ふもとっぱらのトンボ -クロイトトンボのペア

先月に朝霧高原のふもとっぱらで見つけたトンボの紹介をしていなかったので、少しずつ掲載していきます。

ふもとっぱらの真ん中にある池の周りには、トンボがたくさん飛んでいました。
（ただし９月１１日です）

おつながりで飛んでいたクロイトトンボのペア。
あちこちで産卵していました。
成熟したオスが、紺色に粉を吹いていてかっこいいです。

国道１号線の法面にカヤネズミが巣を作っていました

ナンバンギセルを探すために国道１号線の法面を見ていたら、丸くボール状になったカヤネズミの巣を見つけました。
真上は、トラックが通り過ぎる国道なのに、こんなところにも作るんですね。

ツイッターで専門家に聞いてみたら、それなりにススキの面積があれば生きていけるだろうとのこと。
この巣を作ったカヤネズミは、どうやってここに来たのでしょうね。
やっぱり、側道を挟んだ浮島ヶ原自然公園から渡ってきたのでしょうか。

アキノノゲシがきれいに咲いています

秋の陽を浴びてアキノノゲシが咲いていました。
春に咲くノゲシと比べると、花が大きく、ノゲシの黄色に対してクリーム色です。
この花が咲くと、本格的な秋だなと感じさせられます。

派手さはないですが、このクリーム色が傾き始めた秋の日光に似合うと思っています。
あっちゃこっちゃに咲いているコスモスよりも、自分はアキノノゲシの花の方が好きですね。

これも”オンブバッタ”かな？

草むらの中でショウリョウバッタのメスを見つけました。
…でも、何かヘン。



なんと、トノサマバッタがショウリョウバッタの背中にしがみついていました。
なんでこうなったのでしょうね？
メスと間違えたのかな？



種としての「オンブバッタ」は、体の大きなメスの上に、体の小さなオスが乗ります。
これも、ある意味”オンブバッタ”でしょうかね。
見ている間、ずーっと離れずにいました。
こんなこともあるんですね。

河川敷のアレチウリ

空倶楽部で掲載したアレチウリ。
花をアップにしてみました。
小さいですが、確かにウリの花です。



蜜が多いようで、どの花にもアリがびっしりついていました。
大小様々、いろいろな種類のアリが来ていて、アリの観察が出来そうです。
実は、空倶楽部の写真はアリたちにちょっとどいてもらって撮りました。



実はこんなものです。
毛だらけなうえに、1cmほど。おまけに毛は鋭くて服を通してしまうほど。
これじゃ昆虫のエサにもなりません。
ヒョウタンなどにはたくさんやってくるハムシ類もほとんどいなかったような。

だからか、あっというまに増えて河川敷を覆い尽くしてしまいます。
アメリカから戦後入ってきた帰化植物で、最初に確認されたのが清水港。
静岡から日本に侵入した植物です。
特定外来生物にも指定されていて、自治体によっては抜き取りをしているようですね。

アレチウリが見上げる鉄塔のある青空＆夕闇に包まれる鉄塔 by 空倶楽部

９のつく日は、空倶楽部の活動日です。
今日は、月に１回のテーマ日です。今回のお題は「鉄塔と空」。

なので、まずはアレチウリが見上げる青空。
潤井川の河川敷にはびこっているアレチウリが花を咲かせていました。
その向こうには、中央公園の森と鉄塔と青空。



アレチウリは、各地で勢力拡大中の帰化植物。
葉の見た目は、ヒョウタンやカボチャにそっくりです。
花はクリーム色の小さな花。蜜が多く、アリがたくさん群れていました。
「ウリ」ですが、実は毛だらけなうえに大きさが1cmほどで利用価値なし。
一面に広がって困らせている植物です。



なんとかお題の空が撮れたぞ、と帰ってくると、自宅前の夕空がきれいだったので急いで撮影。
今度は鉄塔が主役です。
空気が澄んで、夕空がきれいな季節になってきましたね。

静岡県富士市　中央公園（潤井川）及び　自宅前から

PENTAX Optio W90で撮影。
撮影日：2011/10/9　15:46、17:52

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発起人：かず某さん、chacha○さん

タデ科の花がきれいな季節です

浮島ヶ原自然公園のタデ科の花が見頃です。
アキノウナギツカミの花が、だいぶ増えました。



ミゾソバの花も、１株につく花が増えています。
１つ１つは小さい花ですが、たくさん集まるときれいです。
ぜひ見てみてくださいね。

センニンソウが種を作っていました

以前、花を載せたセンニンソウ。
花が終わって綿毛のついた種子をつけていました。



この白い綿毛が、仙人の白いヒゲのようなので、この名前です。
言われて見ると、たしかに仙人のヒゲのようにも見えてきますね。

昭和記念公園の花 ナンバンギセル

ナンバンギセルが咲いているという情報があったので、見に行きました。
見事なススキの群落の中を覗くと、たくさん咲いていました。
これだけまとまって咲いているのを見るのは初めてです。



ローアングルで。
立派なススキでした。
ススキの林の中で咲くナンバンギセル、といった感じでした。



並んで咲いているものも。
なんか艶めかしいですね。

ヤマホトトギスにはルリタテハの幼虫がいました

イモムシの苦手な方には、ごめんなさい。
ヤマホトトギスに、ルリタテハの幼虫がいました。
成虫は、翅裏に「く」の形の瑠璃色の紋があります。



避雷針のようなトゲがありますが、触るとゴムのような感触です。
痛くはありません。
派手な色と、派手なトゲで鳥を威嚇しているのでしょうかね。

ルリタテハは、ホトトギス類やサルトリイバラなどのユリ科の植物を食草にします。
山地性のチョウですが、時々街中でも見かけます。
庭のホトトギスなどに卵を産むこともあるようですね。