野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

入院3日目(回想録)

2017年03月06日 | ブログ


今朝の血糖値です。103(mg/dl)です。インスリン注・ジャヌビアのおかげですな。はい。



退院後、美咲が我が家のおんぼろアパートに転がり込んできた。体調不良での家事などを介助してくれる。と。

ありがたや。12歳離れた妹ですがこういう所は可愛いの。



1階は事務所。2階は住居スペース。2DKですね。勿論、ベットが有る6畳間は美咲に占拠。僕は炬燵スペースの居間。台所は6畳。階段を降りるとすぐ事務所。食事・洗濯・掃除が大変だろうと。

(因みに、僕が所長で、妹が事務長www)


今日からある程度仕事。個人事業者のため「傷病手当金」も「傷病休暇」もない。辛いとこです。朝、睡眠不足もあり8:00ぐらい起床。耳鳴でAM2;00頃まで寝付けなかった。眠剤服用でも。車の運転なんぞ出来る状態になく、もっぱら外回り(銀行・住宅屋など)は事務長の仕事。僕は事務員。パソコンの前で「かちゃかちゃ」。

後天性睡眠障害で頭が「ぼーーーー」と。

眩暈によるふらつきのせいかもしれませんが「壁」の角でぶつかる。簡単に言うと直角に曲がれない。

「どかっ!」「いてぇーーーーーーー」


3月は稼ぎ時。マイホームの入居(新学期)ラッシュで。小学校・中学校の転校に伴うから。「4月からは新しい学区の学校にいかせたいの」と優しい親心。

マンション・新居の入居に合わせて所有権移転・登記等の業務が。銀行さんの抵当権設定などなど。今のところ妹が外回り。僕はお茶くみ。


こういう時には「サラリーマン」が羨ましい。自営業者は辛いぜよ。休めば「おまんま」が・・・


耳鳴が酷いので少し眠剤を。(結構よく効く、されど・・・やばいかも)昼から早期退社。

昼飯を食って2階で「炬燵でごろん」と。今、ブログを書いてます。あーあ、まったく。


って少し愚痴を(´・ω・`)


スーパー・ウルトラ・ハイパワー・スペシャル「糖尿性難聴治療日記回想録」が人気のようでwww

でもないか。

全国の年齢別の難聴人口です。圧倒的に65歳以上が多く(老人性難聴)。

あと、幼い子は先天性の難聴。

※自己申告して居ない人は含まれてません。厚生省とかと地方自治体とか。あくまで「障害者手帳」を申請していて、把握できてる人のみだそうで。


 

世界の中でも高齢化が進んでいるといわれる日本においては、推定難聴者数は約1994万人、人口の15.2%と試算されています。しかし、1994万人の推定難聴者のうちで、自分の聴力の低下に気付いている人はほぼ半数(53%)であるという数字があります。難聴には、先天性難聴、他の疾病に起因する難聴、薬物性難聴、原因の分からない突発性難聴等、様々です。また、難聴人口で一番多いのは加齢に伴って進行する老人性難聴です。




2月23日。(水)入院3日目

 

AM4:00頃。

電源もいらず、まして時間のセットも要らない「目覚まし時計」で目が覚める。耳鳴です。



「この糞ガキが!」

またかよ。いい加減せーよ。どあほ。まーたよく寝られん。この眠剤効くんかな?ったく。

眩暈多少良くなる。まぁー下のコンビニでも行くかと。(朝、6:00、昼、12:00大混雑だから)

うわっ、エレベーターの軽い振動でクラクラクラクラ。たまらん。コンビニ到着。


案の定、誰もいない。

(テストロイド治療中は間食しないでください。血糖値コントロールの意味がなくなるから。看護師談)

ブラック無糖のコーヒーを探す。あった。あっ、どん兵衛もある。ケーキも。食ったろか!

 

 

 AM6:00頃。

ベットに腰掛けコーヒーを。まだ夜も開けない街の帳の夜灯をただひたすら見つめる。なげーよな入院。

病室には耳鼻咽喉科の入院患者が僕を含めて3人。高齢のため熟睡。そして快い寝息を。


「ごぉーーーーーーー、ぐっぐっぐっ、ごぉーーーーーーーーーーーーーーー」


難聴側の右は「ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジジリジリジリジリジリジリジジリジリジリジリジリジリジリ」

正常な方の左は「ごぉーーーーーーー、ぐっぐっぐっ、ごぉーーーーーーーーーーーーーーー」

(´;ω;`)ウッ…



AM6:00頃。

シベリア抑留所の朝は正確無慈悲。老いも若きも強制的に叩き起こされる。点灯!!!!!!!

シュリシュリ・・・看護師のナース靴音。シャーーーー。とカーテンが開く。

「おはよう。よく眠れた?」「なかなか・・・」「血糖値測ってくださいね」「はい」

毎朝のお勤めです。




ちょっと汚いですが貼っておきますね。本来ならExcelで綺麗に作ったものを添付すればいいのですが。赤字が血糖値。黒色が速効性インスリン量。就寝前はインスリンなし。入院診療費のお知らせの裏が余白だったので。メモ書きですね。



AM9:00頃。

いつものように点滴その他。

「いかがですか?調子の方は?」「はい、いつもと同じようなものです」

いつもと同じようなものです。とは、

入院前と比べて左側の聴力も改善の兆候も見られず眩暈・耳鳴りが酷く夜も寝られず不眠症状態です。しかも耳鳴のせいで思考能力も多少落ちてきた感じで、物忘れも酷く簡単な文字も思い出せない状態です。歩行も平衡感覚が通常と異なり何度も転倒しそうなことが多数あり、実際に2回ほど。今現状でも入院生活は困難を極めてます。徐々に回復することを願いステロイド治療を行ってます。排尿・排便は通常と同じで問題なく、まずい食事もなんとか食べることが出来ます。



