水性ボールペンは万年筆に近いから好きだ。でも、世の中ゲルインクボールペンが隆盛を極めており、水性ボールペンは絶滅寸前である。という話をいつか書いた。ような気がする。
そんな水性ボールペン界に新星が現れた。三菱鉛筆のユニボール・エアである。
現れた、といっても、僕が存在に気づいて購入したのが最近というだけで、発売は去年だ。
三菱鉛筆は、前からユニボール・ビジョンエリートという水性ボールペンを作っている。僕も1本持っているが、滑らかで濃淡もよく出ていい感じだが、インクフロードバドバで裏写りが酷いペンである。
ユニボール・エアは、筆圧に応じてインクフローが変わるらしい。ペン先を柔らかい樹脂でカバーすることで寝かせても引っかからず書けるらしい。書き方で描線の太さが変わり、樹脂が削れて?書き癖に合ってくるらしい。人によっては、その書き味は万年筆に近いと評価している。これは買わざるを得まい。
というわけで、青の0.5ミリを購入した。
ビジョンエリートが0.8ミリと太めなのに対して、0.5ミリなので、あるいは様々な新機構によって、ほぼ日手帳ではギリギリ裏写りしない。
濃淡は万年筆並み。ブルーインクだからなおさら。滑らかさはビジョンエリートのほうが上かな。引っかかりはないが、カバーの樹脂が擦れる感触はあるような、ないような。
万年筆のような書き味かというと、やっぱり違うかな。万年筆はペン先に向きがあり、向きを考えながらペン先を操っている感があるが、ユニボール・エアには操っている感が薄い。全方向書けるボールペンなんだから仕方ないが。
だが、ボールペンでここまで愉快な書き心地、風情のある描線を実現したという点は賞賛したい。ユニボール・エアは、水性ボールペンはまだまだ存続するぞという可能性を感じさせてくれた。せっかくここまでやったんだから、使い切りではなくリフィル交換式の立派なやつも出してほしい。1000円くらいなら出すぞ。
万年筆を意識したデザインらしい。
ペン先を拡大。黒い部分が樹脂か?
ロディアに書くとこんな感じ。濃淡は万年筆並。線の形は違うが。
そんな水性ボールペン界に新星が現れた。三菱鉛筆のユニボール・エアである。
現れた、といっても、僕が存在に気づいて購入したのが最近というだけで、発売は去年だ。
三菱鉛筆は、前からユニボール・ビジョンエリートという水性ボールペンを作っている。僕も1本持っているが、滑らかで濃淡もよく出ていい感じだが、インクフロードバドバで裏写りが酷いペンである。
ユニボール・エアは、筆圧に応じてインクフローが変わるらしい。ペン先を柔らかい樹脂でカバーすることで寝かせても引っかからず書けるらしい。書き方で描線の太さが変わり、樹脂が削れて?書き癖に合ってくるらしい。人によっては、その書き味は万年筆に近いと評価している。これは買わざるを得まい。
というわけで、青の0.5ミリを購入した。
ビジョンエリートが0.8ミリと太めなのに対して、0.5ミリなので、あるいは様々な新機構によって、ほぼ日手帳ではギリギリ裏写りしない。
濃淡は万年筆並み。ブルーインクだからなおさら。滑らかさはビジョンエリートのほうが上かな。引っかかりはないが、カバーの樹脂が擦れる感触はあるような、ないような。
万年筆のような書き味かというと、やっぱり違うかな。万年筆はペン先に向きがあり、向きを考えながらペン先を操っている感があるが、ユニボール・エアには操っている感が薄い。全方向書けるボールペンなんだから仕方ないが。
だが、ボールペンでここまで愉快な書き心地、風情のある描線を実現したという点は賞賛したい。ユニボール・エアは、水性ボールペンはまだまだ存続するぞという可能性を感じさせてくれた。せっかくここまでやったんだから、使い切りではなくリフィル交換式の立派なやつも出してほしい。1000円くらいなら出すぞ。
万年筆を意識したデザインらしい。
ペン先を拡大。黒い部分が樹脂か?
ロディアに書くとこんな感じ。濃淡は万年筆並。線の形は違うが。