曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

極私的FFXIVジョブ観・赤魔道士編(パッチ7.1対応)

2025-02-16 16:27:00 | デジタル関係
サブ子の旅(57)でも書いたが、今僕が最も習熟しなければならないと考えているジョブは赤魔道士である。DPSでありながら高速連続蘇生が可能なため、24人レイドの高難易度「滅」で重宝されている…らしい。来るかもしれないノーマル勢総「滅」参加時代に備えて、人並み程度には赤を使えるようにしておきたいのだ。

というわけで、今回は赤魔道士のジョブ設計、スキル構成について考察・検証していく。

■基本的なルーティーン

他のジョブと同じように、順序通り撃つと威力が増すコンボスキルがあるのだが、赤の場合はちょっと違う。コンボを回しながらエクストラな強攻撃スキルを撃つジョブが多い中、赤のコンボは攻撃ルーティーンの中の一部分という扱いになる。ので、まずはそのルーティーンについて説明する。

赤のHUDにはブラックマナとホワイトマナというゲージがあり、魔法を使うとそれぞれが上昇する。火・雷属性の魔法を撃つとブラックが、風・土属性の魔法を撃つとホワイトが上昇する。両方上昇する魔法もある。ブラック・ホワイト両方が50を超えると、魔法剣コンボが使用可能になる。

魔法剣コンボは武器の細剣で斬りかかる物理スキルで、3連である。3つ撃つとヴァルフレア/ファルホーリーが使用可になる。ヴァルフレア/ヴァルホーリーを撃つとスコーチが、スコーチを撃つとレゾリューションが使用可能になる。

この、魔法でマナを50溜める→魔法剣コンボ→強魔法コンボという流れ、ルーティーンが基本。


まずこれを撃ちたくなるが、それでは与ダメが伸びないジョルガ


ジョルガよりは強いが長詠唱のヴァルサンダガ


◾️連続魔

赤魔道士の個性というか基本システム。詠唱時間がある魔法を撃つと、次の魔法の詠唱時間がゼロになる。例えば、ジョルガ(2秒)→ヴァルエアロガ(即発)となる。ヴァルエアロガの詠唱時間は本来5秒なのだが、連続魔のおかげでゼロになる。

ジョルガ→ジョルガとやると、二発目のジョルガが即発になるが、より威力が高く、詠唱も長いヴァルエアロガやヴァルサンダガを二発目に持ってくるのがセオリー。ジョルガのような短詠唱魔法から高威力の長詠唱魔法を撃つ、この2魔法で1セットを繰り返していくのが一応基本。

◾️Proc

ヴァルエアロガまたはヴァルサンダガを撃つと、50%の確率でヴァルストーンまたはヴァルファイアが実行可能になる(「Procする」という)。ヴァルストーンとヴァルファイアは詠唱2秒と短めだ。Procするとどうなるかというと、例えば

①ジョルガ(2秒)
②ヴァルエアロガ(即発)
③ヴァルストーン(2秒)
④ヴァルサンダガ(即発)

という風に撃つ。ストーンの次にサンダガなのは、エアロガ、ストーンでホワイトマナが優勢になるから。サンダガでProcしたら、ヴァルファイアを撃ち、それで連続魔が付くのでヴァルエアロガを撃ってProcに期待する、と。Procしなかったらジョルガから再スタート。この流れで白黒のマナを増やしていく。


ヴァルサンダガからProcして撃てるヴァルファイア

◾️魔法剣〜強魔法

ホワイトマナ、ブラックマナが両方とも50を超えると3連の魔法剣コンボが使用可能になる。エンリポストで20、エンツヴェルクハウで15、エンルドゥブルマンで15の白黒マナを消費する。

で、このエン〜を撃つたびにマナスタックが1つずつ増え、3つになるとヴァルホーリー/ヴァルフレアが実行可になる。どちらかを撃つと強魔法のスコーチが実行可になる。スコーチを撃つとレゾリューションが撃てる。


エンリポスト。マナが足りない時はただのリポストになる。弱いので使わない

ちょっと勿体をつけるモーションが憎いヴァルホーリー

やはり気取った仕草で放つヴァルフレア

足元から強風が吹くため、スカートで撃ってはいけないスコーチ

物凄く低い姿勢から発射するレゾリューション。これだけが直線範囲攻撃


◾️範囲魔法

範囲魔法は単体と逆で、まず詠唱2秒のヴァルエアロラ/ヴァルサンダラを撃ち、5秒のインパクトを連続魔の無詠唱で撃つ。インパクトは白でも黒でもなく威力は少し強め。エアロラ/サンダラにはProcはない。

エン〜の範囲版はエンムーリネ。アン、ドゥ、トロワと名前が変わるが、同じボタンが置き換わっての3連コンボで消費マナも単体と同じ20、15、15でマナスタックが3つ貯まる。

強魔法の範囲版はない。スコーチ、レゾリューションがそもそも範囲攻撃なので。

◾️それとは違う魔法剣コンボの入りかた

チマチマとマナを貯めるのではなく、一気に魔法剣コンボまで持っていくスキルがある。

マナフィケーションを使うと、「魔法剣コンボ実行可」になり、エン〜を3回撃てる。そこからさっきと同じくヴァルホーリー/フレア、スコーチ、レゾリューションが使用可能。

マナフィケーションを実行すると、マナフィケーションが6つ付与される(ややこしい)。この6個を使い切ると、プリフルジェンスという強魔法が実行可になる。6個消費の内訳は、エン〜の3連で3、ホーリー/フレアで1、スコーチで1、レゾリューションで1だ。

要するに、マナフィケーションを実行すると、魔法剣コンボ、ホーリー/フレア、スコーチ、レゾリューションが続けて撃てて、その後プリフルジェンスが撃てる、と。

マナフィケーションは白黒マナからの魔法剣とは別の扱い、かつ優先で、マナが50以上ある状態でマナフィケーションを実行すると、魔法剣を撃ってもマナは減らない。マナフィケーション中は魔法の与ダメ10%増で、効果時間は30秒。


こうして止めて初めて動きがわかったマナフィケーション


動画で見せたいほどカッコいいプリフルジェンス。すごい速さで連射する赤い迫撃砲


◾️加速する連続魔法

もう一つ、使いこなさないとならないのがアクセラレーションというスキル。これを使うと次の一回、ヴァルエアロガ/サンダガが無詠唱になり、ヴァルストーン/ファイアのProcが確定する。

①アクセラレーション実行
②ヴァルエアロガ(無詠唱)
③ヴァルストーン(2秒)連続魔が付く
④ヴァルサンダガ(無詠唱)
Procしたらヴァルファイア(2秒)で連続魔付与
②以降のどこかでノーブルインパクト(無詠唱)

という感じになる。初手のジョルガをやらずにすぐProcのあるヴァルエアロガ/サンダガを無詠唱で撃てる。2秒だけどジョルガに詠唱があるので、咄嗟に攻撃できない赤魔道士の弱点を補う戦法である。レベル96からだが、アクセラレーションを使うとノーブルインパクトという無詠唱の範囲魔法が撃てる。

範囲版はまた違う。インパクトが無詠唱かつ威力50増になる。この際、アクセラレーションを使うとインパクトのボタンがノーブルインパクトに置き換わる※ため、

①アクセラレーション実行
②ノーブルインパクト(無詠唱)
③インパクト(無詠唱)

