釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

水が湧く場所なら・・・・・

2010年01月26日 04時10分24秒 | お散歩日記/東京地名の話
もし水が湧く場所がパワースポットであるならば、お勧めの場所を二つご紹介しましょう。

ひとつはあの「ブラタモリ」でさらに有名になった麻布『がま池』。


がま池の水面

この池の持ち主の家に火事の火の手が迫ったときに、大がまが池から出現して水を吹き屋敷を守ったという伝説がある池です。
場所は、麻布の高台・・・・とだけ申し上げておきましょう。
麻布の達人ならご存知のはずの場所。

高校生のころ、塀越しに覗き見した記憶があります。
そのころにはもう家やマンションに周りを囲まれていて中には入れませんでした。
昭和三十年代には池も大きく、近所の子供たちは、ザリガニ取りなどをして遊んでいたようです。

先日の「ブラタモリ」で数十年ぶりに映像を通してご対面しました。
実際に池のそばには近寄れないどころか、水面を見ることも無理だろうとあきらめていましたが、意外にあっさりと水面を見ることができました。
ただし、駐車場から覗き見をしましたから・・・・・。

ここの池は高台のほぼ最上部です。
こんなところにの水が今でも湧いているとても不思議な場所。
すなわちパワースポットです。
伝説から考えても、災難除けなどにご利益があるかも。

さてもうひとつは『根津の吹上の井筒』。
南青山の根津美術館の庭園の中にあり、井筒からはこんこんと水が湧き出しています。
ここは、清正井と同じく古川・渋谷川水系の最上部です。
この谷の上には、古くから麻布大観音をまつる長谷寺があり、園内にも薬師堂や天神の飛梅祠、東熊野、ほたらか山など、霊験あらたかな国内の霊場のミニチュア版もあり、非常にパワーを感じる場所です。
この庭は東の鉄道王、東武鉄道の創始者、根津嘉一郎翁の屋敷跡です。
財を成すという点ではもってこいのスポットではないでしょうか。


吹上の井筒

というわけで、清正井や東京大神宮を上回るパワースポットのご紹介でした。
コメント (1)
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