もう月末だが気にせず今月のギア「SURREALIST SNAPPAK」のレビュー。
公式のパックの説明は簡素だ。「Combination Photography」
Frederickレンズのスタイルは「Cool Tones」。パーフェクトで微妙な色調でコンビネーションプリントを拡張する英国製のレンズらしい。
Combo 2Xフィルムのスタイルは「Combination Printing」。はい2回目。どんな画像でもシュールリアルな品質を加えてコンビネーションプリントしてくれるらしい。
このギアセットで撮ると、円形またはひし形に木や鳥のシルエットが加わった透過部分ができ、そこをくり抜いた写真になる。透過しなかった部分も少し透過していて、だいたいは黄金のシェードみたいなのがかかる。
印刷すると、たしかにお洒落なアートになりそうだが、そういう使い方が公式の作例で示されたのが例によってかなり後で、僕が購入した時にはまだなかった。どんなギアなのか説明がない状態で「検索」から購入し、撮ってみて「なんじゃこりゃ」となり、放置。記事のアップが大幅に遅れることとなった。
僕は基本的にこういうギアが嫌いなので、このセットの組み合わせは使わないと思うけど、Frederickレンズは結構いいかも。コントラストちょい増加、やや青紫寄りにシフト。白いところがより白く飛び気味になるのが難点だが、フィルムを普通のにすれば使い道がありそう。
Combo 2Xフィルムはくり抜き効果のほうで、まあ二度と使わないと思う。
作例は全部このセットの組み合わせ。
白い塀と地面に並んだ植木鉢で中央が開いたミニマムな絵を狙ったら、あれっ?って感じ。
中央に被写体を置いたらダメなギアだった。
画面をくまなく埋めるような被写体の方がいいらしい。
ルビーウエポンの続き。今回はパーティーで戦うハードな討滅戦がないとのことで、気楽に挑んで大変な目に遭った。
ガイウスの元部下たち?の帝国軍ウエポンチームを討つため、海を越えてウェルリト地方?へ急襲をかけることになった。この作戦に、サブ子は帝国のアルテマウォリアーをガーロンド・アイアンワークスが魔改造した「Gウォリアー」に搭乗して参加する。
僕はガンダムに詳しくない。ファーストとZと逆シャアしか見てない。エヴァは全部見た…はず。その程度の知識で書いていると思って読んでいただきたい。
Gウォーリアーはネーミング的にGアーマーっぽいが、外観は新生編のラスボス、アルテマウエポンだ。背面のゴツい飛行システムがくねくねした発光チューブで、「飛空艇の技術を応用した」ようにはとても見えない。カラーリングはシドの好みだと思われるマットホワイトにライトブルー。兵装は、あんまり強くないビーム砲的なのと、コンボ攻撃可能なビームサーベル他。コクピットがZガンダムみたいな全天周タイプで、通信するときに別窓が開いて顔が見えるところもそれっぽい。飛空艇に吊り下げられて海を渡るシーンは、エヴァ参号機を彷彿とさせて不吉だった。
ドヤるCEO
これが非常に難しかった。Gウォリアーは基本的に遅い。イライラするほど遅い。機敏に動きたいときはブーストモードを使うのだが、使いすぎるとHPが減る。敵の範囲攻撃が避けられないときはバリアモードに切り替えてしのぐ。だがバリアモードを使うとEP(MPみたいなもん)が減り続ける。なるほど、この二つのモードをうまく使いながら、接近してサーベルのコンボを叩き込めばいいんでしょ、と思いきや。
突然海中に消えるサファイアウエポン。突然浮上してきて大ダメージを食らう。なんか全範囲攻撃の白い光を浴びてダメージ。機動機雷みたいなのがたくさん出てきて自爆してくる。あっという間にHPが半減。ほぼ常にHPは4割前後。サーヴァントとかいう手下が登場。「これを倒さないと本体が無敵のまま」というFF14ではよくあるDPSチェック的なギミック。それをモタモタと攻撃していると唐突に敗北。
こういうバトルは一度敗北すると難易度を下げられるようになった。躊躇せずVery Easyにした。それでも結構ぎりぎりだった。敵に即死技っぽいのがあるので、Very EasyでHPを増やしてもらってもあまり楽にならない。
勝利後、サファイアウエポンは未完成なのに無理に出撃してきてた、だから我々は勝てたのかもという話になってムッとするサブ子。はいはい、どうせ未完成品にVeryEasyでギリでしたよ。でも、勝って占領したターンクリフが、現実にもありそうな地中海風のきれいな町で、気分は悪くなかった。今後はいつでも来られるみたいだし。
ウェルリト急襲作戦参加者で記念撮影
■紅蓮祭
今年も夏の紅蓮祭が開催された。昨年は苦手なアスレチックで途中で嫌になったが、今回はクリア判定に頭を悩ませることになった。
FFシリーズ伝統のリゾート、コスタ・デル・ソルのF.A.T.E.(オープンな多人数バトル)に参加する。今年のは巨大なサメを人工の巨大ボムで撃退するというものだった。戦うのはボムで、我々は2種類のダンスでボムを支援する。このダンスはハワイのフラダンスそのもので、クリアすればエモートとしてもらえる。F.A.T.E.ではこのエモートを2つに分けてアクションする。
初日なので人が多い。人が多すぎてボムが一気に成長するため、成長させる第一の踊りのボタンを押しても受け付けてもらえない。大きくなったボムを維持する第二の踊りをしてたら勝利。紅蓮祭実行委員のところに行ったら、クリアのレ点マークが出てない。おかしい。そういえばF.A.T.E.のクリア表示が出ず、報酬をもらえてなかった。ジョブを変えたり、わざとダメージを食らってみたりしてもだめ。「JOIN」は受け付けてるし、レベルシンクもしているので参加判定はされてるはずだが、どうしてもクリアにならない。時間が無くなってきた。メイン子に交代。
サメとボムの戦いを高みの見物。新生エリアも飛べるようになった。
中の人としては二度目なので、踊りを習うシーンとかは飛ばしたいところだが、ヒントがあるかもしれないのでメイン子もちゃんと見た。ダメな原因はわからなかったが、第1の踊りも大事なんだなと思った。F.A.T.E.の最初から参戦し、ボムの状態メーターが時々下がることを発見。そのときに第1の踊りを叩き込んだらクリア扱いになった。なるほど。だが、メイン子の活動が終わるまでサブ子はインできない。
皆ログアウトしたころ、メイン子もログアウトしてサブ子の出番。大急ぎで踊ってフラダンスのエモート「フレイムダンス」と、夏のフラダンサー的おしゃれ装備をもらった。昨年の法被とハチマキはいまいちだったが、今年のはセクシー涼しげでいい。こういうのは男子に着せても楽しくないわけで、サブ子はもちろん、メインも女子で本当に良かったと思った。
■結局装備はどうなったのか
漆黒のヴィランズでの拡張後、一般人向けの装備でクラフターで作れる奴=マケボで買えるやつは、ミーン装備(IL450)→ネオイシュガルディアン装備(IL480)とパワーアップしてきた。トークンでもらうやつは、ディープシャドウ装備(IL460)→クリスタリウム装備(IL490)だ。ミーン装備はIL460に強化でき、ディープシャドウ装備もIL470に強化できた。クリスタリウム装備もIL500に強化できたが、そのためにはエデンの零式でもらえるアイテムが必要だった(=一般向けではない)。
僕の読みでは、パッチ5.3でクリスタリウム装備の強化条件が緩和されるはずだった。しかし実際には、防具とアクセサリーは緩和されたが、武器は緩和されなかった。FFXIV Wikiなどには武器もタチノ・サレタの古銭で強化できるようなことが書いてあるが、僕がユールモアのNPCを片端から質問責めした限りでは、武器はできない。
トークンの青いアイコンの装備がそんな状態だからか、期待されたクラフター産の新式装備、予想IL510のやつ、は出なかった。ネオイシュガルディアンをIL490に強化するのは解放されたが、そちらは1つ古いトークン幻想が必要になった。
機工士のクリスタリウム装備は、防具だけ毎週タチノとサレタに通って強化、白魔道士のネオイシュガルディアン装備はコツコツ幻想をためて強化、クリスタリウム武器の強化はあきらめて、パッチ5.35?のセイブザクイーンの続きでもっと強いのを作成、なのかなあ。
バラバラな装備を召喚士80AFでミラプリしている
Gウォリアーの肩に乗ってみた。
■パッチ5.3前の準備など
ウサ子がアウラ・レン女子になったり、メイン子がヴィエラになったりしてバタバタする中、サブ子は召喚士/学者のレベル上げに勤しんでいた。例によって毎日イル・メグでピクシー族のデイリークエストをやり、ヒーラーの練習も兼ねて学者でフェイスを率いてホルミンスター、ドォーヌ・メグ、グルグ火山と進撃していった。さらに、ナッツクランのデイリーモブハントも上級だけやりだした。毎日変わる指定モンスターを指定数倒すというものだ。
クリスタリウムのモブハントでは、モブハントの戦利品という通貨?をもらえる。ちょっと前の最強装備、ディープシャドウ装備の強化素材が、この通貨と交換だった。パッチ5.3でクリスタリウム装備の強化素材が出た場合、この通貨と交換になる可能性がある。ので、経験値稼ぎも兼ねてモブハントを再開したのだった。上級だけなのは、もらえる通貨の数が上級だけ段違いに多いから。初級と中級までやると手間がかかるわりに、もらえる通貨はそんなに増えない。
召喚士/学者がレベル78になったころ、漆黒のロールクエストを開始。紅蓮までのジョブクエストと違い、クリアしないとスキルを覚えないということはなく、無理にやる必要もないのだが、話の内容が結構いい(メインはクリアしているので知ってる)のと、AF装備をもらうためにやることにした。
レベル70用のスカエウァ装備で70代を凌いだ。
というのも、ここへきて装備が集まらなかったのである。召喚士がカンストする前に、機工士でフェイスを率いてアニドラス・アナムネーシスを周回し、トークン奇譚とアナムネーシス・キャスター装備(IL455)を集める計画だったのだが、キャスター装備がほとんど出なかったのである。78までずっと70~のスカエウァキャスター装備でしのいできたのだが、80になるとそうもいかない。学者は白魔導士の新式装備(ネオイシュガルディアン装備)が使えるので武器だけ買えばいいのだが、召喚士はこのままだと80IDに投入できない。
遠隔魔法DPSのロールクエストは、「虚ろ」から出てきた少年を助けつつ、彼を救い出そうとして罪喰いになってしまった魔導士を成仏させるというもの。装備がやばいので不安だったが、最後の決戦も一発でクリアできた。メインは赤魔導士でやって苦戦したので、やはり召王は火力が大きいのかもしれない。
猛暑日のアムアレーンでロールクエストの少年と弓使いと反省会。
カンストし、ロールクエストをクリアしたので、召喚士AFをゲットした。ワーグ(IL445)とアナムネーシスのIDドロップ品がまだらになっている装備群をAFでミラプリして見た目を統一した。肝心の胴だけAF以上のがなく、AFは弱いので仕方なく新式を買ってAFでミラプリした。学者の80AFは50、60のが超絶ダサかったので貰ってない。邪魔になるし。
■まずはYoRHa
8月11日、ついにパッチ5.3が来た。漆黒のメインストーリーが完結するため、メインクエストは長時間かかると予告されていた。メインクエストは一人でやるものなので(実は違った)、まずはヨルハ・ダークアポカリプスの新レイドダンジョンをやることにした。「人形タチノ軍事基地」通称「タチノ」だ。
前回の「複製サレタ工場廃墟」通称「サレタ」でもらえた機械の古銭は、ディープシャドウ装備の強化素材と交換できたので、タチノではクリスタリウム装備の強化素材と交換するアイテムが出ると予想された。それはやらざるを得ない。また、パッチ直後はまだみんな未経験なので、死にまくっても目立たない。参加しやすいのだ。
とはいえ、メイン子が先。初日のパッチ後すぐに入り、全員初見で大苦戦した。1ボスだけで全員が6~7回死に、3回くらい全滅した。ギミックが分からないと誰でもこうなのか、これは時間切れになるかもと思った。それでも全滅しながら一つ一つ突破していき、なんとか時間内にクリア。死にすぎて装備の耐久度が32%くらいまで減っていた。
メイン子はその後朝までかかってメインクエストをクリア。最後に8人の討滅戦があり、深夜3時すぎに挑戦したのにまだ人が多くてすぐシャキったという、FF11時代を思い出すタフな夜だった。
サブ子は二日目にタチノ挑戦(ジョブは機工士)。死にまくっても装備が壊れないように、普段は面倒でやらない自力修理を行い、耐久度を限界まで上げて挑んだ。早くも攻略サイトに情報が上がっており、メインでは結局分からなかったギミックの処理方法が分かり、多少楽に進められた。
1ボスは扇形の重なりを見て安全地帯を探す。分からなかったら分かっていそうな人の真似をする。メイン子のときはここで皆ゴミのようにガンガン死んでいったが、サブ子のときは予習してきたメンバーが多くて最小限の被害で済んだ。