となる。範囲魔法にProcはないので、これだけだ。このあとは普通にヴァルエアロラ/サンダラからインパクトのセットを撃っていく。

※置き換えしない設定も可能

急いでるのに悠長に指をクルクル回すアクセラレーション


アクセラレーションからの連続攻撃中のどこで撃つか迷うノーブルインパクト

◾️その他のスキル

エンボルデン:20秒間自分の魔法与ダメ5%とパーティーメンバーの与ダメを5%アップ。

フレッシュ:即時発動の遠隔物理単体攻撃。リキャスト25秒と短く、威力も480と高く、非常に使いやすい。物理なのでエンボルデンが乗らないのが玉に瑕。

コントルシクスト:即時発動で対象と周辺範囲への遠隔物理攻撃。リキャスト35秒。これも多用する。エンボルデンは乗らない。

ブライヤー・クロゼ:エンボルデンを実行すると実行可になる対象範囲遠距離魔法攻撃。威力700。

バマジク:10秒間自分と周囲の魔法被ダメ10%カット。さらに周辺メンバーの回復効果を5%アップ。

エンルプリーズ:白黒マナを5ずつ消費して撃つ遠隔魔法攻撃。即発で威力420と強いが、マナをこれに使うと総与ダメが減るので推奨されていない。

ヴァルケアル:詠唱2秒で回復力350の回復魔法。これも使うと総与ダメが減るので推奨されていない。

ヴァルレイズ:詠唱10秒の蘇生魔法。連続魔で使うと即時の蘇生が可能。赤魔道士のレゾンデートルのひとつ。

コル・ア・コル:敵の前まで瞬間移動して威力130の攻撃を加える。射程25メートル。

デプラスマン:コルアコルの逆で、威力200の攻撃をしてから敵の目前から後ろにバク宙して15メートル飛び退く。

アンガジェマン:デプラスマンのバク宙しないバージョン。その場で威力200の物理攻撃をするだけ。飛び退くと落下するような時や、敵から離れる必要がない時に使う。

標的にエイムラインが伸びて突進するコル・ア・コル


後方へ15メートルもバク宙するデプラスマン


高みから素早く撃ち下ろすブライヤー・クロゼ


高難易度では特に優秀と評価が高いバマジク

◾️連続魔法のファンタジスタ

ここまで赤魔道士の説明をしてきた。が、僕が書きたいのはこんな通り一遍の説明ではない。赤魔道士の連続魔は工夫次第でいろんなことができたりできなかったりする。そこを語りたい。

連続魔は詠唱がある魔法を実行した時に付与される。連続魔で詠唱ゼロになった魔法では付与されない。迅速魔でゼロになった魔法でも同じ。

迅速でヴァルエアロガ/サンダガを撃てば、迅速魔を3つめのアクセラレーションと捉えることができる。
迅速魔は温存するのが蘇生持ちのセオリーだと思うが、赤は連続魔があるのでどんどん使える(使おう自分)。

ヴァルケアルは推奨されないが、ジョルガなどの後に無詠唱で撃って自分の被弾をカバーしたりできる。回復350は頼りないように見えるが、ヴァルケアル→ヴァルケアルで700と思えば結構使える。半壊時に限るが、僕は蘇生した仲間の回復に使ったりする。もちろん自分のピンチにも使う。

レベル100ではアクセラレーションが2スタックで頻繁に使えるので、あまり必要ないテクだが、開幕にヴァルエアロガ/サンダガを無詠唱で撃つために、事前にヴァルケアルを自分に撃って連続魔を付けておくというのもある。仲間が死んだけどバトル中イベントなどで攻撃できない時は(連続魔のためのジョルガを撃てない時は)ヴァルケアルを適当に撃ってヴァルレイズも可能。

ジョルガで始めたけど敵が複数だった、やべえ、って時は咄嗟に二発目をインパクトにすれば良い。

というように、連続魔は工夫次第で可能性は無限だし、そういう工夫を考えながら戦うのは面白い。


離れた時は有効だと信じたいエンルプリーズ

範囲攻撃の魔法剣エンムーリネ。以前はこれだけだったが、7.0からフランス語の123になった。このショットは1のアン


◾️まとめ〜実戦より

メイン子、サブ子ともに毎週のジュノ、毎日のアラルレを赤魔道士でやっているのだが、ヘイト順位が一向に上がらない。大抵はDPS中ブービー、下手するとヒーラーに負けたりもする。フルスペック引き出しているとは言わないが、大体全部使ってるはずなのに。今日はまだ自分にヴァルケアルしてないのに。

赤は遠隔魔法DPSなので、敵から離れて戦うことができる。赤の遠隔攻撃スキルの射程は一律25メートルだ。だが、魔法剣コンボを撃たないと強魔法コンボに移行できないので、定期的に敵に接近する必要がある。コル・ア・コルで突進し、魔法剣コンボを叩き込み、一発アンガジェマンをお見舞いしてからデプラスマンで華麗に後方宙返り。ヴァルフレア、スコーチ、レゾリューション、ブライヤー・クロゼ、プリフルジェンスと怒濤の攻撃。赤いエフェクトばかりなので、画面は真っ赤だ。

この原稿を書きながら、何が足りないのかと考えて一つの答えが見えてきた。それは「離れるな」だった。ある日のアラルレで自分とほぼ同じHPの赤魔道士がパーティーにいて、常に自分よりヘイト順が上だった。何やってるんだろうと観察してると、アンガジェマンしていた。というかその人は近接DPSに混じって敵のすぐ近くで戦っていた。常に。

赤魔道士のオートアタックは与ダメ1固定だ。つまり、無い。赤の師匠シ・ルン・ティアは、華麗に飛び退いて距離を取って魔法を撃てと言っていた(と思う)。その教えを否定し、デプラスマンを封印し、常に接近戦をしろというのか。アンガジェマンはリキャスト即撃ちなのか。それって近接DPSじゃん。ゼロ距離でスコーチ撃てってか。

僕の現状の知識とスキルでは、与ダメ効率を上げようとすると、攻撃しか考えない脳筋メレー的な(失礼)スタイルしか思い浮かばない。魔法ファンタジスタへの道は遠い。

とにかく撃てるようになったら即撃つフレッシュ


こちらも常にリキャスト即撃ちのコントルシクスト


赤魔道士の魔法リスト。新たな連続魔セット開発の一助になれば

赤魔道士の戦い方のざっくりイメージ


現在の僕のホットバー配置。HUDをコンパクトモードにするとマナメーターが横倒しになり、上がホワイト、下がブラックになる。それに合わせてマナ上昇魔法は白が上、黒が下で配置している。





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サブ子の旅(57)

2025-02-01 20:19:00 | デジタル関係
パッチ7.1のペルペル族のデイリークエスト完結の後くらいからの話。

◾️滅

7.11で新しいコンテンツ「滅暗闇の雲激闘戦」が実装された。高難易度としては初の24人レイドで、零式2層程度のレベルだという。

サブ子は高難易度を全くやってこなかった。タンクソロ制限解除でアレキサンダー零式をコンプしたけど、そういうのはこの場合カウントされない。メイン子は極ウォーリアオブライトと極ルビーウエポンに参加したことがあるが、どちらもクリアできず。つまり、僕はノーマルコンテンツがやっとのライトちゃんであり、カジュアル勢である。

だが、この「滅」は気になった。24人だと固定メンバーでの攻略はあんまりないだろう。つまり、ほとんど野良だろう。高難易度をやってこなかったのは、プレイヤースキルの問題が一番だが、固定に入るのが怖いというのもある。それがないなら…。

報酬は色々あるが、ハーフツインテールという新しい髪型が気になった。プレイヤーのデザイン募集で採用されたもので、かなり可愛い。特に前髪がいい。この髪型が大人気となり、滅は初日からライト勢からも注目されていた。

しかし、蓋を開けてみると難易度が高かった。事前にバトル担当の開発者が「零式2層のつもりだったが4層相当になってしまった(てへぺろ)」と発言していたのだが、まとめサイトやXでは「これ4層どころじゃない」「絶レベルかも」という悲鳴が上がっていた。

ちなみにFFXIVの高難易度は真<極<零式<絶の順だ。真は現在ほぼ意味がなくなっているが。


文章多いけど絵がないので関係ないけど今冬のおしゃれ装備ウィンタータイド

滅は初めての試みなので、吉田P/D曰く、いろんな人に遊んでもらうための仕掛けがある。未クリアの人がいると報酬が多くなる。ボーナスタイムにクリアすると報酬が増える。報酬はマケボに流せるので、上手い人は金策になり、下手な人でも金を出せば手に入る。など。

