Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

朝日杯FSの回顧(まとめ)

2009-12-20 23:23:27 | 競馬
ローズキングダムがバラ一族、悲願のG1制覇!!

道中、中段につけて、4コーナー付近で前にいたエイシンアポロンが前に進出するあとを
追走して上がっていき、手応えで優るローズキングダムが、直線であっさり
エイシンアポロンを交わし、1馬身1/4差の快勝。

勝ちタイムは1.34.0。
10Rの準オープンのそれが1.33.2。
レースの流れは1000mの通過はほとんど変わらず、朝日杯の方が、先行勢が
早めにバテて800~1200mのラップが遅くなった分の差ぐらい。
上がり2Fは同じでもあるし、タイムとしても及第点以上の評価はできる。

レースぶりも文句ないし、このレースやこれまでのローズキングダムのレースぶりからして、
このメンバーとは既に勝負付けが済んだ印象が強い。
超エリートともいえる馬で、無敗で2歳王者になったのだから、春のクラシックを
華やかに盛り上げる存在となった。

ローズキングダム自身はこれからはクラシックロードを進むので、
マイルは当面は使わないと思うし、逆にこのレースの他馬はマイル以下の適正馬が多いので、
そもそも顔を合わすこともなくなるかもしれないが、ローズキングダムの今後のライバルは
このレースにはいないだろう。

強いてあげれば2着のエイシンアポロンが多少なりともチャンスがあるかどうか。
ただ、むしろ、エイシンアポロンはある意味、現世代の基準馬なのかもしれない。
エイシンアポロンに勝てなければ、クラシックには通用しない。
逆に勝てば視界が開けてくるみたいな。。。

東京スポーツ杯でローズキングダムと接線を演じたトーセンファントムは今回、失速。
故障かな?

ローズキングダム以上の期待もあったリルダヴァル、リディルは既に戦線離脱。
ローズキングダムのライバルがいないと盛り上がりも寂しくなるので、
あとはライバルの出現に期待したい。

現在、その筆頭格はヴィクトワールピサだと思う。
来週のラジオNIKKEI杯に出走予定のはず。
このレースは出世レースでもあるし、ヴィクトワールピサ以外も含めて要注目でしょう。


まとめ
連対馬の傾向
イチオシのローズキングダムが1着。
3番手評価のエイシンアポロンが2着。
傾向どおりと言える。

3着馬の傾向
ダイワバーバリアンは前走距離で落ちてしまった。。。
データ的には1400mまではOKにするって事かな?

オッズバランス
ローズキングダムは予想通りの1番人気。
これは当然で、結果も残した。
エイシンアポロンは3番人気、もしかしたら4番人気も・・・とも思ったが、
2番人気有力のトーセンファントムが8枠に入った事もあったのだと思うが、
押し出された形の2番人気に。
オッズバランス的には微妙な立場だったが、これも結果的には2着で結果を残した。
トーセンファントムは8枠は不利は不利で、それがオッズにも・・・って感じ。
8枠以外に、そもそも故障?したようなコメントを内田が出しているので、
枠順だけの問題でもないかもしれないが・・・

キングレオポルドは上位人気では1番オッズバランスが良くないとした馬で、
結果も惨敗に終わった。
如何にも危なそうな馬だったので。

3着のダイワバーバリアンは距離面などで微妙な立場で離れた5番人気からの巻き返し。
レベルが高いと思われるデイリー杯4着は伊達ではなかったと言う事か。

調教編
連対馬とも調教の良かった馬。
調教が良かった馬と強い馬はイコールではないが、調教過程は重要だと思っているので。
今回は結果も伴った。

展望まとめ
1枠有利、7,8枠圧倒的に降り・・・などもひっくるめて、
2-5-6-8-12を推奨。

馬連は的中。
しかし、5.9倍じゃぁ・・・
3連単は1番人気が勝てない傾向を重視しての組み合わせを選択。
しかし、ローズキングダムがあっさりの1着でハズレ。
上位3頭とも拾えていたのに、よりによって・・・って感じの結果。。。


という事で自分の馬券は、一応、馬連、3連複、3連単とも的中。
でも一番本線のエイシンアポロン1着の3連単が外れてしまって僅差勝ち。

終わってみれば、素直にローズキングダムで良かったという結果に。
でも、それなりの高配当を意識している予想しているわけだから、仕方がないか。。。

バルサ待望の世界一!!

2009-12-20 14:27:51 | サッカー
バルサ、執念の逆転で初の世界一のタイトル獲得。
名実ともに現在の世界一になったといえよう。

1点リードされて迎えた後半44分、ペドロの執念の同点ゴール。
勝利目前で追いつかれたエストゥディアンテスは痛恨。
ダメージは大きく、実質、この時点でバルサの勝利は決定的。

延長戦後半、イマイチ機能していなかったメッシが決勝ゴール!!
決めるところはしっかり決める。
さすが!!

バルサはイニエスタの欠場は相当に痛い。
そんな感じ。
パス展開がイマイチな感じ。
またイブラヒモビッチのあたりもイマイチで、調子が良ければ決めていた
シュートもいくつかあったと思う。
そしてメッシも本来のものではなかったし、相手の守備も良かったのかもしれないが、
バルサとしては予想以上の苦戦だった。
そんな中での勝利。
底力以外に、運、執念がバルサの方が上だったのかもしれない。


最後に。
解説陣のパスがチョット通ると「ありえない!!」、「すごい!!」の連発の
はしゃいだ解説は情けなさ過ぎる。
確かにすごいものもあるけど、世界レベルなら当たり前のものもある。
見ているこっちとしては、「どこが?ふつうでしょ?」と思うものが殆んど。
日本代表やJリーグの試合ならそうかもしれないが・・・
勘弁してほしい解説だった。


あと、世界の試合を見てみると日本とのレベルの違いは多々あるけど、
でもその根本は個人技、それも基本的な部分だと思う。

特にトラッピング。
ロングパスでも意図も簡単に足元に止めてしまうトラッピングの技術。
それに絡んで、サイドチェンジなどのロングパスの正確さ。
これにはキック力(ボールスピード)も絡む。
速いパスじゃなければカットされるので。
速いロングパスを通せることで、展開力が大きく広がる。
でも日本のサッカーでは、ほとんど出来ていないと思う。

日本人は個人技はあると言われるが、実は世界レベルでは、
まだまだ基本的な部分で技術が足りないと思う。

もちろん、できる選手もいるんだけど、Jリーグの選手なら、
みんなできるぐらいになってほしい。