2ボスは舞台が暗く、敵が3機もいて大混戦。よくわからないままにクリア。3ボスは外周に登場するポッドの間隔が広いところは、外周に張り付けばOKということを、メイン子で何度も全滅しているうちに僕は見切っていた(僕は後発組でこういう発見がFF14ではあまりなかったので嬉しかった)。広いところが間に合う範囲になくて狭いところになってしまい、死んだりしたが、やはり初日より情報が回っているので上手い人は上手い。サブ子が攻撃よりも死なないことを心掛けつつ何度か死んでいるうちにクリアしていた。
4ボスの前の通路はリズムゲーもどきだった。前から音符が迫ってくるタイプのやつ。ピンク色の玉(通称イクラ)が前方から迫ってきて、我々が走っている車線に順に範囲攻撃のゾーンが表示された。どちらか片方なら避けられるが、同時に二つは難しい。
4ボスは少女のマネキンが大量に集まってできた球、さらにそれが変形した巨大マネキン。「シン・ゴジラ」のラストシーン、あるいは「夏エヴァ」の巨大綾波レイを彷彿とさせる。どちらも庵野秀明だ。ここは光の触手みたいなのがもやもやしたらボスの足元が安全地帯ということが分かった。それ以外のギミックは未熟な僕には謎で、ただただ必死に逃げまどっていた。
ラスボスは無数の少女マネキンを集めて丸めた球だった。
■漆黒メインクエストを完走(ネタバレあり)
第一世界の「光の戦士」と最終的な決着がついた。歴代FFシリーズをはじめ、世界を救うために戦った無数の英雄たちの亡霊みたいなものが最終的な敵だった・・・のだと思うが、解釈が間違っているような気もする。フェイスと行ける新ID「漆黒決戦ノルヴラント」をクリアしたら終わりかと思いきや、巨大な光の戦士の討滅戦が最後に控えていた。メインのときは全員初見で壊滅。うわ、ここまできてリスタートかとうんざりしたけど、再挑戦は短めで終わった。どうやら前半と後半に分かれてる模様。
という経験を持ってサブ子も挑戦。全員初見だが、サブ子は中の人が二度目だ。停止と再生マークのギミックもきちんと予習し、まずまず少ない死亡回数でクリアした。
長い後日談を見終わり、サンクレッドやヤ・シュトラさん以下暁メンが原初世界へ復帰。水晶公も過去の自身との融合がうまくいったらしい。誰かを救うために時を超えて年齢を重ね、その記憶を持って元の若い姿に戻るというのは、ちょっとシュタインズ・ゲート風味だと思った。
なかば水晶化している水晶公。
そしてグ・ラハ君が暁に加入し、フェイス幻体として使えるようになった。ジョブがオールラウンダー、レベルがすでに80なのが、有難いような楽しすぎなような。何度か書いてるが、サブ子のフェイス幻体はサンクレッドとリーンとウリエンジェだけが80で、他はまだ75くらい。DPSが一人しかいないのでサブ子がDPSをやらないと80IDに行けないという問題があり、少しずつヤ・シュトラさんとアリゼーを育てていたのだった。それがグ・ラハ君のおかげで簡単に解決した。彼が足りないところをやってくれるので、これ以上フェイスを育てる必要がなくなってしまった。後発や新規のための措置かもしれないが、いずれは全員をカンストしないとならないだろうなと腹をくくっていたので、肩透かしである。ちなみにグ・ラハ君はDPSだと黒魔導士、ヒーラーだと白魔導士になることを確認した。
■ドワーフ蛮族デイリークエスト
クラフター向けのドワーフ蛮族デイリークエストが始まった。ドワーフというのは非常に小柄で、いつもマスク付き兜をかぶっていて顔が分からないが、愛嬌のある連中である。そいつらの戦車開発を手伝うといううストーリー。作業は非常に簡単で、70以上までクラフターをやってる人なら、まず失敗しない。かつ経験値も多い。僕はメイン・サブ子ともに、このクエストのために、あえて3ジョブほどをカンストさせずに待っていた。せっかくだからレベル上げにも使いたいからね。楽だし。
名前の通り、一日にこなせるクエスト数が限られているので(3つ)、初日からさぼれない。初日から毎日欠かさず参加していると、皆と進行状態がそろって、皆と同じ日に区切りのクエストが発生するから。クエストNPCに、たくさんのプレイヤーが殺到してのお祭り騒ぎに参加できる。ソロでやるものなので、そうしなきゃいけないってこともないんだけど。
長くなったので今日はこの辺で。多分、すぐ続きます。
ドワーフたちと愉快な開発会議ラリ。
ネルフの司令部みたい。わーい。
本当の光の戦士を退治したよ。
リーンともお別れ。いい子だったなあ。サブ子はいつでも来られるけど。
「俺の英雄…デュフフ」