フィット3 RSにはアイドリングストップ機構が付いている。一応スポーツモデルのはずだが、時代の流れには逆らえない。実際、アイドリングストップを使うと、明らかに燃費が良化する。
しかし、アイドリングストップしたくない場合もある。たとえば、右折するために交差点の中で待つとき。指示信号がない場合は、対向車線の流れが途切れた隙に、とっさに加速しないとならない。その時エンジン再始動なんてやっていたら危険だ。曲がった先の横断歩道に、突然走ってきた歩行者がいたりすると、またブレーキだ。その時エンジンが止まると、これまた厄介だ。
狭い路地裏を通過するときもアイドリングストップしたくない。信号のない交差点で一時停止するたびにエンジンを止めていたら、後ろから迫る軽トラやスクーターにどやされる。そういうところの軽トラは妙に速いのが多い。
そんなわけで、僕は右折する際は、事前にアイドリングストップ禁止ボタンを押しておく。右折し終わったら禁止ボタンを押してアイドリングストップをオンに戻す。路地裏に入る時も同様だ。始終ボタン操作をしていて、オートマなのに結構忙しい。
フィット3 RSのアイドリングストップ禁止ボタンは、シフトレバーの右前にある。押して禁止にすると、黄色いランプが点灯する。もう一度押すとアイドリングストップONになり、ランプは消える。
このボタンは、ちょっと離れているので、押すにはステアリングから離した左手を伸ばさないとならない。しかも、視線をちらっとボタンに向けないと位置が分からない。手探りで押せないくらいの距離があるのだ。
上がランプ点灯で、下が消灯。運転手からはこの距離感。いちいちこれを確認しているのだ。
言うまでもなく、この「一瞬視線を前方から外して左下を見る」のは危険だ。
問題はまだある。右折後にボタンを押し忘れたり、まだ路地から出ていなくて禁止状態が続いているとき、今禁止状態かどうかを確認するためにも視線を移動しなくてはならない。禁止ボタンには、押すと凹んで、再度押すと戻るなどの触って分かる仕組みはない。オフとオンの押した感触も同じ。視線を下げてランプが点灯してるかどうかで判断するしかない。
試乗記には書き忘れたが、新型ステップワゴンはフィットよりも難しい位置に禁止ボタンがある。ステアリングの左奥にあって、押すには左から手を回さないとならない。フィットと同じランプ式で、点灯してるかどうかは、首を左に曲げないと見えない。
アイドリングストップ禁止ができるだけまだいいが、現状の位置では危ないので、ボタンをステアリングに移すか、インジケーターをメーター内に設けるかして欲しかった。次に買い換えるときまでには、どうにかなっていて欲しい。
アイドリングストップしているかどうかのインジケーターはメーター内にあるのだが……。
ちなみに、視線を外したくない時は、Sモードに入れるという手もある。Sモードに入れながら右折レーンに入り、曲がり切ったらDモードに戻す。シフトレバーをそれっぽく動かすので、なんかマニュアル車っぽい気分になるという利点もある。
しかし、アイドリングストップしたくない場合もある。たとえば、右折するために交差点の中で待つとき。指示信号がない場合は、対向車線の流れが途切れた隙に、とっさに加速しないとならない。その時エンジン再始動なんてやっていたら危険だ。曲がった先の横断歩道に、突然走ってきた歩行者がいたりすると、またブレーキだ。その時エンジンが止まると、これまた厄介だ。
狭い路地裏を通過するときもアイドリングストップしたくない。信号のない交差点で一時停止するたびにエンジンを止めていたら、後ろから迫る軽トラやスクーターにどやされる。そういうところの軽トラは妙に速いのが多い。
そんなわけで、僕は右折する際は、事前にアイドリングストップ禁止ボタンを押しておく。右折し終わったら禁止ボタンを押してアイドリングストップをオンに戻す。路地裏に入る時も同様だ。始終ボタン操作をしていて、オートマなのに結構忙しい。
フィット3 RSのアイドリングストップ禁止ボタンは、シフトレバーの右前にある。押して禁止にすると、黄色いランプが点灯する。もう一度押すとアイドリングストップONになり、ランプは消える。
このボタンは、ちょっと離れているので、押すにはステアリングから離した左手を伸ばさないとならない。しかも、視線をちらっとボタンに向けないと位置が分からない。手探りで押せないくらいの距離があるのだ。
上がランプ点灯で、下が消灯。運転手からはこの距離感。いちいちこれを確認しているのだ。
言うまでもなく、この「一瞬視線を前方から外して左下を見る」のは危険だ。
問題はまだある。右折後にボタンを押し忘れたり、まだ路地から出ていなくて禁止状態が続いているとき、今禁止状態かどうかを確認するためにも視線を移動しなくてはならない。禁止ボタンには、押すと凹んで、再度押すと戻るなどの触って分かる仕組みはない。オフとオンの押した感触も同じ。視線を下げてランプが点灯してるかどうかで判断するしかない。
試乗記には書き忘れたが、新型ステップワゴンはフィットよりも難しい位置に禁止ボタンがある。ステアリングの左奥にあって、押すには左から手を回さないとならない。フィットと同じランプ式で、点灯してるかどうかは、首を左に曲げないと見えない。
アイドリングストップ禁止ができるだけまだいいが、現状の位置では危ないので、ボタンをステアリングに移すか、インジケーターをメーター内に設けるかして欲しかった。次に買い換えるときまでには、どうにかなっていて欲しい。
アイドリングストップしているかどうかのインジケーターはメーター内にあるのだが……。
ちなみに、視線を外したくない時は、Sモードに入れるという手もある。Sモードに入れながら右折レーンに入り、曲がり切ったらDモードに戻す。シフトレバーをそれっぽく動かすので、なんかマニュアル車っぽい気分になるという利点もある。