僕はソワソワしていた。ハーフツインテールはサブ子に似合いそう。ていうか、同じムーンキーパー顔3の適用例スクショが可愛かった。24人が未クリアだと報酬アイテムが49個もらえるので一発で髪型がもらえる。何より今お祭り騒ぎになっている。ライト勢も混じって阿鼻叫喚、戦犯探しでギスギスとか言いながら、皆楽しんでるように見える。


拾いもんですがミコッテムーンキーパー顔3のハーフツインテール

そんなわけで意を決して、まずメイン子でパーティー募集に応募してみた。初見未クリア歓迎の練習パーティーに。ジョブは機工士。

一応動画で前半の予習はしておいた。のだが、さすが高難易度。ギミックのテンポが違う。迷ってる暇がない。そして一撃が大きい。だいたい2発被弾したら死ぬ。軽減大事、アイテムレベル上げてないとすぐ死ぬってのはこういうことか。何度か「井」のフェーズに移行はしたが、僕は常にその時死んでて、というか生きて「井」に立ってる人が少なくすぐ壊滅。リスタート。30分経ってギブアップ投票。1人NGがいて解散。

翌日サブ子も挑戦。ポジションを訊かれて「D3ですかね」と自信なさげに言ったら正解だった。僕は高難易度のマクロやポジションがよくわかってない。

メイン子のときよりは多少見えてたけど、やっぱり序盤のギミックの嵐で死にまくる。ピクミンできるスピードじゃないのだ。ステージの端から端まで見てないと安置が分からない攻撃が多いのだが、カメラを引くと自分が小さいし、微妙な範囲避けができなくなる。みんなどうしてるんだろう。ツ●ルかな?

やはりサブ子も生きて「井」を踏むことなく、もちろんクリアもできず。とりあえずちょこっと祭りに参加してみた、という感じだった。


滅で見える範囲全員死んでるところ。敵は50アラレイド「闇の世界」の4ボスと見た目は同じ

だが、それで気が済むと思いきや、そうでもなかった。何か物足りない。

髪型は、散らしてある小花が目立たないように薄い髪色に変える必要があるし、やっぱり今のがいいとなりそう。だから必要でもない。マケボでは3000万ギル前後(実装当時。今は1000万超)。一応払えるが、三年分くらいの年収が吹っ飛ぶ。じゃあ、クリアして取るか、となっても、あのギミックをノーミスでクリアできるとは思えない。

滅のアイテムレベル上限は735だ。現在のノーマル勢の最高ILは727で、僕も機工士はそこまで上げている。パッチ7.3の新式装備は740のはずで、そうなると参加メンバー全員735となり、安定するのでは。僕みたいなのがいても何とかなるのでは。

前から見た時だけ少しハーフツインテールに似ているサイドテール(約40万ギル)を試す

今は戻したけど、これ以外にも髪型で迷走していた


◾️赤と詩人のレベル上げ

クリアを目指して滅に参加するかどうかは分からないが、いずれそうなった時に備えて、サブ子は詩人と赤魔道士のレベル上げを開始した。

機工士は滅で役に立ちそうもない。そんなに火力が高いわけでもないのにピュアDPS。支援機能がほとんどない。D3がどうしてレンジ枠なのか分からないが(ヘッドグレイズが必要とか?まさかね)、僕が募集主なら機工士はいらない。

詩人には、地神のピーアンというデバフ解除のスキルがある。滅はピーアンで消せるデバフが多くあるはず。「エスナ貰えなくて死んだ」「いつもエスナが飛んでくると思うな」とかいう罵り合いが多発している滅なら、詩人は役に立つのでは。

赤は以前から蘇生魔法ヴァルレイズと連続魔を組み合わせた高速蘇生に定評がある。蘇生は本来ヒーラーの仕事だが、蘇生魔法は詠唱が8秒と長く、連発できない。ヒーラー以上の蘇生能力がある赤がいると、滅は安定すると言われており、DPSでは赤が最優先らしい。確かに、2度参加した滅では自分含めてあっけなく人が死にまくり、蘇生が追いついてなかった。あれを立て直すスピードが上がれば、クリアも近づくだろう。


赤と詩人のレベル上げの絵がないのでトライヨラ港の風景を

というわけで、来るかもしれない滅参加&クリアのチャンスに備えて、赤と詩人を実戦に出せるようにしようと。メイン子、サブ子ともに、ジュノのタンク装備を集めていて、週に3度ずつくらいは周回している。それを赤や詩人でやり始めたのだ。

しかし、まだスキル回しが下手くそで、常にヘイト順がDPSでは最下位。赤は全身新式REのIL720なので仕方ないが、機工士と防具を共用する詩人はIL727なのだが。皆ジュノでは全身ケーツハリーREなのかなあ。毎回メインジョブで飽きない?

ILが7低いだけでこんなに差がつくかねえ、と思いながら、まずはコンサポで練習かなと考えている今日この頃である。

◾️ルーズストリート装備

PvPのシーズン7は景品がよい。特にシリーズレベル25で貰えるルーズストリート装備は、普段着に良さげな上着、後ろ前に被るキャップ、リアルでもありそうなスニーカーで、使い勝手が良さそう。課金コスチュームセットに匹敵する内容だ。

この装備を手に入れるために、メイン子、サブ子ともに、毎日一度はフロントライン(24人x3チームの対人戦)を周回するようになった。途中から、第3キャラのレン子さんもやるようになった。毎日3戦はなかなかきつい。

7.16でまた変わったらしいが、7.15まではナイトが強かった。タンクなので接近戦で強いのに、インペラトル、ホーリースピリットという射程の長い遠隔魔法がある。僕が本気で勝ちに行く時はナイトだった。レン子さんも、このためだけにナイトを30まで強引に持って行った。

このメンバーで勝てるか様子見の時や、遠隔攻撃が強い方が良い砕氷戦では、赤魔道士だった。赤は改修されて使いやすくなった。変な輪っかがつかなくなったし。コルアコルで突進し、防御無視できるエンコンボで刺し、デブラスマンで与ダメ15%付けつつカッコよく後ろに飛び退き、スコーチをぶっ放す。上手くハマれば1人でキルを取れる。華奢なイメージの赤だが、フォルテという被ダメ50%軽減とバリアの防御スキルがあるので、前線に突っ込んでもなんとか帰ってくることができなくもない。


これがルーズストリート装備。チェケラ


髪型は戻したが、髪色を1段階紫寄りにした

メイン子とサブ子はそれなりにシリーズレベルを上げてきていたので、まあまあ頑張って回数増やして装備を取れたのだが、問題はレン子さんだった。7.16でPvP報酬がリセットされる前に25に到達するとなると、毎日のフロントラインだけでは届かない計算だった。フロントラインでシリーズ経験値のボーナスをもらえるのは1日1回なので、やむを得ずクリコン(クリスタルコンフリクト。5人対5人の対人戦)にも参加した。カジュアルマッチだけど。


ヴィエラは例によって頭装備が非表示

クリコンでは赤を使用。ナイトはPvPで強いことが多分知られているので、活躍できないと、なんだあいつと思われそう。かと言って、弱すぎるジョブもダメだ。勝ちたいし。なので、慣れてて自分的には強い赤を出していた。結果、5キル取れた日もあった。

そんな感じで頑張った甲斐あって7.16前にレン子さんもルーズストリート装備をゲット。レン子さんは少年っぽいイメージで行こうとしてるので、これは良いものをもらった。


実はレン子さん暁月入りしました。入っただけだけど

パッチ7.16が来て、次のシリーズ8は何が貰えるんだとログインしたら、PvPのシリーズは7のままだった。リセットされたのはクリコンのランクマッチだった。焦って損した。

