


26年前のバイト仲間と再会したら、子供が成人していた。シャーク小笠原はもうウジウジせず前へ進み続ける。
4/12にパッチ6.1のアップデートが行われた。コンテンツの追加は普通(でもかなり多い)だが、既存のダンジョンが作り直されるなど、全体でみると大規模な更新で、優等生なFFXIVとしては珍しい24時間メンテだった。
■新たなる冒険
メインクエストが追加された。そもそものこのゲームのストーリー「ハイデリン・ゾディアーク編」が暁月のラストで完結しているので、ローカルな依頼をこなしてたらちょっとした冒険に巻き込まれたとか、事件簿的な短編をつないで7.0まで持たせるのかと思っていたら違った。結構でかい話で、世界中を巻き込んではいないが、いろんな時空、次元、宇宙に絡んだ話だった。
サベネア島近海に、宝いっぱいの海底ダンジョンがあるというんで、元暁メンでは比較的ヒマなサブ子とエスティニアンが宝探しに行くことに。グ・ラハとヤ・シュトラさんもついてきて、図書館で色々調べたりする。
ヤシュトラさんは、漆黒以降「ママ」と呼ばれて「は?」と半ギレで返すようなキャラになりつつあった。ミンフィリア亡き後の暁の女性陣では最年長っぽいし、言動や思考も大人っぽいので、「暁の母」的な存在であることは間違いないのだが、ここへきて急に路線変更してきた。図書館で美しい寝顔で居眠りしてるところを急に起こされ、頭に本が降ってきて(><)っていうドジっ子シーンがある。
ヴォイドの中に使い魔を派遣するとき、どんな凄いのを呼び出すかと思ったら、呪文が「トゥルルル~あわわ~♪(cv.茅野愛衣)」で、唱えたヤシュトラ自身が超恥ずかしがるという場面もあった。こんな恥ずかしい呪文を考えた子供時代の私を殴りたい、みたいな話だった。このシーンはYouTubeにいくつか上がってるので、興味のある方は是非。
ここで新ダンジョン「アルダザール海底遺跡群」が解放された。当然最初は初見で(フェイスNPCとだけど)、1ボスの触手でやられ、2ボスの反射砲の意味が解らず、3ボスはなぜかすんなりクリア。このIDがエキスパートルーレットの対象に加わるわけで、2ボスやべえな、少しフェイスと練習しないとだな、と思ったのだが、数日後に愛用している攻略サイトにギミック解説が掲載され、それを見たら簡単になった。むしろアルダザールが追加されたことで苦手なレムナントに当たる率が下がり、エキルレが快適になった。
■新24人レイド
漆黒のニーアレイドに相当する24人レイド「輝ける神域アグライア」が実装された。暁の活躍でエオルゼアは平和になったので、悪い奴はもういない。今回の敵は神様である。「人の子」を好きすぎるエオルゼア12神というのと戦う。神様からすれば戦いではなく戯れとか遊びらしく、戦闘後褒められたりする。
追加のメインクエストが長く、このレイドの解放クエストも長かったので、初日はメイン子だけ参加した。サブ子は二日目となったが、この手のレイドは報酬が週に1個だけなので、昨日やった人は今日いない…はず。初見が多い編成となった。
サブ子は中の人が二度目なのに、やはり死にまくった。まだ少ないネットの攻略情報を見ながらシャキ待ちするつもりが即シャキだったので、ほぼ初見状態。
1ボスはハンマーでフロアをずらすとき、自分もズレると思い込んでいて何度も落下。自分たちはズレないのに、敵のハンマーはズレるというのを理解したのは戦後サイトを見てからだった。2ボスは巨大な手のひらの上で戦う。手首の丸みというか緩やかになってるところで足を滑らせて落下したり、みんなと一緒に指のほうに逃げたら死んだりした。3ボスは予兆が表示される時間が凄く短くて、とにかくなすすべなく死んだ。4ボスはナントカの選択というので、どっちかなんだろうけど問題の意味が解らず。でもそこのギミックでは死なず、中盤以降の大量にメテオみたいなのが降り注ぐところでうろうろしてたら死んだ。
そんなわけで2週目は、赤魔道士で出動することにした。みんな死にまくるのでヘイト順とか気にしなくていいし、死なないことが貢献だと思ったので。パーティーに入ってみると、サブ子はHPがほぼ最下位だった。ヒーラーにも負けてそう。一応ILは581にしてあるのだが、サブ子にとって赤は所詮第3ジョブなのだった。参加してる皆はIL590とかの第1ジョブで来ているのだ。
