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日本生態学会 第2回自然再生講習会「河川・湿地の自然再生の理念と技術」に参加してきました

2010-12-05 | Weblog
静岡市のもくせい会館で開かれた日本生態学会第2回自然再生講習会に参加してきました。



麻機遊水池を始めとする河川や湿地の自然再生の取り組みが、どんな理念で行われているのか、それを勉強するためです。浮島ヶ原自然公園の今後の保全・再生にも参考になるかなと思って参加しました。



今日の講演の概略です。
やっぱり、人為的なかく乱が湿地の植物のためには必要なのだなということがわかりました。
実際にどんなプロセスで実行していくか考えなければならないわけですが。



ホールに用意された席がほぼ埋まるほどの参加者でした。
日本生態学会の主催なので、各地から参加者が集まっていました。

会場後方では、ポスターパネルによる展示発表もありました。
主に麻機遊水池での取り組みの発表です。



静岡北高校の生徒さんたちによる、ホテイアオイ抑制に関する研究発表。
大学生がやるような内容で、すごいなぁと思いながら聞きました。自分が高校生の時は、こんな難しいことなんて考えたこともなかったなぁ…。



麻機遊水池におけるミズアオイの生育環境の再生についてのパネルです。
最終的には人力によるかく乱を行っていました。
浮島ヶ原自然公園でもやってみる価値があると思いました。



さく葉標本もありました。
きれいに作ってありますね。



土中から見つかったオニバスの種子。
植物の種子が、いつか芽生える時を待ちながら土中で眠っているわけです。
この種子を生かして環境の再生を狙うわけです。



ここにはカヤネズミがいます。
浮島ヶ原自然公園にもいるといいなぁ…。いるはずなんだけどなぁ…。

約4時間の講習会でしたが、とても参考になる会でした。


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