曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPhone 11 ProでHipstamatic 〜 CABAGGE TOWN HIPSTAPAKの巻

2022-06-22 08:00:00 | カメラ
6月の配信ギア「Canbage Town Hipstapak」のレビュー。

今回はまあまあ早いタイミングでリリースされた。記事が遅くなったのは、単に僕のサボり。

ギャベッジタウンはアトランタのアート地区の名前。Googleマップで見ると、針金?で作った恐竜とかカラフルな壁画が出てくる。



Alexander 35レンズは低コントラストで底彩度。特に彩度の低下が激しく、ほとんど白黒に近くなる。これはこれで他に使い道がありそう。



Bluegrass 14フィルムはランダムにいろんな色が乗ったり乗らなかったり。うまい具合に乗れば公式の作例のようなおしゃれ写真になるが、うまく乗らないと、何をしたいのかよくわからない作品になる。緑が多い風景だと、Alexander 35レンズの方で樹木に生気がなくなってるので、相当うまくハマらないとディストピアな風景になってしまう。

作例は全てキャベッジタウンパックの組み合わせ。














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日産マーチ(3代目K12)を借りた

2022-06-15 19:00:00 | クルマ



先日、ヴェゼルのリアバンパーを駐車場の壁に擦ってしまった。樹脂部分だし、傷は手のひらサイズなのだが、直さないと擦ることに鈍感になりそうな気がしたので、某カー用品販売店で直した。店内で待てるほど直ぐには終わらないし、一旦帰宅したいので、代車として日産マーチを借りた。

年式、グレード不明。4ATで水色。

側面衝突対策がされる前の時代の車って感じ。窓の下端が低い。肩の横が窓。ヴェゼルと比べると感覚として20センチ近く低い。おかげで丸っこいボディなのに見切りがいい。下方視界が良いと、こんなに取り回しやすいんだなと驚愕した。

アクセルの踏み始めの加速が唐突。パワーあるのかと錯覚しそうになる。いや、本当にパワーあるのかもしれない。

ロールはするがふわふわではない。路面の凹凸に対して綺麗にいなさないというか、洗練されてないというか。よく「ゴツゴツしてる」とか「ザラザラしてる」というが、それとも違う。ゴワゴワしてる、かな?

ブレーキの効き具合。結構強く効くけど曖昧。コントロール性は普通。

ステアリングの真ん中の遊びが曖昧。もそもそしてる。遊びの範囲も広い。操舵感が大雑把というか、なめらかスムースではない。

ミラー開閉が手動。角度は車内から調節できるけど、畳むのは降りて手動。そしてミラー自体が小さい。見切りがいいから無問題だけど。



エンジンの回りかた、操舵感、サスの動きというか乗り心地、全てが雑というかおおらかというか、適当な車だった。初代フィットと同時代だと思うけど、フィットはもう少し色んな精度が高かったぞ。

でも、取り回しの楽さと加速の良さから来るすばしっこさは嫌いじゃない。というか、好き。大袈裟に褒めると、フィアット500ってこんな感じなのでは?と思った(新旧共に)。見た目の方向性同じだし。

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祝・交流戦優勝!

2022-06-12 21:10:00 | スポーツ
土曜日、東京ヤクルトスワローズが交流戦で優勝した。今日も勝って14勝4敗。18試合制になってからの史上最高勝率だそうな。



ヤクルトファンからすると、今のチーム状態は決して万全ではない。奥川くんは行方不明だし、サンタナは帰国、手術して今期絶望的だし、昨年大活躍した新・近藤も消息不明だ。

そんな状態なのに、昨年からソフトバンクに6連勝。2015年の日本シリーズの屈辱をかなり晴らした。悪いけど、福岡での三連戦、かつての怖さをソフトバンクに感じなかった。

日本シリーズでセリーグ覇者を完膚なきまでに叩き潰していた頃の主力選手、特に野手が年齢的にかなり劣化しているのではないか。柳田は33歳、グラシアルは36歳、松田は39歳、デスパイネが35歳、中村晃が32歳だ。

それに対してヤクルトは、かつてはスタメンがほとんど30代だったが、今は世代交代がうまく行きつつある。村上君22歳は言うまでもないが、もう正遊撃手といっていい長岡は20歳、最近第二捕手っぽく使われている内山なんかは19歳である。青木おじさんが怪我したら終わっていた数年前とは別のチームになっている。