◾️トクローネチャレンジ

拡張ごとに大型FATEというのが2つ実装される。暁月ではテレビのマウントがもらえる「カイのメモリー」と、ゾウの被り物などがもらえる「ダイヴァディーパ」だった。メイン子、サブ子ともに両方クリアしている。

大型FATEには滅多に遭遇できない。4つほどある前提FATEが順にクリアされると、体感で1/20くらいの確率で発生する。外れると最初の前提FATEが発生してやり直しになる。1度発生すると、次の抽選まで24〜36時間のクールダウンタイムがある。

FATE(正確な表記はF.A.T.E.)とは、フィールドで発生するミニイベントバトルみたいなやつだ。誰でも参加できる。レベルシンクがかかるため、例えばレベル95用FATEだと98とかに下げられる。大型は実装時の上限なので今回は100。

メイン子はカイのメモリーをやるために、3日間ぶっ続けでウルティマ・トゥーレに篭っていたことがある。おかげでウルティマトゥーレだけFATEランクが最高値である。

サブ子は出会えたらやるか、というスタンスでいたのだが、黄金の「トクローネ」を1回しかやれてなかった。トクローネの報酬のカピバラマウントは交換アイテムが12個必要なところ、4個しかなかった。1度のクリアで貰えるのは最高6個なので、あと2回はやらないとならない。


トクローネ討伐に執念を燃やすロスガルのおじさん

ある金曜日、大型FATEやSランクのリスキーモブなどのサーバー別討伐報告を載せるサイト「The Hunt」を見て、そろそろ湧きそう(発生しそう)なサーバーへ移動。上手くタイミングがあったのか、トクローネが発生していて参加できた。4個ゲット。

翌土曜日はトクローネだけに費やすと決め、朝から監視体制に入った。うちのデータセンターで前回の討伐報告から36時間以上経過しているサーバーは3基。うち一つはサブ子の地元サーバー。とりあえず地元で前提FATEをやりつつ他のサーバーを監視することにした。

ジョブは暗黒騎士にした。まだレベル94でシャーローニ荒野のFATEには足りないが、一応タンクなので1人でもなんとかなる。昨日はあっさり湧いたが、普通は簡単には湧かない。過去の経験から、大型FATE目当てでFATEやってると、レベルなんてあっという間に上がる。

朝8:30からスタートして正午くらいまで全部ハズレ。まあそんなもんだ。前提FATEも慣れてきてだんだん効率良くなってくる。最初のサイのやつ、2番めのワニのやつは暗黒でやる。僕はまとめ狩りを好まないのだが、1匹ずつ釣ってきても中盤から囲まれて不可抗力的にまとめ狩りになる。午前中で人が少なく、自分以外は1人か2人のことが多かった。


3つ目のFATEでダラと戦闘中

3つ目の地霊集めはアーススプライトが厄介で、ここから戦士100にチェンジ。アーススプライトは探知範囲が広く、絡んできてから移動せず魔法を撃ってくるので引っ張れず、相手をしてるとダラ(岩人形みたいなの)も集まってきて時間がかかる。カンストしててまとめに向いてる戦士でさっさと片付ける。納品系FATEは、自分の納品が終わってから終了判定まで40秒くらいあるので、その間に暗黒にチェンジ。経験値はクリア判定時のジョブに入るのだ。

4つ目のはそのすぐ後に発生する。また戦士にチェンジ。トクローネに恨みを持ってるおじさんが置いたアイテムを蛇軍団から守る。この守る系FATEは倒せる倒せないより、敵の目標をアイテムから自分に向けるのが大事なので、これもまとめ狩りになる。ので戦士。ここまでサブ子の行動は明らかにトクローネの湧かせなので、それを見てきた一緒に戦ってきた人たちの期待に応えるというか、暗黒でまとめずチマチマやってたのが一転、戦士で全部まとめて大暴れして見せる、という意味もある。ちなみに戦士だと、どんなに囲まれても死ぬ心配はない。

四つ目が終わってから10〜12分後くらいに判定が行われ、最初のが発生したらハズレ。気を取り直してその場所へ行く。この全行程に要する時間は28〜32分ほど。すでに7周している。

とそのとき、某サーバーでトクローネがプロットされた。時刻は5分前だ。金曜の参戦時、発生から8分後に戦闘が始まったのを僕は覚えていた。まだ間に合うかもしれない! 大急ぎでグリダニアのエーテライトに飛び、ワールド間テレポで移動。シャーローニ荒野へ直行。テレポ代高いが、そんなことを言ってる場合ではない。

だが、飛んだ先が静かだ。これは終わった後だな。がっくし。

過去にはThe Huntで見つけてから行って参加できたことがあるのだが、プロットされるのがどのタイミングなのかは報告したプレイヤー次第なんだよなあ。iPhoneとiPadの二台体制でThe Huntを監視してたのだが(同時に見えるのは1サーバーなので)意味ないかも。これは直で見に行ったほうがいいな。

町で待機中。チョコボの装備がトラルアドベンチャラーバードに。シャーローニ荒野のFATEランク4で買えるやつ

死ぬほど周回して、四つ目から判定まで結構長いことがわかったので、その間に他のサーバーを見に行くことにした。荒野から一番安いリムサに飛んでサーバー移動、船でトライヨラに渡り、都市内テレポで荒野の入口に出る。マップで進行状況を見て、判定待ちなら待機。そうじゃなければそのサーバーの予想ルーティン開始時刻を紙にメモ。

そうやって地元サーバーで前提FATEやりながら隙をめて他のサーバーを偵察。メモした時刻を見ながら3サーバーの状況を頭に描く。次はあそこか。さっきは15分ずれだったが17分に伸びた。参加者が減ったのか? など。36時間経過して抽選に入ったサーバーが増えたので、ここは湧かせやってる人がいないと判断したサーバーは監視対象から外した。

17時前、4つめ中か待ちだろうと予測してDサーバーを見に行った。何もない。少し待つか。と、トクローネの位置にボスFATEマークが! ほんとに湧くんだな。あまりにもハズレを見過ぎて実感がない。急いで現場へ急行。やばい。自分以外に1人しかいない。せっかく湧いたのに、これでは倒せない。


トクローネが湧いた直後。この人数でどうしろと

9時間の努力を無にするわけにはいかない。躊躇している場合ではない。リムサに飛び、エーテライト広場で「トクローネ湧いてます」とシャウト。グリダニア、ウルダハでもシャウト。ダメ押しとしてThe Huntをタップ。プロットされた。会員じゃなきゃダメとかはないんだな。トクローネの場所へ戻ったら十数人来ていた。

人集まらないんじゃないかと思ったのは杞憂で、どんどん人が増えて数十人にはなった。パーティー参加希望をシャウトしてた人を4人誘った。湧かせたわけじゃないけど責任があるような気がして。タンク3、ヒーラー2のパーティーになった。ヒラがいるのは心強い。サブ子は熟考の末ナイトにしていた。

誰かが「20:00開始でお願いします」とシャウト。湧かせた人だろうか。自分が仕切らなければならないかもと思ってたのでホッとした。FATEは残り時間が表示される。大型は30分なので、タイマーが20:00で開始ということは、発生から10分後ということになる。


なんとか戦える人数が集まってくれた

戦闘開始。一応タンクスタンス入れて突撃。メイン子さんのも含めて7回目の参戦だが、ギミックは全くわかってない。ナイトは遠隔攻撃できるのが強みだ。範囲を避け、安全と思われるところから攻撃。やばくなったら無敵技のインビンシブルがある。が、前半終わりごろに死んだ。蘇生された。ありがたい。中盤もう一度死んだ。あんまり死ぬと貢献度評価が下がって交換アイテムが減るかもしれない。4個は貰わなければ! また蘇生してもらい、大急ぎで自己回復。蘇生後の無敵時間をどうするかは悩ましいな。回復行動したら無敵切れるし、しなければHP低くて怖いし。

終盤、インビンシブルで安全運転。できるだけスキルを突っ込んで貢献度を上げた。つもり。倒した。6個だった! パーティーに入ってるといいってほんとだわ。2回死んで戦闘参加時間短くても最高評価だもん。

チャットモードがシャウトのままで「(パーティーを)解散します」と言ってしまい、焦った。恥ずかしいので、まず自分のサーバーに戻り、そこから交換しに行った。これでもうトクローネを監視する必要がなくなった。カピバラマウントがもらえることよりも、監視活動から開放されることが、まず嬉しかった。

カピバラマウントをゲット!


