曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

WBC2023 一次ラウンド 日本対オーストラリア戦の感想

2023-03-13 07:51:00 | スポーツ



チェコはプールB内では明らかに格下なので、勝敗も何もないためチェコ戦の感想は書かなかった。

韓国に大勝したので、強敵はオーストラリアのみ。オーストラリアには、アテネ五輪準決勝で苦杯を舐めさせられている。年俸1億円超えの選手を並べ、宿舎は高級ホテルの日本が、野球だけでは食べていけず、トラックの運転手もしているようなオーストラリアに負けたということで大炎上した。我々世代の野球ファンにとって、あの試合はトラウマになっている。

ところが、初回いきなり大谷の特大スリーランで先制。見えないほどの打球速度で自身の看板にぶつけた。あれで日本は完全に主導権を握り、あとは打撃練習、投球練習だった。出番のなかった大勢を出すなど、調整に使うことができた。

贅沢な話だが、プールBの4試合、勝負の緊迫感がほとんどなかった。得点も相手の四球絡みが多く、ギリギリの緊張感でのバントとか進塁打とかの経験を積めたかというと疑問。まあ、これは日本ではなく相手が悪いのだが、フロリダに行って急に相手が強くなって動揺するとかないように、気を引き締めて臨んでほしい。


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WBC2023 一次ラウンド 日本対韓国戦の感想

2023-03-11 00:15:00 | スポーツ



いつも闘志むき出しで挑みかかってくる韓国が、妙に元気なかった。昨日オーストラリアに嫌な負け方をしたからだろうか。

韓国はプールBで一番手強いので、百戦錬磨のダルビッシュ先発はベストな選択だったが、ヤン・ウィジの掬い上げるスイングにうまくはまってしまってツーランを浴びた。さらに、村上がエラーで出した走者を二塁に背負ってタイムリー。ちなヤク的には最悪の展開。

いつもの韓国戦なら、ここから打線がプレッシャーを撥ね返せず重い展開になるところだが、ヌートバーのタイムリーですぐに1点を返した。あれは大きかった。曖昧批評的な勝負ポイントその1だった。

4-3と逆転したものの、1点差ではまだ分からん。と思ってたら近藤のソロ。あれも大きかった。ポイントその2。

2点差ならワンチャンスだから怖いなと思っていたが、第二先発の今永がピシャリ。ソロを被弾したが、たまたまみたいなあたりだったし、ソロならいい。今永はポイントその3だった。

いくらなんでも韓国は投手を替えすぎだった。なんと10人の継投。リリーフ全員が好調なわけもなく、どれかはハズレが出てくる。特に不調の投手はストライクが入らず、四球で走者を貯めてはタイムリーを打たれる後半だった。

日本も松井が相変わらず不安定だった。リリーフはある意味ガチャなので、韓国を反面教師にして慎重に継投しなければと思った。僕が継投するわけじゃないけど。


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WBC2023 一次ラウンド 日本対中国戦の感想

2023-03-09 23:52:00 | スポーツ



大谷は韓国の次に強敵となるオーストラリア戦の先発がよいと思っていたのだが、ここで出てきた。なかなか点を取れない展開だったので、まあ打てんわな、という印象を敵にも与えるであろう大谷でよかった。結果的には。

村上、吉田が不調。バットに当たる気がしない。中国の投手相手でこれだと先が思いやられる。

2点差に詰め寄られてからの牧のソロが、僕の中では勝因というか殊勲打だったかな。あれがなかったら重い展開でどうなっていたか分からん。

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WBCで希望するスタメン

2023-01-27 08:17:00 | スポーツ

WBCに出場する日本代表メンバー30名が発表された。報道ステーションで栗山監督が「日本人全員の意見を聞く」と言ってたので、一人の野球好き国民として、これが良いと思うスタメンを書いてみる。

1山田4
2大谷D
3鈴木9
4村上5
5山川3
6ヌートバー8
7吉田7
8中村2
9源田6

山田:牧でもいいのだが、守備力と走力、なんといっても国際大会での強さを買う。東京五輪でも一番打者として機能し、大会MVPに選ばれた。

大谷:エンゼルスでも2番を打つことが多いのでやりやすいかと。足も速いし。

鈴木:ジグザグにしたいので。振り回すだけではなく、ある程度率を残せるというか、チームバッティングもできて、後ろの村上につながりそう。

村上:実力もそうだけど、彼を主砲として4番に置くと選手達も落ち着くと思う。昨年のシーズン終盤のように、一人で背負い込むと結果が出ない時があるが、WBCはスターだらけだし、大谷が背負ってくれるので大丈夫だろう。

山川:村上の後ろだと打ちやすいと思う。相手は制球が散らかったりしそうだから。そういう綺麗じゃない球を汚いフォームでバックスクリーンに打ち込む山川の姿が僕には見えている。

ヌートバー:ここからは悩みました。出塁率は高いが走力がイマイチの吉田をどうするかで一晩悩みました。吉田は帰る人ではなく返す人にするという作戦で、俊足らしいこの人をここに。塩見がいれば楽なんだがなー。

