オプションでドアバイザーを付けた。右斜め前の視界悪化はこんな感じ
オプションでドアバイザーを付けた。右斜め前の視界悪化はこんな感じ
運転席からの眺め
こいつのシートアレンジならもっとやれそうだけど、とりあえずこの状態で穴を埋めれば寝れるかと
初日のデータ。翌日さらに30キロほど走ってトータル燃費は18.9km/Lだった
うちのヴェゼルに載せてるナビが古くなってきた。地図更新は4年ほど前にやってるのだが、最近行動範囲に新しい道が増えて、地図にない道を走ることが増えてきた。
今乗っているホンダ・ヴェゼルは今年の春に1回目の車検を受けた。うちのクルマは代々2回目の車検を通れない宿命にある。5年乗らずに買い替えているのである。
となると、次の買い替えは1年後くらいになるのだが、今クルマは供給難というか納車が遅い。今回取り上げるフィットRSガソリンの場合、今注文しても納車は来年10月ごろらしい。この納車遅れが続き、いつも通り4年半くらいで乗り換えるのなら、もう考え始めなくてはならない。
しかし、フィット4のビッグマイナーチェンジで追加されたRS、次期マイカーの大本命RSには、文句を付けたくなる点が多々ある。というか、ガソリンはこの内容だとほぼ買えないと思った。
致命的なのはパドルシフトがないこと。これだけで、もうRSを買う意味がないが、さらにRS e:HEVにはあるフロントの強化スタビライザーとリニアスタビブッシュがない。エンジンがHOMEとかと同じなので、もう見た目だけである。
足回りについては、e:HEVより100kgも軽いので、スタビライザーを同じにすると硬すぎるということらしいが、サスも大して違わないとなると、他のガソリンモデルと何が違うのという話である。僕は実際フィット3 RSガソリンに乗っていたわけだが、あれもエンジンは他のガソリンモデルと同じだった。もしあれにパドルシフトがなかったらと考えると、多分買ってないんじゃないかと思う。
おそらくもうホンダはガソリン車を作る気がない。少なくともやる気を感じない。シビック・タイプRのガソリンが凄いと言われているが、伝統の灯を消さないために仕方なくやってる感がある。時代に取り残されそうな伝統芸能が、後継者を必死に探して継がせようとしているような感じ。ハイブリッドもガソリンエンジンは載せるわけで、タイプRくらいは作っておかないとガソリンエンジンの高い技術が失われる、と思っているのではないか。
というわけで、今回のRSガソリンには失望し、僕の中の本田技研株は大暴落しているのだが、同時に、さすがにウチもハイブリッドに移行する時が来ているのかなとも思う。うちの奥さんはフィット系に飽きてて、「またフィット!?」とか言うだろうから、ハイブリッドで違いをアピールするほうがいいんじゃないかとか。
RS e:HEVの減速セレクターには大して惹かれないのだが、モーター駆動にはギアチェンジがないし、しょうがないよね。シビックのe:HEVは結構面白いという話なので、その技術が入ってるならフィットRS e:HEVもいいのかもなと。
で、久々にセルフ見積もりを取ってみた。ナビなしが選べないのが気に食わない。ガソリン、ハイブリッドの問題以前に、それだけでもう買う気が萎える。インターナビのフローティングカー情報は便利だと思うけど、車両と連携する機能は一切不要。連携って言ったって、ナビ側の情報の一部がクルマ側のメーターに表示されたり、クルマ側の情報がナビ側にちょっと出るだけだからね。エアコンの設定をナビの画面で見たいとか絶対思わん。
e:HEVの見積。ナビはしょうがないから安いほうを選択。オプションは例によってフロアカーペットだけ。ヴェゼルの下取りを合わせたら、200万切るかどうかだな。
絶対買わないけどガソリンRSの見積。
ガソリンRSについて、ターボがないと失望している層がいて、シビックとの差別化のためか、なんて言ってるのだが、それはないと思うぞ。シビックベースのストリームRSZに乗っていた経験から言うと、フィットの小さくて軽い車体にあのターボエンジンを積んだらバランスおかしくなるわ。シャシーの強化、サスのさらなる強化はもちろん、タイヤ太くしなきゃならん。ボディの許容力みたいなのが全然違うんだよねフィット系とシビック系では。