新年恒例のおみくじは小吉だった

やるのを忘れてたナイト80クエストのカットシーン。手合わせしようぜって言ってきたアルディスだが、第一世界(漆黒のヴィランズの舞台)から帰ってきたサブ子が纏う闘気にビビって撤回する

赤と詩人がカンストしたので新ジョブ・ヴァイパーのレベル上げをしてます

ヴァイパーの高火力の源泉「祖霊下ろし」

週3〜4くらい通ってジュノのアークエンジェル・ディフェンダー装備をコンプ。週制限解除前に揃ってよかった


ハーフツインテールに近いような気がするゆるふわミコッテ御用達の髪型にしてみたが、イマイチだった









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iPad mini (A17Pro)を買いました

2025-01-01 19:29:00 | デジタル関係
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

・・・・・

某じ●●●らで初売りセールしてたので予定通りかつ緊急購入。128GBのWi-Fiモデル。

ミニは操作性にやや難がある。通常iPadと同じUIで画面が小さいため、プルダウンメニューとかが途中で見切れたりする。前も書いたが、タッチの許容範囲が狭い気もする。

が、通常サイズから2インチ小さいだけなのに、この圧倒的な機動力が得難い。僕は毎日通勤に持ち歩いている。座れれば電車の中でも作曲ができる。生活の中で利用シーンが多い。

3月には11th iPadが出そうだ。が、もしそちらを買っても、6th iPad miniとの併用だと出番が少ないような気がする。ならば、ミニ一本でもいいのでは。

というわけで、購入して1年も経ってないけどミニは7thに買い替えようと思っていた。そこに約9000円安く買える情報が。これは買うしかない。

開封の儀。

アダプターとケーブル同梱。

どっちが新しいでSHOW?
答えは右です。同じスペースグレイだけど7thは明るい。

自動で引き継げて楽チン。壁紙とかアイコンの配置も同じになるので、新しく買ったものという気がしない。

ファーストインプレとしては、当然ながら動作が速い。6thも普通に速かったが、更に速い。さすがiPhone 15 Proと同じSOCを積んでるだけある。

実はミニ7に買い替えた理由がもう一つある。

いつ始まるかわからんが、FFXIVモバイルに備えてというのもあるのだ。iPhone14Proで問題ないはずだが、ちょっと大きい画面でやりたい時にミニは最適なんじゃないかと。その際、スペックが高い方がいい。原作がグラ重いゲームだからね。

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極私的FFXIVジョブ観・ピクトマンサー編(パッチ7.1対応)

2024-12-15 01:48:00 | デジタル関係
「黄金のレガシー」で各ジョブのレベル上限が100に上がったのだが、メイン子さんが全ジョブで100を達成した。これでまた各ジョブについて比較論的に語れるようになった。僕は高難易度にはいかないので、ノーマル勢としての見解でだが。

というわけで、極私的ジョブ観シリーズ再開である。まずは黄金で追加された新ジョブ・ピクトマンサーから。


バトルジョブオール100でもらえるマウント「アウトランナー」。アウトランナーが笑うと乗り手もいい笑顔になる。

◼️ピクトマンサーとは

描いた絵を事象に変換して敵にぶつける「絵画魔法」を操る魔道士。カテゴリとしては黒や赤、召喚と同じキャスターになる。

モーションや魔法のエフェクトが可愛いので、姫ちゃんたち(女性白魔道士)が大挙して流れ込むと思われたが、蓋を開けてみたら、爆発的な攻撃力で与ダメ圧倒的一位の覇権ジョブだった。最近始まった高難易度の「絶エデン」では、クリア順世界トップ10の全チームがピクトマンサーを採用していたとか。個々のスキルの威力も高いが、絵画魔法の基本設計が現状のバトルにフィットしていると言われている。僕自身はそんなに使いこなせているわけじゃないのだが、その辺も含めて考察していきたい。

◼️ピクト系スキル

ピクトマンサーには、基本コンボのようなスキル群と、普通のジョブなら強攻撃と呼ばれるスペシャルスキルがあるのだが、スペシャルの方、ピクト系がむしろメインなので、まずはそっちから説明する。

①ピクトアニマルでアニマルの絵を描いておく
②イマジンアニマルで描いた絵を敵にぶつける
これを2回行うと絵が完成する
③完成した絵を敵にぶつける

絵を描く順序は決まっている。撃つたびにピクトアニマル、イマジンアニマルが順序通りに自動的に置き換わっていく。上記の手順を置き換わったスキルで書くとこうなる。

①ピクトポンポン→イマジンポンポンでモーグリのポンポンを描いてぶつける
②ピクトウィング→イマジンウィングでモーグリの翼を描いてぶつける
③モーグリの絵が完成→モーグリストリーム発射

④ピクトクロー→イマジンクローでマディーンの爪を描いてぶつける
⑤ピクトファング→イマジンファングでマディーンの牙を描いてぶつける
⑥マディーンの絵が完成→マディーンレトリビューション発射

イマジンアニマル(ポンポン/ウィング/クロー/ファング)は威力1100で、モグストリームが1300、マディーンレトリビューションは1400である。

イマジンアニマルは射程25メートルの対象半径5メートルの範囲攻撃。モグとマディーンは射程25メートル、幅25メートルの直線範囲。どれも2体目からはダメージが60%減少する。モグはレベル30から使える。そんな低レベルから、これだけ高威力のスキルは他のジョブにはない。

ピクトポンポン。エフェクトが凝ってて可愛いのだが、他のメンバーからは視界を遮ると不評。僕もピクトマンサー実装後は味方のエフェクトを常に簡易にしてる


イマジンポンポン。アニメ調のエフェクトが新しい

モーグリをミサイルとして使うモーグリストリーム。

マディーンレトリビューション。僕はFF9やってないのでマディーンが何者かを知らない


だが、ピクト*には注意点がある。非戦闘中は詠唱ゼロ、走りながらでも描けるのだが、戦闘中は詠唱3秒とまあまあ長い。イマジン*は詠唱ゼロ。

つまり、3秒かけて準備しておいて即発で撃つわけだが、どこで撃つかは自由。この手のスキルは効果時間内に撃たないと準備が消えるのがほとんどなのだが(例:忍者の印)、ピクトマンサーのは撃つまで消えない。これがミソ。

というのは、バトル中は攻撃できない時間が意外にあるのだ。ギミックで離れた時とか敵の履行技中とか。そういう空き時間に描いておいて、再開したら撃つ。待ち時間を有効活用できるのだ。

3秒のピクト系と即発のイマジン系で合計4秒くらいかかるので、他のジョブの準備不要の普通スキル(2.5秒間隔の)と揃えて1.6倍くらいかな?みたいな威力設定したつもりなんだろうが、皆が待ってる間にも実質攻撃してるようなもんなので、トータル与ダメが跳ね上がってしまった。

次はウエポン系。アニマルとは別のピクト系である。ウエポン系って言ったら色々武器がありそうだけど、現状ではハンマーだけだ。仕組みはアニマル系とちょっと違う。

①ピクトハンマーでハンマーの絵を描いておく
②イマジンハンマーでハンマーコンボ実行可状態にする(撃つわけではない)。
③ハンマースタンプ→ハンマーブラッシュ→ハンマーポリッシュを順に撃つ

