒でも飲み過ぎれば糖尿病を発症するリスクは上がる。

 アルコールのカロリーは、1gあたり7kcalと高い。ところが、アルコールのエネルギー自体に血糖値を上げる力はない。体内でブドウ糖にならないからだ。ただし、アルコールには肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖へ分解する作用を促進する。どのような酒類でも、飲めば一時的に血糖値は上昇する。

 しかし一方で、適量であればアルコールには翌朝の血糖値を下げる働きもあるといわれる。

 実際に190人の2型糖尿病患者を2グループに分け、一方には毎晩適量のワインを、もう一方には毎晩ノンアルコール飲料を飲んでもらうと、朝の血糖値はワインを飲んだ群のほうが22 mg/dlも低かったという報告がある(健康な人の空腹時血糖値は80~125mg/dl)。

 すでに医師の指導の下で糖質制限をしている人は除き、通常は飲み過ぎなければ、好みの酒を飲んでも糖尿病のリスクアップとの関連はないようだ。お酒は嗜好品、どうせなら、自分がいちばん美味しく感じるものを楽しみたい。

(文=ヘルスプレス編集部)

 


なんとまぁー(´・ω・`) もうコメントがない。どうせ健常者だけの話???

アルコールのカロリーは、1gあたり7kcalと高い。一時的に血糖上昇する。

適量なら良いのか??? 重篤な糖尿病患者でも??? インスリン投与中のこの俺でも???(´・ω・`)


ワインはね。良いって聞いたことがある(´・ω・`) 


まぁ、なにせ、過ぎれば毒ってことですな。

 

 

糖尿病の患者には赤ワインがおすすめという意外なデータが公表された。

赤ワインがHDLコレステロールを改善する

イスラエルのネゲブ・ベン・グリオン大学のヤフタク・ゲプナー博士らの研究チームはアルコールを控えていた224名の糖尿病患者を白ワイン群、赤ワイン群、ミネラルウォーター群の3群に分け、各群の被験者に毎日150mlずつ配給した。食事はカロリー制限を行わない地中海食を指導し、2年間の追跡調査の前後で、糖尿病に密接に関わりのある血糖、ヘモグロビンA1c、脂質代謝の変化を検討した。

その結果、驚くべきことに赤ワイン群に善玉コレステロールの一種で動脈硬化の予防にも有効な「HDLコレステロール」を改善し、総コレステロールを低下させる作用を見出した。この作用は、白ワイン群やミネラルウオーター群では観察されなかった。

糖尿病にワインのポリフェノールとエタノールのWアタック

さらに研究チームは、アルコールを徐々に代謝する遺伝子を有する患者では、白ワイン群と赤ワイン群の両群で空腹時血糖値とヘモグロビンA1cが低下し、インスリン抵抗性が改善する傾向を認めた。ワイン150ml中にエタノール約17g、赤ワインには白ワインに比べて約7倍のポリフェノールと4〜13倍のレスベラトロールが含まれることから、ゲプナー博士は脂質の改善効果は赤ワインに含まれるポリフェノールの作用、血糖改善効果はワインに含まれるエタノールの作用が主因であると推論している。

これからは赤ワインも血糖値が気になる糖尿病患者の選択肢のひとつになるだろう。


難聴治療中の僕にはあまり関係ないか・・・(´・ω・`)

3ヶ月勝負で、5月20日まで禁酒!アルコールは天敵らしい。

3ヶ月後で「聴力確定」するらしいから。



今、叫び声でも聞き取れん!!!!!!!(´;ω;`)

 リリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 

耳鳴があああああああああああああああああ

 

 


今朝の血糖値です。142(mg/dl)です。まぁまぁかな(´・ω・`)

(※第三次救急病院では空腹時170(mg/dl)以上で強制的にインスリン投与となります。ただし健常者のみ。高カロリーの点滴等をしている人とか。)



これから花見の季節! 呑んで食って、みんなで一緒に糖尿病性ケトアシドーシス!!! そして急死・・・




「アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒」

お後がよろしいようで。



また更新します。皆様もご自愛ください。


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