だが、赤で参加した甲斐あって、2週目は死亡2回で済んだ。DPSなのに被弾するたびに自己回復(ヴァルケアル)に1~2ターン費やすのがどう見られているのか気になったけど、成すすべなく死ぬしかない機工士よりは、参加した気になれたかな。床に転がったまま戦況を見守る時間が長かった初週よりは。
■エッグハント
毎年恒例のエッグハントが催された。直前までプリンセスデーとモグモグコレクションをやってたし、パッチ6.1と同時なので、あんまりイベント感がない。こういうのはさっさと終わらせて必要なものは確保し、通常活動に戻るのが一番である。
今年のメインイベントは、昨年に引き続きFATE的なやつで、変なウサギを捕獲するものだった。報酬は「卵を食べる」というエモートで、もともとある「おにぎりを食べる」の、持っているもの違いバージョンだった。しあわせウサギのミニオンももらったが、あんまりかわいくなかった。
■ついに解禁
今までのFFXIV記事で一切触れてこなかったコンテンツがいくつかあるのだが、そのうちの一つが対人戦闘、PvPというやつである。
その昔、僕はPCのファイターエースIIIというWW2の戦闘機を操縦して空中戦をするというオンラインゲームをやっていた。対人戦闘しかないゲームで、世界中の血に飢えたパイロットたちと毎日血みどろのドッグファイトをしていた。約2400機を撃墜し、約2200回撃破されるなかで、イキり合戦や醜い罵り合い、人種差別に巻き込まれたり、それを遠巻きに眺めたり、言いたいことをぐっと我慢したりという経験をした。ので、もう対人はいいやとFFXIの世界に飛び込んだ。FFXIでもバリスタという対人戦闘コンテンツがあったのだが、数回しか参加してない。
そんなわけで、FFXIVでも存在するPvPは、自分とは違う世界だと思い、解放だけして一切触れずにいた。
しかし、6.1で実装された新PvP「クリスタルコンフリクト」は、報酬が汎用的に使えそうなエモート「意気込む」だという。5分で終わるし、チャットは定型文だけだし、凄く流行っててシャキ待ちもないというので、思い切って始めてみた。
PvPは通常のジョブスキルとは違う専用のスキルで戦う。まず機工士でやってみたら、スキルの使い方がわからず、戦いの進行速度についていけず、敵にカーソルを合わせるのもままならない状態。ひたすら瞬殺されまくり、これはちゃんと勉強しなきゃいかんと、各ジョブを調べて白に変更。通常コンテンツだとヒーラーはパーティーの最後の砦なので責任重大だが、PvPは全ジョブ回復スキルがあるし、死んで戻ってまた死んでが普通なので(その考えだから勝てないのだが)、自己回復したり、ちょっと後ろで味方を支援したりのほうが、慣れるまではいいのではと思ったのである。
この、白に転向はまあまあ当たりだった。白はLBスキルがスタン付き直線範囲攻撃で結構強く、敵が固まってるところにとりあえずぶち込めば、いくつかA(たぶんアシスト)が付く。うまくいけばK(キル)も付く。試合後、だいたいKは0~2、Aが4~6、死亡のDが3~5くらいで、試合自体は負けが多い。
今のところシャキ待ち数秒なので、このまましばらくブームに乗ってみようと思っている。経験値も少しもらえて白のレベル上げにもなるし。
4月配信ギアの紹介。
今回はフィルム3種だけのパック。どこそこの国がテーマとかじゃないし、フィルムケースのデザインも一見雑だし、最初はなんかフリーのキャンペーンとかかと思ったら有料のレギュラーのやつだった。
名前のとおり全体的にセピアでモノトーンな色調。名前で色の方向性、数字で色の濃さを表してるのかと思ったけど、いろいろ検証したら違った。77はそんなに濃くなかった。
Browny's Blonde 22フィルムは、色が薄め、傷ついたネガのようなエフェクト、フチはインクが切れかかったマジックで書いたような太線、だと思う。色の濃さでは一番使いやすそうなのに、傷が邪魔かな。
Browny's Mocha 55フィルムは、1番色が濃い。表面の傷とかもなく粒子の荒れもなく、クリアでクリーン。フチもない。一番使いやすそうではあるが、癖がなくて逆に面白くない気もする。
Browny's Espresso 77フィルムは、普通の白黒フィルムを少しセピアにしただけな感じ。でも極太のダークグレーのフチが付く。粒子の荒れの再現が均一で、アナログ感にはちょっと欠ける。
公式のサンプルがレンズをLowyにしてるので、それを真似してみた。レンズ無しだとコントラストちょっと低いかも。Lowyだとちょうどいい。