ピクトアニマルは描けばすぐ撃てたが、ハンマーは一手間多い。で、この一手間のイマジンハンマーの効果時間が30秒。その間に3連コンボを撃ち終わる必要がある。

ハンマーコンボの威力は、順に560、620、680で、どれもクリティカル・ダイレクトヒット確定。射程25メートルの対象範囲5メートル。これまた強い。

ピクトハンマー。100トンハンマーを空中に描く


ハンマースタンプ。チーズタッカルビに漬けた100トンハンマーを振り下ろす

もう一つ。風景を描くピクトスカイ→イマジンスカイは、自分と半径30メートル内にバフをかける。のだが、これは後で説明する。


パレットゲージとキャンバスはこんな感じ。僕はシンプルモードにしている。

◾️ピクト系の制限事項

絵を描くキャンバスがそれぞれ一つしかないので、描いたものを消す行動(アニマルなら撃つ、ハンマーならコンボ実行可にする、スカイなら使用)をするまで次のを描けない。

モーグリストリーム/マディーンレトリビューション実行可状態では、モーグリ/マディーンを撃たなくても次の絵を描ける。完成したモーグリ/マディーンの絵はキャンバスとは別枠なので。

ピクト*を詠唱中、他のGCDスキルがピクト*と同じリキャストタイムになる。絵を描いてる最中は、他のスキルも絵と一緒にGCDがゆっくり回る。通常時は3秒で絵を描き終わったら全体GCDも戻ってるので気にならないが、迅速魔で絵を描いた場合は、GCDが戻ってない(絵を描き終わったのに他のがまだ遅い)。迅速魔を使う場合は、その絵をすぐ撃つ、または他の即発スキルが撃てる時じゃないと時間をロスする。

この制限は、後述のレインボードリップでも出てくるので覚えておくように。

◾️色魔法

他のジョブでは基本コンボと呼ばれるような普通の魔法。単体はレッドファイア440→グリーンエアロ480→ブルーウォータ520を順に撃つと一回転。ボタンが撃つたびに勝手に次のに置き換わるので、この順番にしか撃てない。次のを撃つまでの時間は30秒以内。数字は威力。どれも詠唱1.5秒。


レッドファイア。芸術は爆発だ!的な手つきで赤い絵の具をぶちまける

ブルーウォータが命中するたびにホワイトペイントが1増え(最大スタック5)、パレットゲージが25増える(最大値は100)。

ホワイトペイントを1つ消費して、ホワイトホーリー520を1回撃てる。射程25メートルの対象範囲半径5メートルだ。詠唱はゼロ。色魔法コンボ1周につき1回、走りながらでも撃てる奴が使えるわけだ。ホワイトペイントは使うまで消えないので、余裕があるときに貯めておいて、ギミックで走らされる時間帯に備える手もある。


ホワイトホーリー。舞いながら白い絵の具をぶちまける

パレットゲージ50消費でサブストラクティブパレットが使える。使うと色調反転という状態になり、色魔法がRGBからCMYに置き換わる。シアンブリザド800→イエローストーン840→マゼンタサンダー880という強力なコンボになる。色調反転には制限時間がなく、CMYコンボを一周で終了。一周するとホワイトペイントが1つ付いて通常のRGBに戻る。


シアンブリザド。構図を練るようなモーションから繰り出す

色調反転すると、ホワイトペイントが1スタックのみブラックペイントになる。ブラックペイント1つでブラックコメット880を撃てる。詠唱ゼロで射程25で範囲5。ホワイトペイントがない状態で色反転すると、CMYコンボ一周で付与されるホワイトホーリーがブラックコメットになる。


ブラックコメット。たまにテレビで見るアクション書道のようでもある

RGBとCMYには範囲版もある。レッドファイアにはレッドファイラというように対応したのがあり、途中で変えてもいい。レッドファイアの次に範囲のグリーンエアロラでもOK。自由に切り替え可能。範囲版は射程25で範囲5(こればっかり)。威力は書かないけど単体に対しては落ちます。一周するとパレットやゲージが増えるのは一緒。

◾️エクストラスキル

レインボードリップ:射程25の幅25で直線範囲、威力1000。ホワイトペイント1追加。
2体目からの減衰85%だけど、強い。発動条件はなく、いつでも撃てるが詠唱に4秒もかかる。これも、他のGCDがこれに合わせて遅くなるので、迅速で即撃ちするときは注意。レインボードリップの後は必ずホワイトホーリーが実行可になっているが、戻りが遅い。


条件無しの強攻撃だが、使いこなすには工夫が要るレインボードリップ

スタープリズム:威力1400の射程25範囲5。詠唱なし。周囲30メートル内の味方に回復400。イマジンスカイ実行後に使用可能になる。ピクトマンサー最強のスキル。


なんだか楽しそうなスタープリズム

テンペラコート:10秒間、自身に最大HPの20%分のダメージを吸収するバリアを張る。吸収し切ってバリアが割れるとリキャストタイムが60秒になる。通常時はリキャスト120秒。激戦時はバンバン張っていけと。


絵の具の膜に囲まれるテンペラコート

テンペラグラッサ:テンペラコートを効果時間内に解除して範囲30メートル内の味方に最大HPの10%分のバリアを付与。このバリアが割れるとテンペラコートのリキャストが30秒短縮される。

スマッジ:前方へ15メートル高速移動。さらに5秒間のスプリント付与。リキャストがたったの20秒。スプリントが終わった時の残りリキャストタイムは約14秒。体感としては、ヤバい時はほぼいつでも使える感じ。移動系スキルの中では最強かも。


便利すぎるスマッジ。街中でも使える

◾️そして複雑なイマジンスカイ

ピクトスケープ(スカイ)で絵を描いておいて任意のタイミングで発動するのがイマジンスカイ。詠唱ゼロだがリキャスト120秒。効果が多く複雑で、公式ガイドの説明は全ジョブ全スキル中最長かも。


ピクトスカイ。抽象的すぎてどんな風景を書いているのか不明

まず自分中心半径30メートルに、自身と味方の与ダメ5%アップのエリア(空間アート)を設置。効果は20秒。

自身にサブストラクティブパレット実行可を付与。無条件で色調反転できる。

さらに自身にインスタレーションというバフを5つ付与。1回につき1つ使って色魔法の詠唱時間を25%短縮。リキャストタイムも25%短縮。つまり、まあまあ連射可能になる。ピクト系は短縮されないので注意。

さらにレインボードリップが無詠唱で実行可に。インスタレーション1つ使うけど。リキャストタイムも短縮。どれくらい短縮かは公式に記載がないのだが、実体験としてはGCDが低速化しない。

で、スタープリズム実行可を付与。スタープリズムはイマジンスカイからしか撃てないので、実質リキャストタイムは120秒。


イマジンスカイの陣には草が生える。笑えるという意味ではない

◾️まとめ

普通のジョブは、突き詰めていくとスキル回しが決まってくる(らしい)。高難易度では特に。竜騎士や召喚士は、ほぼ一本道だと思う。突き詰めない僕でさえ。

その点、ピクトマンサーは自由だ。使うまで消えないピクト系、ホワイトペイントは、貯めておける。使うタイミングをかなりの幅でズラせる。工夫する余地があるのは楽しい。さすが最新型のジョブだ。

が、それは、性能を活かすも殺すも腕次第ということでもある。実際、野良CFで一緒になったピクトマンサーの中には、まあまあ死んだり、あんまりヘイト順が上がってこない人がいる。忙しいFFXIVのボス戦では、ピクト系の詠唱3秒間は結構長い。タイムラインがわかっているとか、隙を見つけるのが上手くないと、スペック通りの火力は出ない。



最強の移動技、バリアはもちろん回復まであり、使い勝手が良さそうなピクトマンサーだが、僕としては無条件に撃てる即発スキルがないのが若干不満。赤魔道士のフレッシュや召喚士のエナジードレインみたいなやつ。

あと、プレイヤースキルが低い僕にとって、ピクトマンサーは世間の評価が高すぎる。踊り子がいれば絶対クロポジつけられるだろうし、パーティーメンバーが期待するほどの活躍はできない自信がある。ので、野良CFではなかなか出せないかな。


