河口湖の「もみじ回廊」は、それほど長いものではありません。っていうか意外と短い。
あっという間に終点に着いてしまいました。反対側の道に回って帰ろうかとした時、何やら燃えるように赤いものが見えるじゃないですか
なんだ、なんだ、アレはなんだ 吸い寄せられるように、その真っ赤なポイントに近づいてみると。。。
真っ赤なモミジでした場所は、久保田一竹美術館の横
モミジの影がレースの縁取りのようでしょ
赤い縁取りのモミジ。ちょっと変わっていますね。黒い点のように見えるのは、てんとう虫です
実は、ここで事件が
てんとう虫が意外と多くいましてね、けっこうブンブン飛んでいたのですよ。
その中に、ふとどき者のてんとう虫がいましてね、あろうことか私の胸元へ
あっ、ヤダヤダって払おうと思ったら、なんとなんとそのてんとう虫 どんどん私の胸の中に
襟元を広げて摘み取ろうと頑張ったんだけど、てんとう虫はスルスルと私の胸の谷間を滑り落ち、お腹の方へ
胸の谷間と云いましたが、私のオッパイは遺跡状態ですのでね、一時はsUnさんの方がグラマーだったくらいです。
マンモグラフィーの技師さんには「男性も検査されるので大丈夫ですよ」って、何が大丈夫ナンダヨーって言葉をかけられる私です。
確実にお腹の方へ落ちて行ったのは見えたのですが、シャツの裾を出してパフパフしてみたのですが、てんとう虫が出てきません。
「あのてんとう虫、どこへ行ったんでしょうね~」
久保田一竹さんといえば、「一竹辻が花」という技法で素晴らしいお着物を作られている方です。
その方の美術館なので、興味津々だったのですが、時間があまりなかったので、訪問は次回のお楽しみになってしまいました。
湖畔に戻ると、桜の紅葉が見事でした。
春になると、どれだけ見事な桜並木になるんだろうって、しばし妄想
ところで、桜の開花には、この葉っぱがとっても重要だって知っていましたか?
実は、よく見ると既に桜の花の芽が出ていたのですよ
サクラは花芽を作ると「葉で休眠ホルモンを作り休眠し」、一定の寒さに置かれることによって花の蕾が休眠打破の状態になり、その後暖かくなり始めると開花を迎えるそうです。
ところが秋に何らかの影響で葉がなくなった場合は、休眠ホルモンが足りず、寒い日の後ポカポカの小春日和になると花が咲いてしまうそうなんですよ。
今年、東北地方のサクラが津波の影響で葉っぱが秋を待たずに落葉してしまって、そのせいか沢山の狂い咲きが見られたそうです。
そのニュースを伝える時に、そのようなことを説明されていましたよ。
何気なく当たり前のようにみていたことにも、ちゃんと意味があるんだなぁ~って思いました。
お月様が出てきました。
雲も出てきました。
もう少し遊んでいたかったけど、陽が暮れぬうちに次のポイントへ急ぎます。
次は、大池公園のイチョウですよ