釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

清正井の伝説

2010年01月12日 18時51分49秒 | お散歩日記/東京地名の話
今朝、Twitterを見ていたら、某タレントさんのつぶやきに遭遇しました。

昨日、明治神宮の内苑にある加藤清正が掘ったという伝承のある『清正井』の写真を撮影するといいことがあると、入場するのに二時間待ちがあったといいます。

いろいろなタレントがパワースポットとして紹介したのに拍車がかかって、大騒動になったようです。
そのあと、いろいろなつぶやきでは五時間待ちで入れなかったまで出る始末。

そもそもこれは井戸といいますが、これは自然の湧水だそうです。
以下は明治神宮のサイトより引用しました。
清正井

「大正12年の関東大震災以後には大雨になると白濁になり、また昭和8年の大干ばつには一時湧水が止まりましたので昭和13年修復工事を行うこととなり、それと同時に水源調査が行われました。その結果水源は御本殿西側権殿敷地付近一帯(現在の本殿倉庫)の浅い地下水が二方向の自然の水路に流れて、井戸の上方斜面から井戸に湧出するまったく自然の湧水であることが解りました。この工事の際旧態を保つため、また水が集まりやすい様に斜面をコンクリートでおおいかぶせ集水槽導笈を新たにしました。しかし、その修復工事からはや60年近くもたち、修復当時の木造も腐朽しましたので平成8年8月30日、59年ぶりに修復工事が行われています。」

伝説では清正が掘ったそうですが、事実は湧水であり、明治神宮自体も大正時代に作られた新しい神社であり、さらに周囲の杜は、そのときの植林の賜物で、数十年のときを経て自然林のような姿にはなっていますが、正しく人口林です。

悪くいえば、信仰宗教が立派なお堂を建てて回りに木を植えた場所にたまたま泉が湧いていた・・・・・ということなんです。
なんでパワースポットなのか不思議です。
昔からある神社のほうがはるかにパワースポットなんですがね。

それにしても現代の若者はそんなに幸せになりたいのですかねぇ。

そうそう、昔は『清正井』は飲めたんですよ。
子供のころは、柄杓があって、手水のようにお清めができました。
もちろん飲む水ではないんですが、飲んだ記憶があります。
でも、皆さんご存知のように、私は今まである意味、普通の人生を送ってきました。そんないいことはなかったような。
今でも一年に二・三度は『清正井』に行って写真を撮影していますが・・・・。
まぁ、普通が一番幸せなのかもしれません。

御苑の入園料が500円。
明治神宮も初詣のお賽銭が入ったばかりなのにすごい収入ですね。
去年みたいに、見解の相違で税金の未納がありませんように祈るばかりです。
(御苑の入場料はたぶん課税されると思いますので・・・・。)

TOP画像はどんどんダウンロードしてくださっていいですよ。
幸せになるかも。www

コメント
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