僕のXHB配置



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サブ子の旅(56)

2024-11-23 14:38:00 | デジタル関係
11月12日にパッチ7.1がリリースされた。まずは、その前の話から。

◾️至天の座アルカディア・ライトヘビー級

ゾラージャが滅んでソリューションナインが平和になり、格闘技大会「アルカディア」が再開された。例のレギュレーターとかの技術を使って魔物の魂を注入された闘士が戦う競技である。

この魂注入が実は危険で、裏では歴代の闘士たちが死んだりしてるらしい。興行を仕切ってる黒幕を成敗し、闘士を救うにはあんたがチャンピオンになって浄化するしかない、と言われてサブ子はリングに上がる。

というお話が付いてるものの、やることはいつもの8人レイドである。漆黒のエデン、暁月のパンデモニウムの黄金版というわけだ。



最初の敵はブラックキャット。髪がピンク色の褐色ミコッテだが、試合中は巨大化して通常のボスくらいになる。意外にいい子で、自分を負かしたサブ子に興味を持ち、家に泊めてくれたり、アルカディアのことを教えてくれたり、しまいにはセコンドに付いてくれる。


左がブラックキャットの中の人、ヤーナ。右がプロモーター。

2番目はハニー・B・ラブリー。いわゆる白姫っぽいゆるふわな髪型のヒューラン女性。試合中はミツバチ的なコスプレをして巨大化する。自分の魅了で虜にして殺す、というような攻撃が多い。3個ついたら死ぬハートマークを4人が1度は自主的に受けなきゃならないギミックとか、なかなか考えさせてくる。

3番目は人相の悪いハイランダーのブルートボンバー。パワーだけでなくスピードもあって、大急ぎで180度振り向いての半面「以上」焼きなど厄介。後半、レフェリーの制止を無視して薬物を追加投入。さらにムキムキになって怒涛の攻撃をしてくる。


ブルートボンバー戦。サブ子は死亡中

4番目は雷系の攻撃を得意とするウィケットサンダー。実はヤーナ(ブラックキャット)の実姉ユトロープ。人気闘士だったのだが、このままだと死ぬまで戦わされると気づいて失踪。イキのいい新人サブ子のエーテルをゲットして体を治そう、的な理由で復帰。

方向を都度暗記しないとならない5連続攻撃など難しいのだが、いつも通り4層はトークン武器交換アイテムを出す敵なので、僕の戦略では一度4人クリアしたら、翌週からはこいつだけやることになるので慣れた。

8人レイドの装備は、強化できる新式やトークン装備にはどうしても劣る。次のパッチが来ればミラプリ用にしかならないので、サブ子は無理に集めることをせず、前述のようにコンプ後はウィケットサンダーばかりやって今に至る。それも機工士の武器をもらった所でやめてしまった。


◾️CROSSROADS〜未知との邂逅

では、メインクエストの話。

紫ドーム内は30年余計に時間が経ってるので、帰還したトラル国民が家族に再会した時に困る事案が多発。別れた時5歳だった幼児が、35歳のおっさんになって父親より年上とか。

なるほど。そういうことになるかと思ってたら、その紫ドームがスフェーンの国葬をやるという情報が。スフェーンを殺したのは我々だが…どうする?


VRな存在だったとはいえ、スフェーンを殺したのは我々だからなあ

とりあえず、正式な参列者はトラル王としてのウクラマトのみにして、サブ子たちは一般の部で参列することになった。人の死の記憶を消去してきた紫ドームの人々だったが、困惑しつつもスフェーンの巨大な遺影に花を手向けていた。


死の概念を知らない子供に聞き齧りのヨカフイ哲学を披露するウクラマトさん

そこから、最初からその死者の記憶がない場合と、ある場合はどちらが良いのかという議論になる。グルージャは亡き母のことを知らないので、死の悲しみはないが、寂しいという。

そこで、グルージャの母親のことを調べてみると、ゾラージャに仕えていた呪術医だったことが判明。彼女の記憶だか日記だかをストレージから掘り出してみると、どうやらゾラージャに惚れていた模様。魔物の脳に人の意識を移植する実験をさせられていて、それに成功したら望む報酬をいただく約束をしていた。報酬はゾラージャとほにゃららすることで、結果グルージャが生まれた。


報酬とは

進むも地獄、戻るも地獄みたいなダークなロマンスは話として聞くぶんには興味深いが、トカゲ同士だからな…。ビジュアル的にはかなり微妙だった。

調査結果から、実験場があった村へ向かう。そこで今回の新ID「廃地討究ユウェヤーワータ」解放。コンサポでクリア。3ボスの真ん中が落ちると死ぬ穴のステージは緊張したが、アレキサンドリアやストレイバローよりは素直なギミックが多く、今後もエキルレでやっていけそう。


ユウェヤーワータ3ボス撃破後。右端がグルージャ

ユウェヤーワータ実験場で入手したデータから、グルージャの母の声を再生。よかったなグルージャ。めでたしめでたし。

とおもいきや、突然スフェーン登場。国葬の時に配ってた喪章仕様のレギュレータ(限定5000個)をつけてる人は永久人になれるよキャンペーンを展開していた。ソリューションナイン市民からも、スフェーン死去の記憶がなくなっている模様。スフェーン、お前何者だ?

で、スフェーンがニヤリとした口元のアップで終了。続きはパッチ7.2で。


何度も復活できてVR永遠人最強では?

◾️友好部族クエスト・ペルペル族

待望の友好部族デイリークエスト新シリーズが始まった。ペルペル族がコザマル・カの観光開発を行うのを「最高顧問」という立場で手伝う。

拠点として、ただのジャングルだった場所にポガ停船所というエーテライトと集落が出現した。四つもエーテライトがあるフィールドエリアは初だと思う。コザマル・カは広いので、これは助かる。

クエストは、観光客の農業体験を一緒にやるとか、魔物から護衛するとか、観光地としてどうなのかのアンケートを取るなど。脱走した子アルパカを探すやつは小さくて可愛い。

このデイリークエは、1回約200万の経験値が入る。暁月のアルカソーダラ族のが100万、漆黒のピクシー族のは33万だった。今度も3倍で300万かと思ったら違った。

サブ子は今上げてる竜騎士でやりたい所なのだが、トークン天道集めを優先して忍者でやってる。カンストジョブでやると、天道を5個貰えるのだ。1週間やると105個になる。これはデカい。


新設されたポガ停船所で新エモート「指示を待つ」

◾️ ジュノ:ザ・ファーストウォーク

黄金拡張の24人アライアンスレイド「エコーズ・オブ・ヴァナディール」の第一弾「ジュノ:ザ・ファーストウォーク」が解放された。FF14の兄貴分、FF11とのコラボ企画である。

僕はかつてFF11を約6年間プレイしていた。レベルキャップ75時代、拡張で言えば「アルタナの神兵」の開始後くらいまで。ニーアレイドは「知らん話や」だったが、今回のアラレイドは「原作を知ってる」勢である。ちなみにFFTはやり込んでたので、紅蓮の「イヴァリース」も話が分かっててやってます。

ただ、今回ヒロイン格のプリッシュは覚えてないんだよなあ。外見から(中東風の)アトルガンの人だろうと思ってたけど、タブナジアの人なんだね。と言われても全然思い出せんわ。FF11はストーリー薄いからなあ。

1ボスまでのエリアがジュノ下層。皆懐かしがってるが、雰囲気が原作と違ってダークなので、僕はそれほどでもなかった。この時点では。

で、1ボスがプリッシュ。彼女が「ぐ〜る!」と言った回数で吹き飛ばしの距離が変わるギミック、最初の「ぐ〜る!」が聞こえなくて失敗。動画などでチェックし、最初のは声が小さく、だんだん大きくなることを理解。声量でも飛距離が分かる。それで2週目から失敗しなくなった。