昨日今日と巨人が負けたので、セリーグでもこれで7ゲーム差。試合数少ないのに両リーグ40勝一番乗り。貯金なんと19。昨年の日本一なんだから当然かもしれないが、この急な強豪感に、まだ馴染めない。

でも慣れなくていいと思う。戦力が万全とは言えないわけだし、まだシーズンは長い。ファンとしても油断せず、慢心せず一つ一つ勝ちを見守っていこうと思う。

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サブ子の旅(32)

2022-06-05 21:31:00 | デジタル関係



来週パッチ6.15が来るので、このナギ節後半の出来事を急いで書く。

◆満点

FF名物、巨大遊戯施設ゴールドソーサーはFFXIVにもある。そこでは毎週一度お題に沿った服装ができるかというファッションチェックが催されている。何も合ってなくても1万MGP(マンダヴィル・ゴールドソーサー・ポイント)もらえるので、僕のキャラは大体毎週これをやり、おかげで全員がアメ車を乗り回している。

ファッションチェックの点数は、外してても無難なら70点、何かがダサかったら68点という具合で、全部お題通りなら100点がもらえる。大体毎週、ググれば誰かが見つけた正解がわかるのだが、わかっても大抵は揃えるのが難しい。

ところが先日、たまたまサードキャラのレン子さんがチェックを受けたら胴体と靴が誉められた。ん?コレでいいのか。お題をよく見ると、手が安いのでいけそう。脚はマケボ次第って感じだった。

レン子さんの場合、脚は持ってたので、再チャレンジしたら100点満点だった。初めてだ。同じレシピでメイン子、サブ子もチェックを受けて、3人連続満点。各自10万MGPくらいもらった。


胴と靴はメインクエストでもらう奴なのでみんなが持っている。簡単なお題だった。

◆ギムリトダークで手汗べっとり

紅蓮編最後のID「境界戦線ギムリトダーク」は、ググると「難しい」とサジェストされるほど難しい。メイン子は普通にストーリーの途中でクリアしたのだが、冒険録を使ったサブ子は未クリアだった。パッチ5.4あたりで80ガンブレイカー制限解除ソロで挑戦したが、3ボスで削りきれずに敗退していた。

暁月でガンブレイカーも90になったので、クリアしとくか、とコンテンツファインダーで申請した。すぐにシャキったのだが、人数のカウントが違う。4/4になってる!! ソロは1/1のはずなのに!!

やっべ!!!!!
やっちまった!!!ついに!!!

タンクでソロ突入するときは、ちゃんと制限解除したかどうか指差し確認することにしていたのだが、この時に限ってやってなかった!!

ごめんなさい間違えましたと言って抜けるわけにもいかず、ガンブレイカーでパーティーの先導を開始。全然覚えてない。まとめは無理。どうみても初見なのはサブ子だけだし、こいつまとめないぞ、ということで、かなり慣れてるっぽいアウラ男性の踊り子が、先釣りする勢いで前を走り始めた。ルートすらわかってないので、ありがたくその後ろをついていくことにした。

もう必死。敵視だけは漏らさないように範囲を撃ち、サンダーバレットを飛ばし、挑発を飛ばした。与ダメ気にする余裕がない。ギミック処理できてるかよくわからない。多分ヒーラーも上手かったんだろう。心でヒーヒー言いながら汗べっとりだったけど、死なず、特にピンチもなく3ボスを倒してクリアした。


実際の攻略中はショット撮る余裕なかったので、後日当時と同じ服装でギムリトダークに入って撮影。表情は当時の精神状態を表現している。

◆踊り子とレンジDPSのロールクエスト

サブ子は、機工士の防具で換えられるものは全てレディアント装備(天文装備)に換装し、その全部を毎週のアグライアとモブハントの戦利品で強化し、ノーマル勢としてはおそらく最強の状態、IL597になった。その装備を生かすべく、踊り子のレベル上げを始めた。踊り子も機工士と同じ遠隔物理DPSなので、防具は共通なのだ。

暁月以降、機工士は評価が低いので、機工士でやっていけなくなった時の保険という意味もある。踊り子はクローズドポジションでPTメンの与ダメージを増やせるので、本人のヘイト順が低くても許されるような気がする。

レンジDPSのロールクエストは、アラミゴ解放戦争の戦死者の霊を呼び寄せる詐欺めいた婆さんの退治と、戦死者の国葬の話だった。ドマの国主ヒエンと、ヒエンを密かに慕っているくノ一ユウギリ、頭を丸めて坊主になったゴウセツらと進行する。ユウギリがヒエンより年上だったことが判明してびっくり。ゴウセツがヒーラーの動きをしてて、和風だとヒラは僧なのねと思った。


