先日、FF14のキャラクター作成で大暴走し、多数の女子キャラクターを作っては放置し、作っては投げ捨てた話を書いた。
その女子キャラクターのなかで唯一続いたのが、グングニルサーバー駐在員として誕生したヴィエラ(ウサ耳種族)のウサ子である。
まず、何でヴィエラかというと。
やはり中の人がおっさんなので、ケモミミがついてるとか尻尾生えてるとか、人外の種族の方がネカマ感(※)が薄れるのではないかと。女になりきりたかったら素直にヒューラン女子なんだろうが、それだと生々しすぎるというか。ヒューラン女子は最後の砦として取っておきたいというか。
※別にネカマプレイしているわけではない。ほとんど人と話さないし。「これはネカマなのではないか」と自分で意識してしまう、という話だ。
アウラは一度やった。エレゼンは人に近すぎる。ララフェルは寸胴体型(失礼)。じゃあもう次はウサ耳種族のヴィエラしかない。ヴィエラは女性しか選べないので、何で女性キャラ使ってるのと訊かれたら「だって男がないんだもん」と言えるし。
ヴィエラは白と褐色のとがあるのだが、白いほうのヴィナ・ヴィエラを選択。肌の色はデフォルト。失敗したくないからね。髪はデフォルトでも金髪っぽかったけど、もうちょっと濃い色にした。顔は、一番無難なやつ。サイズは全部デフォルト。雑である。この時点では、このキャラも続かないだろうなと思っていた。
今巴術士が流行ってるし、都市の景観としてはリムサロミンサが好きなので、リムサスタートになる巴術士を選択。
誕生していきなり焦る。Tバックじゃん。何かのエッチなショーで着るような、露出度の高い衣装だ。またヴィエラがスタイルいいんだわ。
ヴィエラの初期装備。恥ずかしいので宿屋で撮影。
全裸よりもエロいような格好で真昼のリムサの大通りに放り出され、もうハラハラしながらチュートリアルクエストを終わらせた。ダッシュで郵便モグのところに行き、ベテランリワードで貰ったレベル1用装備群を受け取った(アカウント毎なので僕のキャラは全員が貰える)。下がジーンズのタンタラス装備が好きなのだが、ここは性能でレオンハート装備を纏う。
すると不思議。まるでメイン男みたい。金髪で背格好が近い。走り方が女の子っぽくない。ノッシノッシしてる。スプリントだと、ウオーって唸りながら突進する感じ。レオンハート装備で後姿だと、ちょっとウエストが細いかなというくらいで、男に見えなくもない。表情もむすっとしてて愛想がない。でも脱いだら凄いのだ。いやこれはヤバいのに転生しちまったわい。
極上ボディを男物の服着て隠すとかヤバすぎる、などと思いながら、クエストを進めていった。どこまで行けるかわからんが、この身体なら行けるかもしれん。
ラノシアの風車群とカー君のしっぽとおじさんの手。
メインクエストの序盤は、開始都市毎に違う。メイン男もサブ子もクリダニアスタート、フリートライアルで少しやったときはウルダハスタートだったので、リムサロミンサのは初めてである。最初に会う暁メンバーはヤ・シュトラさんなのね。リムサのが一番いいかも。
改めて目的を語ると、「光のお父さん」のマイデイーさんたちがいると思われるグングニルサーバーに、ある程度自由に動ける状態まで育ったキャラを置いておく、である。メインクエストで飛空艇が解放され、他の国に行けるようになることが目標。そこまでいけば、レベルは最低15にはなってるはず。さらにマイチョコボまで解放できたら完璧。
レベル上げは、あちこちいけないので、リムサを出てすぐの中央ラノシアと低地ラノシアでフィールドモブを狩ったり、やれそうなF.A.T.E.に参加したり。いま自粛だからか、新規の人が多い。若葉マークが多い(ウサ子もだが)。
巴術士は将来クラスからジョブに上がる際に召喚士になるので、召喚獣を出せる。最初の青カーバンクルは、自動で攻撃し続けてくれるのはいいのだが(しかもチョコボと違ってHPがないので死なない)、範囲攻撃なので、余計な敵も巻き込んで、時々大ピンチに陥る。実はサブ子も最近暇に任せて巴術士上げてて、現在レベル29。サブ子だったら、余計な敵は機工士80に着替えて掃除してからやれるのになあ。ウサ子だと狩場までテクテク歩いてだし(テレポ代節約)、一緒に戦うバディ(チョコボ)もいないし。
それでも続けられたのは、美しいだけじゃなく、視界が開けてて戦いやすいラノシアの地形と、巴術士の強さのおかげだろう。
巴術士は、DoTと呼ばれる三秒毎に少しずつダメージを与える魔法を駆使して戦う。巴術士のDoT魔法は効果時間が長く、一度かければ、大抵の場合、戦闘終了まで保つ。複数の敵に囲まれても、順にミアズマ、バイオをかけていけば、極端な話、あとは勝手に死ぬ。カーバンクルの自動攻撃もあるので、なおさらそんな感じになる。
加えて、DPSなのにレベル4で早くも回復魔法フィジクを覚える。ジョブになったとき、ヒーラーの学者にもなるから当然と言えば当然なのだろうが、同じく回復魔法を覚えるDPSの赤魔道士がレベル54からなのを考えると、異例に早い。エンドコンテンツでは、いま召喚士が最強とか「王」とか言われているけど、低レベルから強いんだな。
巴術士のクラスクエストは、戦術を考えるのが得意な眼鏡メスッテと海賊とかを取り締まる話。リムサはメインクエストも海賊がらみで、まさに「海都」である。
海賊がサハギン族と組んで?蛮神を下ろそうとしているらしい。リヴァイアサンか? まあ序盤も序盤なのでそこまではいかず、ウサ子が伝説の「光の戦士」かも、みたいな話になり、じゃあ飛空艇パスあげるから他の国を見てこいというところで、とりあえずメインクエストの目標到達。皆が手を振って見送ってくれるシーンは、メイン男のとき以来で懐かしかった。
リムサの指導者メルウィブ提督に褒められた。
視察一個目が運良くグリダニアだった。カヌエさん(グリダニア女王みたいな人)との会合をそそくさと切り上げ、徒歩でベントブランチへ行った。もうレベルは16になっている。ラベンダーベッド解放クエストを受け、捜査開始。
だが、それっぽいFCハウスはなかった。ウサ子活動中、時々プレイヤーサーチしてみたのだが、一度も引っ掛からなかった。僕の中では、マイデイーさん実はFF14やってないんじゃね説まで出ている。まあ、僕みたいなのが押し寄せるから、密かに別のサーバーに引っ越したのかも。それともサーチ避けみたいなコマンドでもあるのか。
その後、公式のユーザー情報サイト「Loadstone」で調べたら、マイディーさんはグングニルにいたが、FCハウスの所在地はシロガネになっていた。シロガネに行けるまで進めるのは無理だ。レベルでいえば65くらいか? でもまあ、本来かったるいサードキャラにしては、楽しみながらそこそこ進められたので良しとしよう。
はるばるラベンダーベッドまで旅してきたのに、目的のFCハウスは移転していた。