プリッシュ戦

2ボスまでのエリアは、まさかのボヤーダ樹。あることを知らなかったので、こっちは懐かしかった。ここはレベリングで死ぬほど通った。いろんな思い出がある。

2ボスはファフニル。11ではNMだったので、平凡なヴァナ市民だった僕は見たことがない。竜のねぐらはレベリングのキャンプ地として何度か来たことがあるけど。そんな僕でもファフニルは後方に攻撃してくることは知ってたので、それは避けられた。後半の外から、または内からの円形範囲と移動竜巻と赤黒円形範囲の複合でやられた。サブ子だけでなく、みんなやられた。

3ボス手前はトゥー・リア、通称「空」だった。空に浮いてる島なので、ラピュタとも呼ばれていた。敵が強いエリアなので、11では景色を楽しむ余裕なかったけど、14のは雑魚戦の場なので景色を楽しめた。15年ぶりだけど、やっぱりここは美しい。


FF14の高解像度で再現されたトゥー・リアの道中

で、3ボスが噂のアークエンジェル、略してAA。FF11では「神威」という18人用バトルで登場する。LSメンと、さらに知り合いをかき集めて挑戦した。神威はFF11でも屈指の超難易度バトルで、当日の作戦会議だけで2時間かかった。そんなの14では固定メンバーの高難易度でもない限りしないだろう。でも11では、事前の入念な打ち合わせは当たり前だった。

バトルも大変で、ナイトだった僕は、専属の赤魔道士にサポートされながらAA-MRをマラソン(引き摺り回す)した。AA-EVが大暴れして回復待ちの後衛をまとめて吹っ飛ばし、何度も壊滅寸前になったが、なんとかギリギリ勝てた。僕のFF11名勝負でもトップ3に入る戦いだった。ちなみに他の二つはオメガ・アルテマ戦とカムラナート戦。


アークエンジェルス参上!

現代に戻る。5人のAAは原作通りカッコよく現れる。14も11もやってない方は、ベルセルクのゴッドハンド5名みたいな感じだと思ってもらいたい。始まるとAAの頭上にマーカーが付いた。11のように、まず数を減らさなきゃ、当時の作戦通りTTから、と叩いてたのだが、マーカーはパーティーごとの相手制限デバフだった。サブ子はBアラだったのでβのAA-GKしか攻撃できない。

普通、ボス戦でも敵が複数の場合、それらは一時的に出てくる雑魚だ。しかし、AAは5人もいるけど、それぞれがボス級かそれ以上に強いことを僕は知っている。ボス5体と同時戦闘なんてFF14ではたぶん初だ。勝てるのか?

と思ってたけど、実は前半はTT、MR、GKだけで、後半はEV、HMだけしか出てこないのだった。一生に一度やるかどうかの神威と、毎週何度もやるアラレイドでは、やはり難易度設定の考え方が違うか。


もう一度この「ラ・ロフの劇場」に来ることになるとは夢にも思わなかった

それでも初週は皆分かってなくて大苦戦、常に半数が死んだ状態で火力が足りず、終わるまでにたぶん15分くらいかかった。長い。

4ボス手前はズヴァール城。道のセンターから少しでも左右に寄ると感知されて、十数体のデーモンが襲いかかってきて壊滅するところだ。FF11は雑魚で普通に壊滅する(そして経験値をロストする)ゲームだった。

4ボスは当然闇王(ダークロード)。11では実はそんなに強くない(僕がレベルキャップ60時代にクリアしたせいもあるが)のだが、14のはメチャクチャな強さ、というか戦いにくさだった。


闇王はレベルキャップ50時代のラスボスなので楽勝なイメージだったのだが

扇範囲のギガスラッシュが分かりにくい。闇王の剣の軌跡が我々の頭上を覆うので、自分が見えない。魔法陣の剣が小さくて色も目立たず、方向が判別しにくい。初週は訳が分からず、ただただ死にまくった。サブ子は実装2日目で、早くも慣れた戦闘大好き勢がいたのでピクミンも多少できたけど。

ギブアップせず闇王まで倒して、サブ子はなぜかタンク胴を貰えてしまった。ジュノのタンク装備集めなきゃならんくなったじゃん…。ここのドロップ装備はAAのである。11ではカッコよく見えたが、14で着るとそうでもない。オメガでもらえるオミクロン装備に似てるし。


アークエンジェルのタンク銅。ニーアのにも似てるので合わせても違和感がない

バトル後は自由にシュノに行けるようになる。ダークな演出はなく、よく晴れた明るいジュノ下層だ。これは懐かしい。でも、人気がなくてゴーストタウン気味だった。テレポタクシー乗り場とか、当時は表示しきれないくらいの人で埋め尽くされてたもんだが、今は誰もいない。


ファーストウォーククリア後の平和なジュノ下層。懐かしいけど人が少なくて寂しい

謎の鉱石を競り落とすクエスト発生。出品価格が見える14のマケボと違い、11は見えない最低落札価格がある。それを再現したのだろう。15年前とはいえ、当時数百回落札したカンが蘇ってきて簡単にクリア。

◾️トレジャーハント

7.1前の話だが、宝の地図G16というのを掘っていた。G16はソロ用。地形だけが描かれた地図を頼りにトラル大陸のどこかを掘ると宝箱とモンスターが出て、倒すとお宝ゲットというコンテンツだ。例のトラル民族風おしゃれ装備用の布が出ると当たり。30万くらいで売れた。サブ子は2回くらい出たかな。

その後、モグモグコレクションが開催され、一番難しいチャレンジの課題が、宝箱の魔紋から宝物庫に5回入るというやつだった。8人用の宝箱は、開けると稀に魔紋が出現し、そこから宝物庫のバトルフィールドに入れるのだ。入ってからは討滅戦のボスみたいなのを倒して先へ先へと進み、いろんな籤みたいなのを引いたりして最終ステージを目指す。

8人用なので諦めていたのだが、100タンクなら漆黒エリアの、つまりレベル80時代のなら行けるかもと、8人用地図G12をやってみた。

箱を開けた時のモンスターは簡単に撃破できた。魔紋を開けて中に入るだけでモグコレとしては1回とカウントされるので、これでOKだ。宝物庫の中はレベル80に下げられる。一応戦ってみるが、死んで外に出される。


宝物庫の中。この巨大な宝箱を開けるとモンスターが出てきて、倒せばお宝が手に入る

これで5回はクリアしたのだが、ある時、ちょっと思いついて戦士でやってみた。80制限のガンブレイカーだとコランダムが使えないなど、そんなに強くないのだが、戦士は80でも超回復の血気を使える。

結果、ルーレットで下級に当たり、雑魚を何匹か召喚するタイプの敵なら勝てることが判明。血気の回復は時間内のヒット数によるので、雑魚がいないとダメなのだ。

モグコレが終わり、7.1がスタート。今度は地図G17(8人用)の大ブームが来た。新しいおしゃれ武器が大人気で、それを入手するためのG17は1枚25〜30万ギルで売れた。サブ子はもちろん、メイン子も、インしたらまずは地図という日々が続いている。開けるとかはなく、ただマケボに出す。だんだん値が下がってきてるが、それでも15万前後だ。


持ってるゾーモー山のレンジ装備を全部カバンに入れてゾーモー山を周回して9回目にようやく胴が出た

ロネーク避けの装置を付けた機関車の試運転。本編では書かなかったが、紫ドームとの交通を便利にするのと自然保護を両立させるために、コーナ兄さんが怪物に体当たりしてメガネにヒビが入るエピソードあり(雑な説明)

ジュノ下層で記念撮影。左がプリッシュで中央が転生ナイト。バストゥークの銃士隊装備だ(よね?)

FF11はパーティーを組まないと何もできなかった。攻略動画もSNSもなかったので攻略サイトとネ実(某匿名掲示板)だけが頼りだった。と言っている

サイズの違いがわかりやすい図。エコーズ・オブ・ヴァナディールは改心したバクージャジャがバディ的に活躍する


クエストが進んでやたら発展したポガ停船所





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