レンジのロールクエストでヒエンと田んぼデート。

◆鳥の訓練師

サブ子のマイチョコボは基本的に「グリダニアンハーフバード」という装備を纏っている。それが一番バランスがよく、顔もかわいく見えるからそうしているのだが、双蛇党から普通にもらえる装備なので、レアな装備のチョコボの近くにいたくないと思うときがある。

サブ子がレア装備を持ってないというわけではない。パラディン装備などはチョコボがカンストした証なので誇れるし、アラミガン装備はモグコレで頑張らないと手に入らない。

だが、グリダニアンハーフバード以外の装備は、積んでるものが邪魔だったり、可愛くなかったりして気に食わないのだ。

そこで、邪魔にならず、可愛くてレアな装備はと検索して見つけたのがブルームドバードだった。他人のチョコボを30回訓練するともらえるやつ。自分が住んでいるアパルトメントの他の住人のチョコボが、アパルトメント併設の厩舎に繋がれてないとできない。FCハウスがあれば他のメンバーのを訓練できるかもしれないが、サブ子はソロなのでそれはない。

で、サブ子のアパルトメントの厩舎には、ずーっと二匹のチョコボが繋がれていた。「サブ子、家を買う」の記事で書いた堅気じゃないっぽい男女のチョコボである。彼らはあの後姿を消した。アパルトメントの名簿には載ってるが、あれからインしてるのをみてない。

それなら勝手に訓練しても大丈夫だろう。いやむしろ感謝して欲しい。復帰したら自分達のチョコボがレベルアップしてるんだから。

というわけで、サブ子は毎日その二匹に餌を与え、様々な訓練をランダムで行い、訓練師の称号とブルームドバードを手に入れた。頭だけなので胴体と脚はグリダニアンハーフバードのままだったりもするが、意外と見かけない装備なので、レア装備チョコボの溜まり場にこれで突っ込むと、ちょっといい気分ではある。

放置されている他人のチョコボを猛特訓。


この頭がブルームドバード。額にチョコボのフィギュア付き。

◆リーパー

暁月の新ジョブ、リーパーを解放し、カンストまでレベルを上げた。近接DPSは苦手なので、これでCF申請してIDに行ったりはしないが、ジョブのタイプ毎に存在するロールクエストをコンプするためには必要なのだ。

リーパーの武器は鎌で、戦闘中に色々チャージすると、レムールという黒衣の死神みたいなやつに変身して戦う。レムールは帝国語で幽霊という意味らしい。

リーパーのジョブマスターのおばさんは帝国からの亡命者で、ウルダハの難民街の片隅に事務所を構えている。そこがいかにも秘密のアジトっぽくて好き。


リーパーおばさんの事務所前。


事務所の中でおばさんと。

おばさんの祖父が妖異になっておばさんの魂を食べに来るのだが、途中でサブ子の方が美味しそうだと気づき、標的変更。最後はおばさんとサブ子の連携攻撃で祖父をやっつける。

リーパーは最新設計のジョブなので、スキルとスキルの関係性とか使い勝手が洗練されている。特にワープ技は全ジョブで一番使いやすい。強攻撃に繋げる手順がちょっと多いけど。常にヘイト上位のジョブだが、一撃がでかいスキルはなく、中の上のスキルを高速で繰り出して与ダメを稼ぐ感じは、竜騎士に似てるかも。

先述のようにイメージが死神っぽいのが、あまり好きくない。レムール状態になると見た目怖いし、自分のエフェクトが邪魔で視界が悪くなる。なるべく死神感を薄めるためにピヨピヨエプロンなど着せてるが、カンストしてから全然使ってない。


レムール中の死神サブ子。

近接DPSのロールクエストはリムサロミンサが主な舞台で、伝説の傭兵部隊「海雄旅団」を再結成させ、獣化したサハギン族の女王と戦うというものだった。海雄旅団は、調子こいた奴がその生き残りだと騙るほどのレジェンド軍団なのだが、実際に再結成させてみると、特攻野郎Aチームみたいな個性派揃いのコミカルなグループだった。サブ子は団長代理として団員に色々指示を出させられる。裏でコソコソしていた本物の団長ってのが機工士で、これで機工士のイメージが上がればいいのにと思った。


このスカしたマフラー男が海雄旅団の本当の団長。異常に目がいいらしい。

◆フロントライン

経験値が稼げると聞いて大規模PvPのフロントラインを始めてみた。1チーム24人の3チームで陣地を取り合う。制限時間20分。1日に一回分だけ、0.4レベルほどの経験値がもらえる。