吉田:率はいいけど足が速くないので、上位に置いたら各駅停車になりそうなんだよな。打者の格としては7番は嫌だろうけど、ヌートバーを返す人として機能してもらう。

中村:国際大会の経験が豊富な甲斐にしたいとこだが、打力と進塁打を打てるムーチョで。肩が心配だが、国際大会は盗塁してこないと思うんだよね。日本の投手は世界一クイック上手いし。

源田:打力を考えたらここに置くしかない。足は速いので、内野安打ででも出塁して掻き回し、一番の山田に繋げて打線の回転を良くして欲しい。

・・・・・

球数制限があるので投手多め。の煽りで外野手少なめで左打ち多め。牧と岡本両方は要らなくね? 山川いるんだし。打線を組みにくいメンバーだと思う。

途中でメンバー変えられるみたいだし(千賀が合流したときのために19番を空けている)、契約の関係でメジャー組は強化試合出れないそうだし、まだこれでメンバー確定ではない。と思う。

ので、途中からでも塩見使ってくれ。ヤクルトだからではなく。足速いし守備範囲広いし長打も打てる。選手枠が厳しいWBCにはうってつけの外野手だと思うんだけど。

・・・・・
記事をアップした直後に千賀が出場辞退の速報が入った。早く言いなよそういうことは。あと、吉田は6番でヌートバー7番がいい気がしてきた。

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大谷翔平のWBC2023参戦について

2022-11-19 15:46:00 | スポーツ
エンゼルスの大谷翔平が、ア・リーグMVPの2年連続受賞を逃した。大差を付けて受賞したのはNYヤンキースのアーロン・ジャッジだ。大谷に投票したのはエンゼルスの地元記者二人だけだったらしい。

指名打者制において、大谷の二刀流はそれほど意味がないと僕は思っている。意味がないというか、それほどチームの勝利に貢献してはいない。MVPを逃したのも、その辺に原因があると思う。

指名打者制がなければ、登板日はほとんど例のない強打の投手として打席に入り、相手チームが8人で攻撃するのに対して9人で攻撃できる。これは勝利への貢献と言える。それどころか、僕は野球の戦術における革命ではないかと思っている。これからは打てる投手を育てるべき、とまで思っているし、ここ数年ヤクルトがそこそこ強いのは、小川泰弘、原樹理、石川雅規といった打撃が得意な先発投手がいるのも少し関係していると思っている。

一方、指名打者制だと、相手チームも9人攻撃してくるので差が出ない。大谷がDHに入ることで、本来DHで使いたい、打撃はいいけど守備難の選手の使いどころがなくなる。投手と打者を両方やる人がいるから選手枠が一人空く以外のメリットがない。

いわゆる「大谷ルール」導入で、ますますその、指名打者制における相手チームとの差がなくなってしまった。投手大谷と打者大谷がそれぞれの試合で出て来るだけになったというか。

大谷が投手として登板し、同時に打者としても試合に出ようとすると、(おそらく試合前のメンバー交換時に)チームは指名打者を放棄する。6回くらいで大谷が降板した後は、リリーフ投手が打席に立たなければならない。この指名打者使用権?の失効をなくし、大谷降板後に指名打者を戻せるのが「大谷ルール」である。大谷ルールという名前ではないが、現状大谷しかこれを使ってないというか、大谷に先発登板日も全打席立たせるために作られたようなルールだから、そう呼ばれる。

そんなわけで、現状の指名打者制の中では、というかナ・リーグも指名打者制になったので、MLBすべての試合において、大谷の二刀流は、チームの勝利にはそんなに影響してないと思っている。本当の意味での二刀流を名乗るなら、一時期のように登板日以外は外野手で出てほしい。そうすれば守備難の強打者を指名打者で使える。

で、その大谷翔平が、来年のWBCへの参加を表明した。調整の難しさなどから、打者としてしか出ないのではないか、投げないのではないかとも言われている。

そもそもWBCに大谷ルールが適用されるかがまだ分らない。適用されないのであれば、WBCは球数制限があって絶対に完投はないので、大谷降板後のDHがリリーフ投手の打席ということになってしまう。毎回代打という手もあるが、WBCは選手枠が少ないので、それも難しい。近藤健介が選ばれているのは、高い打撃技術だけでなく、万一のときは捕手ができるからである。というくらい人数に余裕がない。一発勝負の世界大会、投手に打席が回ってくるせいで不利になるような事態は絶対に避けるべきで、投手大谷と打者大谷どちらを使うかとなったら、後者だろう。

もし投げるなら、先発登板試合は降板後お役御免、打席なし。打者として出るときは指名打者。リリーフで投げると指名打者放棄になるのでそれもない。という微妙なことになって運用が難しい。

WBCは結局メジャーが主催みたいなところがあるので、大谷ルールが採用されるかもしれない。でもそれで好結果が出た場合、嫉妬深い半島のあの国とかが、後からイチャモン付けてきそう。

大谷参戦で野球ファン以外も巻き込んで盛り上がりそうだが、参戦するならするで、なかなかに難しい事態も発生する。智将・栗山英樹も悩ましいところだろう。


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