★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

コシアキトンボのメスに出会いました

2012-07-11 | 自然観察(昆虫)

枝先にとまるコシアキトンボがいました。
腰の部分が黄色なので、メスですね。
白になるオスと比べると、翅の根本や先端の褐色部分が少し広いのも見分けるポイントでしょうか。
水辺を往復しながら飛ぶ姿を、もうしばらく見ることができると思います。

雨上がりの空とベニシジミ by 空倶楽部

2012-07-09 | 空倶楽部

9のつく日は、空倶楽部の活動日です。
今月のお題は「曇り空」なので、雨上がりを狙ったらあれよあれよと晴れてしまい、青空写真になってしまいました。
まぁ、いいか。

雨上がりのシロバナサクラタデにベニシジミがやってきています。
もう夏型になって、翅の鮮やかさが少し落ちてきていますが、元気に飛び回っていました。



別アングルで。
シロバナサクラタデも、たくさん咲き始めました。



午後の湿原には、ミズオトギリが咲きます。
何度かこのブログでも紹介しましたが、午後2時半を過ぎると咲き始める花です。
ピンクの花が、かわいいですね。

静岡県富士市中里 浮島ヶ原自然公園 から

PENTAX Optio W90 で撮影。

撮影日:2012/7/7 16:02-16:10

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

夕闇の中、妖艶に咲くオオバナコマツヨイグサ with 8na8na-club

2012-07-08 | 8na8na-club

8のつく日は、「8na8na-club」の活動日です。
8na8na-club」については、awaさんの「Dear to you」をご覧下さい。

帰宅途中、駐車場や野原に目をやると黄色の花が目立ちます。
夕方から咲きだすコマツヨイグサの花です。
刻々と闇に包まれていく草原で、黄色の花だけが浮かび上がるように見えてきます。



その中で、花が大きいものもあります。
変種のオオバナコマツヨイグサです。その名の通り、コマツヨイグサの花の直径が3cmほどに対して、オオバナコマツヨイグサの花は直径4cm以上あります。また花弁の数が、コマツヨイグサの4枚に対してオオバナコマツヨイグサは8枚あります。

北アメリカ原産の帰化植物です。
「月見草」とも呼ばれるこの花の仲間たちは、江戸時代から明治時代にかけて日本にやってきた花です。
太宰治は「富士には月見草がよく似合う」、竹下夢二は「宵待草」と勘違いしてしまいましたが「待てど暮らせど来ぬひとを宵待草のやるせなさ…」と書いたおかげで、すっかりなじみのある花になっていますね。


チョウトンボの季節です After むし倶楽部

2012-07-07 | 自然観察(昆虫)

昨日の「むし倶楽部」の活動お疲れ様でした。
いろいろな視点があっておもしろいですね。

次回までとっておこうかと思ったチョウトンボですが、季節ものなので今日アップしてしまいます。
浮島釣り場公園(通称めがね池)のチョウトンボが、たくさん飛んでいます。



光の当たり具合で、翅の色が変わっていくのがなんとも美しいです。
黒い真珠のような輝きですね。



木の枝にとまりながら、時折翅を動かしています。
そのときに色が変わっていくんですね。
その色の変化がきれいです。

もうしばらくは楽しめそうです。
見たことのない方は、ぜひご自分の目で見てみてくださいね。

ナガバノウナギツカミで、ウスバキトンボがまどろむ夜  by むし倶楽部

2012-07-06 | むし倶楽部
6のつく日は「むし倶楽部」の活動日です。
2回目の活動日になります。部員さんのブログは、記事下段のリンクからどうぞ。



夜の浮島ヶ原自然公園に言ってみたら、準絶滅危惧の花、ナガバノウナギツカミにウスバキトンボがとまっていました。



ウスバキトンボは、今の時期に空を舞っているオレンジ色のトンボです。
日中は、ずっと飛び続けていてなかなかとまる姿を見ません。
でも、さすがに夜はこうして休むんですね。



東南アジアから海を渡ってきて、約1ヶ月で成虫になってしまうという成長スピードで発生を繰り返しながら北上していくトンボです。
胸部の外皮が薄く、強くつまむと潰れてしまいそうなのも、軽量化してより飛び続けられるようにするためなのでしょうね。

ただ、南方系のトンボなので、10月頃になると寒さでヤゴが死滅してしまいます。
それでも、また翌年も飛んできます。
不思議な生態ですよね。

静岡県富士市中里 浮島ヶ原自然公園 から。

PENTAX Optio W90 
1cmマクロモード・フラッシュあり で撮影。

撮影日:2012/7/4 20:12

◇『むし倶楽部』参加要項

■活動日時■
 毎月6日、16日、26日の21時までにブログアップして下さい。

■タイトル名■
 記事のタイトルに byむし倶楽部を追記して下さい。

■掲載写真■
 昆虫をはじめとする、小さな生き物が写っている写真でお願いします。
 掲載枚数の制限はありません。
名前がわからなくてもかまいません。たぶん発起人が調べます。でも、わからないものはわからないですが。それでもOKです。

■文面■
 特に規定はありませんが、掲載した写真の撮った場所、月日、時間を記入してください。
 また、使用したカメラの機種やレンズ、露出やマクロの情報も書いていただけると、みなさんの参考になると思います。
また、発起人NOZOのブログ「進め!野外探検隊」(http://blog.goo.ne.jp/nozo_2/)へのリンクを記事に貼ってください。

■入部方法■
 発起人NOZOに入部希望のコメントをして下さい。

■イベント・企画■
 発起人のブログ「進め!野外探検隊」でお知らせします。

◇参加者◇
yopikoさん
awaさん
よしこさん
tanega島さん
ゴッチさん
鮎さん

白いチゴザサ

2012-07-05 | 自然観察(植物)

浮島ヶ原自然公園で自然観察会をしていた時、チゴザサの説明をしていたら、ある子が「白もあったよ!」と持ってきてくれました。
普通は淡い赤紫色ですが、これはたしかに白ですね。



「ササ」とつきますが、イネ科の植物です。
ブラシのような小穂をつけるのが特徴です。
なんでこんな花にしたのやらと、いつも思う花です。

老獪なツチイナゴ

2012-07-05 | 自然観察(昆虫)

やけに内側の翅が赤いバッタを発見。
なんだなんだと捕まえてみたら、おなじみツチイナゴでした。
調べてみたら、成熟すると翅が赤くなるそうです。
特徴である全身の短い毛も少なくなっていて、別のバッタのようでした。



「まったく老バッタを追いかけ回しおって!」
なんて言っていそうです。
素手で捕まえられてしまいましたしねぇ。

明日6日は、「むし倶楽部」の活動日です。
昆虫や小動物の写真を、皆さんがアップします。
参加者は随時募集中なので、よろしかったらどうぞ。

マルバハッカの花が咲いていました

2012-07-03 | 自然観察(植物)

浮島ヶ原自然公園の木道脇に植えてあるマルバハッカ。
うすーい紫色の花を咲かせていました。
「ハッカ」と名前がつくとおり、メントールのスーッとした香りがします。
でも、同じ園内にあるヒメハッカよりは、マイルドな感じがしますね。

別名は「アップルミント」。
ヨーロッパ原産です。
元々栽培用に入ってきたものが野生化しています。
この花を見ると、やっぱりシソの仲間なんだなー、シソも日本のミントなんだなーと思います。