「終わったらナースコールで呼んでくださいね」「へい」


アメリカ空軍が極秘裏に開発していただろう「謎の赤い袋に包まれた液体」「ポカリスエットの偽物500cc」そしてラインの横からでかい注射液40mg。恐らく、記憶を消して「エリア51」に連れて行かれるに違いない!てな馬鹿なことを思いつつベットでFBI連邦捜査官を待つ。





AM10:30頃。

薬剤師さん来店。「すみません、お茶も出せなくて」と僕。失笑を買う。

お薬の説明。投薬治療の効果・副作用とか。いま投与しているステロイド治療の詳しい説明など。

「効果あるんですかね?」

「一概にはいえません。個人差もありますし。中には投薬2日目で物凄く回復した人もいれば、効果が薄い人もいました。退院後に良くなった人もいましたし・・・」

そしてステロイドと糖尿病の関連リスク。わかり易く説明してもらった。



僕なりにわかり易く説明すると、

健常者の人が持ってる1日のインスリンの量を100として。

まず、ステロイドが多数部分を使ってしまう。要するに「勝手にパクる」ステロイド野郎が!



ステロイド「おうおう!インスリンの上納金を80払って貰おうか!お!はよー出せや!80!」

治療中患者「そっそんなー・・・80も取られたら私の体は高血糖に・・・・」

ステロイド「うっせーよ!これは決まりなんだ!文句があるなら自分の身体を恨め!がははは」

治療中患者「そんな殺生な・・・たった20じゃー身体がボロボロになってしまう・・・」

通行人 A 「おとっつぁん・・・・!」


テロリン♪ テロテロテロテロテロテロ♪ テロリン♪ (効果音)


ステロイド「き・貴様、何者だ!名を名乗れ!」

インスリン「我が名を知らぬか!」「糖尿病患者の味方!第8代将軍インスリンだ!」

「おまえの様なやつは成敗してやる!」「必殺!速効性ノボラピット18単位!」「ぶすっ!」


 

分かりづらくなったかな・・・(´・ω・)

ただ僕の場合、健常者のインスリン量と比べ6分の1。だから治療には最新の注意が必要らしい。もし急激に高血糖を起こした場合糖尿病性ケトアシドーシスを。



 

糖尿病性ケトアシドーシス(とうにょうびょうせいケトアシドーシス、英語: diabetic ketoacidosis; DKA)は、糖尿病患者において、インスリンの絶対的欠乏によってもたらされるアシドーシスである。ほとんどの発症者は1型糖尿病患者である。数日間から数時間で多尿・嘔吐・腹痛などの症状が現れ、進行すると昏睡や意識障害をきたし、死亡する場合もある。
インスリンはブドウ糖の利用を促進するホルモンであるが、1型糖尿病患者ではこれが欠乏しているためにインスリン感受性であるグルコーストランスポーターであるGLUT4を介した肝臓、筋肉などの細胞が血糖を取り込むことが出来ず、脂肪酸からβ酸化によりアセチルCoAを取り出し、TCAサイクルを回すことでエネルギーを調達する。この際、糖尿病や飢餓時のように脂肪酸代謝が亢進しする病態では、肝臓のミトコンドリアでアセチルCoAは一部別経路に入り、グルコースの代替品であるケトン体が合成、他の臓器に提供され、この過剰に提供されたケトン体によってアシドーシス(血液が酸性に傾く状態)となる。このようなケトンによるアシドーシスは特にケトアシドーシスと呼ばれ、特に糖尿病によって引き起こされた場合を糖尿病性ケトアシドーシスという。ウィキペディア抜粋。

 

 

PM3:00頃。

午前中に看護師さんに散髪の予約をいれてもらってた。ベットの白い枕は抜け落ちた髪の毛で。

ああああああああああああああああああああああああああああ。禿になる?

2・3週間の入院期間。シャワーを浴びて乾かしてセットをして、そして「寝ぐせ」(´・ω・`) 面倒だな。

「ここ散髪できるんですかね」「ええ、出来ますよ。予約入れましょうか?」

「では」

地下の散髪屋に。いつもは大体すこし長め。自称ジャニーズ系。イケメン。


 

よく言われる(´・ω・`) そっくりだと。困るんだよな~。サインしてとか。

で、ちょっと短くしようと。頭洗うのも面倒だし、それに誰も知った人も合わないし。

散髪代に座り鏡を見た。そして「市川海老蔵」に!!!!!!

「いいの?本当に?いいの?」「やっちゃってください!」

びぃーーーーーーん、じょりじょりっじょり。ぶぅーーん、じょりじょりっじょり。



ただの丸坊主。



耳鼻咽喉科の病棟に。多くの看護師のすすり笑いが詰所から聞こえた・・・左耳だけから。

 

 

今日、近くのコンビニに行った。サプリメントが安く売っていないかと。(´・ω・`)

「ごーーーー」と言う音が正常の耳の方から。風を切る音でした。

両耳が健常なときは思いもしない音だったが、片耳で初めて気づきました。人間は過去の記憶の学習により”音”で判断してたのだと思った。自動車の音、自転車の音とか。

 

難聴側の右耳は諦めた。どうしようもならないから。

耳鳴と眩暈はなんとかしたい!自動車の運転ができん!仕事にならん!

全国の糖尿病難聴の方へ。がんばろうぜよ! 

ただ飲み薬が多いわ!(糖尿病・慢性膵炎・難聴)  薬物中毒です(´;ω;`)ウッ…


また更新します。皆様もご自愛ください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする