野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

慢性疼痛治療

2018年05月26日 | ブログ

 

 

 2018年3月、痛みに関連する7学会のメンバーが結集し作り上げた「慢性疼痛治療ガイドライン」(監修:厚生労働行政推進調査事業費補助金慢性の痛み政策研究事業「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」研究班、編集:慢性疼痛治療ガイドライン作成ワーキンググループ*)が発刊された。

*ペインコンソーシアム(日本運動器疼痛学会、日本口腔顔面痛学会、日本疼痛学会、日本ペインクリニック学会、日本ペインリハビリテーション学会、日本慢性疼痛学会、日本腰痛学会)より選出された委員により構成

エアポケットとなっていた慢性疼痛

 これまで、種々の疾患(がん、生活習慣病、感染症、精神疾患、難病など)への対策が日本政府により行われてきたが、慢性疼痛に対する施策は、エアポケットのように抜け落ちていた。しかし、最近、慢性疼痛に対する施策も国の事業として進められるようになり、前述の研究班とワーキンググループにより、All Japanのガイドラインが策定された。

ガイドラインは、全6章、51CQから成る

 本ガイドラインは、全6章(総論、薬物療法、インターベンショナル治療、心理的アプローチ、リハビリテーション、集学的治療)から成り、全51個のクリニカルクエスチョン(CQ)が設定されている。

エビデンスレベルは4段階、推奨度は2段階で評価

 CQに対するAnswerの部分には、推奨度およびエビデンスレベルが記されている。推奨度は、「1:する(しない)ことを強く推奨する」「2:する(しない)ことを弱く推奨する(提案する)」の2通りで提示されている。エビデンスレベルは、「A(強):効果の推定値に強く確信がある」「B(中):効果の推定値に中程度の確信がある」「C(弱):効果の推定値に対する確信は限定的である」「D(とても弱い):効果の推定値がほとんど確信できない」と規定された。

慢性疼痛とは

 慢性疼痛は、国際疼痛学会(IASP)で「治療に要すると期待される時間の枠を超えて持続する痛み、あるいは進行性の非がん性疼痛に基づく痛み」とされている。

 慢性疼痛には「侵害受容性」「神経障害性」「心理社会的」などの要因があるが、これらは密接に関連している場合が多く、痛み以外に多彩な症状・徴候を伴っていることも多い。そのため、本ガイドラインでは、慢性疼痛の診断において最も重要なことは、正確な病態把握とされた。また、慢性疼痛の治療は、痛みの軽減が目標の1つであるが第一目標ではなく、作用をできるだけ少なくしながら痛みの管理を行い、QOLやADLを向上させることが重要であると記載されている。

薬物療法の推奨度が詳細に示されている

 本ガイドラインでは、薬物療法の項に最も多くの紙面が割かれている。なお、本ガイドラインでは、「医療者は各項の推奨度のレベルのみを一読するのではなく、CQの本文、要約、解説を十分に読み込んだ上での試行・処方などを検討するようにお願いしたい」「一部、現在(平成30年3月現在)の保険診療上適応のない薬物や手技もあるが、薬物療法においては、添付文書などを熟読の上、治療に当たることが望ましい」と記載されている。
 主な薬剤の推奨度、エビデンス総体の総括は以下のとおり。

●非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
運動器疼痛:1A(使用することを強く推奨する)
神経障害性疼痛:2D(使用しないことを弱く推奨する)
頭痛・口腔顔面痛:2B(使用することを弱く推奨する)
線維筋痛症:2C(使用しないことを弱く推奨する)

●アセトアミノフェン
運動器疼痛:1A(使用することを強く推奨する)
神経障害性疼痛:2D(使用しないことを弱く推奨する)
頭痛・口腔顔面痛:1A(使用することを強く推奨する)
線維筋痛症:2C(使用することを弱く推奨する)

●プレガバリン
運動器疼痛:2C(使用することを弱く推奨する)
神経障害性疼痛:1A(使用することを強く推奨する)
頭痛・口腔顔面痛:2C(使用することを弱く推奨する)
線維筋痛症:1A(使用することを強く推奨する)