これを毎日熱心にやってるのはサードキャラのレン子さんなのだが、サブ子も踊り子のレベル上げで2回参加した。

以前紹介したクリスタルコンフリクトとの大きな違いは、人数ではなくジョブだ。クリコンはパーディーのなかに同じジョブが複数人いないようにマッチングされるのだが、フロントラインは縛りなし。それどころか、途中でジョブチェンジ可能。それでどうなるかというと、敵も味方もPvPで強いとされているジョブだらけになる。経験値は申請時のジョブに入るので、レベル上げしたいジョブで入ってすぐ強いジョブにチェンジできる。ますます強ジョブだらけになる。そのため、僕のような下手くそは、クリコンより生き残るのが難しい。

フォーラムでは黒魔道士が強くなりすぎて炎上してるが、実際のフロントラインで猛威を振るっているのは召喚士だ。パーティーの8人中5人が召喚士とか普通である。サブ子も踊り子で入って、死んだら召喚士にチェンジしてた。いつからこうなのか知らないが、今ならどんなジョブでも3分くらいでシャキるので、廃れる前にこれで稼いでおこうと思う。メイン子はもうあげるジョブがなくなりつつあるのだが、サブ子はまだ暗黒と白が80付近で止まっている。


分かりづらい絵で申し訳ない。ある日のフロントラインの様子。


アラミガンクォーターに行ったら踊り子AF5の表面が変な感じに。謎な天気だった。

グリダニアンハーフの次にいいかなと思っているドラグーン装備。竜騎士AF同様トゲトゲが邪魔。

今やってるゴールドソーサーフェスティバルでもらった新エモート「見せつける」




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宇宙際タイヒミューラー理論と生ける屍の死

2022-06-04 20:57:55 | テレビ・映画
先日—といっても四月だがーNHKスペシャルで「数学者は宇宙をつなげるか」という番組を見た。ABC予想を証明したという望月新一博士の「宇宙際タイヒミューラー理論(IUT)」と、その理論をめぐる数学者たちの論争のドキュメンタリーだった。



僕は文系人間なのでふわっと曖昧にしか理解できなかったが、IUTは既存の数学とは違う独自ルールの数学だった。同じと見なせるものは同じとするのが普通の数学なんだそうだが、IUTでは同じものを違うと見なす、とかなんとか。

既存の数学では解けないから、独自のルールを作ってそれで解く。それでいいのか?と思ったのかどうかは解らないが、査読を通過して正式に発表されたのに、納得してない数学者が多いらしい。

ちなみに「宇宙際」は、数学をひとつの宇宙と見なし、それとは別の数学宇宙を作り、互いに繋げた理論という意味らしい。「国際」みたいな。国際はインターナショナルじゃないですか。宇宙際はインターユニヴァース。タイヒミューラーは昔のドイツの数学者の名前。

僕はこの番組をみて、山口雅也の「生ける屍の死」を思い出した。

「生ける屍の死」は「このミステリーがすごい!」の20年間ランキングの2位に輝いた名作である。僕も好きで、大分前だけど二回か三回読んだ。



精巧に組み立てられた関係者の行動とタイムライン、複雑な人間関係を解き明かしていき、非常に納得のいく結末になっているのだが、本格推理小説かと問われると、ちょっと待って、と考えてしまう作品である。

その精密な論理展開は、人が死んでも生き返って普通に活動できるという設定の中でのものだからだ。独自ルールの上でのトリック、謎解きなのだ。

いや、すごく面白いんですよ。なるほどそうだったのか!の連続なんだけど、現実のルールの中での素晴らしいミステリーもたくさんある。作家達は身を削る思いで一年に一個できるかどうかのトリックを考えてるなかで、勝手なルールでやっていいんかい?!というね。それだったらいくらでも新しいトリック作れそうじゃん。本格じゃなくて変格っぽいかも?

だから「生ける屍の死」は2位止まりなんだよな。

「宇宙際タイヒミューラー理論」に似てるでしょ。状況が。

というふうに思考を巡らせ、これはブログに書けるな、と思ったのだが、改めて「生ける屍の死」を調べたら、その後の30年間ランキングで1位になってた。

ああいうのも受け入れられるようになったんだな。多様性の時代、か...(なんか違う)

というわけで、IUTもいずれ受け入れられて、正式に証明されたということになるんじゃないですかね。

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