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気まぐれ日記。

NHKマイルCの回顧(まとめ)

2017-05-08 20:49:50 | G1
アエロリットが実績のある得意の東京マイルで進化発揮。
完勝の内容だった。
前々走の同じ舞台のクイーンCの好内容。
桜花賞は馬場の影響や位置取りを含めて踏み遅れていての負け。
他の距離はともかくマイルならば今回のメンバーでは実力上位は明白でもあった。
それにしても、高速馬場に仕上がっていたレースで有ったにしても、
1.32.4の勝ちタイムは上出来で、このタイムとそれと先行して楽々抜け出す内容だから
文句なしのG1馬だろう。
このレースには出てこなかったダービー、オークス組にもマイル適正の高い馬は要るだろうし、
古馬との力関係の問題も秋には出てくるが、期待は持てるだけのものは見せてくれた。

2着リエノテソーロは大善戦。
13番人気を嘲笑うかのような激走だった。
表面の実績からすれば、人気が落ちるのは必然。
ただ、内容はよく見れば、前々走まではダート戦を含めて4連勝中。
今回出走していたタイムトリップにも勝っていた。
その辺を買われて前走は2番人気押された馬。
しかも権利取りに外枠から強気なレースをして最後に止まってしまった感じで、内容は悪くない4着だった。
そう考えれば、まだ底は見せていなかった。
そして何より、最終追切は個人的には1頭だけ際立ってよかった秀逸の内容。
可能性は十分秘めていたし、それを結果に繋げた形だが、驚く激走でもなかった。

3着ボンセルヴィーソは先行力に優れた馬で、朝日杯FSで3着もあった馬。
前走は馬場状態の影響もあったし、展開も遅かった妙なレースでの惨敗。
巻き返しは十分に考えられた馬。
それにしてもG1にしても1000m57.9での逃げ粘りだから、立派な内容だろう。

4,5着はレッドアンシェルとオールザゴーの後方組。
良い脚は使ってきているが、勝ち負けするには後ろ過ぎたという事だろう。
もちろん、前に行ったらもっと悪くなった場合もあり得るが...
今回の馬場では限界があったという事だろう。

カラクレナイは全く見せ場なく惨敗に終わった。
敗因は分かりずらいが、フィリーズレビューで激走の1着。
そして桜花賞での健闘の4着。
この2戦で走り過ぎてしまって消耗度が大きすぎたか左回り?
あとは元々桜花賞は善戦したが、その時、距離不安はあった馬で、
桜花賞は4着だが、道悪であったにしてもタイムは平凡で、
ある意味では距離適性を問われていない内容でもあったのかもしれない。
結局、高速の良馬場ではマイルの絶対スピードが足りなかったのかもしれない。


連対馬の傾向
イチオシのアエロリットが1着。
2着リエノテソーロは残せなかった。
着順ベースだと残しずらく、例外扱いでも良いと思うが....

(4)前走、NZT、桜花賞を除く1800m未満のOP戦出走。
  ただし、ファルコンS勝ち馬と1番人気1着馬は除く。

(4)前走、NZT、桜花賞を除く1800m未満のOP戦出走。
ただし、ファルコンS勝ち馬、1番人気1着馬、前々走までは無敗で前走がマイル以上で0.2秒差以内の馬は除く。

3着馬の傾向
ボンセルヴィーソは残った馬12頭のうちの1頭>だった。

オッズバランス編
モンドキャンノの3人気はさすがに過剰人気だっただろう。