●デュロキセチン
運動器疼痛:1A(使用することを強く推奨する)
神経障害性疼痛:1A(使用することを強く推奨する)
頭痛・口腔顔面痛:2C(使用することを弱く推奨する)
線維筋痛症:1A(使用することを強く推奨する)

●抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬物)
運動器疼痛:2C(使用することを弱く推奨する)(エチゾラム)
神経障害性疼痛:2C(使用することを弱く推奨する)(クロナゼパム)
頭痛・口腔顔面痛:2B(使用することを弱く推奨する)
           (緊張型頭痛:エチゾラム、アルプラゾラム)
           (口腔顔面痛:ジアゼパム、クロナゼパム)
線維筋痛症:2C(使用することを弱く推奨する)

●トラマドール
運動器疼痛:1B(使用することを強く推奨する)
神経障害性疼痛:1B(使用することを強く推奨する)
頭痛・口腔顔面痛:推奨度なし
線維筋痛症:2C(使用することを弱く推奨する)

心理療法・集学的療法の推奨度も記載

 心理療法として取り上げられた心理教育、行動療法、認知行動療法、マインドフルネス、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)は、いずれも推奨度1(行うことを強く推奨する)とされている。また、最近話題の集学的治療や集団認知行動療法(集団教育行動指導)も推奨度1(施行することを強く推奨する)とされ、その重要性が示されている。



 

リリカちゃん(プレガバリン)


神経障害性疼痛・糖尿病性神経障害・疼痛薬  

末梢および中枢神経が何らかの原因により直接的に傷つけられて生じる痛みです。
上記の侵害受容性疼痛と異なり、侵害受容器が刺激されずに発生します。神経自体が傷つくことで、その神経に関係する神経が過敏となり、傷ついた神経を持続的に刺激するようになるのです。その後、いくつかの過程を経たのち、痛みを感じる中枢神経細胞内にCaイオンが流入(後述のリリカはこれに作用!)するようになって、痛みを感じる中枢神経が過剰に興奮し痛みを感じやすくなります。さらに関連しているとされるのは、痛みを抑制する系統の神経の機能低下です。

実際の障害としては、腰椎の椎間板ヘルニアによる神経圧迫で生じる坐骨神経痛や、帯状疱疹ウイルスが神経内にとどまって神経を傷つけることで生じる帯状疱疹後神経痛などがあります。

鎮痛薬は、先に述べた通常の鎮痛薬であるNSAIDsと麻薬性鎮痛薬に分けられますが、神経障害性疼痛は、その両方の鎮痛薬の効果が得られないのです。痛みに効果がある薬には鎮痛補助薬といわれる薬があり、神経障害性疼痛に効果が期待できるリリカ(プレガバリンは鎮痛補助薬に分類されます。

 

本当に、助かった。糖尿病の合併症! 「リリカカプセル」通称「リリカちゃん」


副作用も凄かったが、効果は覿面だった(´・ω・`) 疼痛って経験したもの以外は解らない。


糖尿病神経障害の疼痛は「歩行困難」レベル。簡単に言うと「針の山を登る」



痛み:箪笥の角に小指をぶつけたレベル。


疼痛:24時間痛くて涙が出るレベル。


激痛:ぎゃあああああああああああああああああああああああああ


こんな感じかな~(´・ω・`)






ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


(´;ω;`)ウッ…

 



今朝の血糖値です。158(mg/dl)です。簡易血糖測定器は、誤差が10%ある。


これは常識。誤差だろう(´・ω・`)




検査結果です。









(´・ω・`)・・・。そもそも、インスリンは健常者の1/6しか出てない。


そして、外部からの補助を毎日打つ!


膵臓を1/2を切除・廃棄だもの。でねーよ。出るわけ、ねーよ(´・ω・`)


(´・ω・`)健常者の「6.0」には程遠い。毎日毎日毎日・・・。インスリン注打っても。


(´・ω・`)なにか?問題でも?


 

こんな俺です。


また更新します。皆様もご自愛ください。






セブンイレブンで当たったやつ。ちょっと嬉しかった(´,,・ω・,,`)


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